- 著者
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土井 サチヨ
畠山 絹江
西村 美智代
- 出版者
- 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
- 雑誌
- 繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
- 巻号頁・発行日
- vol.15, no.9, pp.395-399, 1974
衣服設計においては身体寸法を基本として体型の3次元的な把握が必要であると考えた.第1報の18~22才 (ミス) に引き続き, 今回は25~65才 (ミセス) について, 計測値と体幹部形態との関連について追究し類型化を試みた.計測値において, 3年令群間に差がみられ, 胴部, 腹部, 腰部に特徴を示している.さらに, 20才との比較では顕著な差がみられる.<BR>横矢示数による形態区分は, 胸部はB・C, 胴部はC・B, 腹部・腰部はC・D・Bが多く, 高年令群になるに従ってDからAの方に移行している.<BR>個有値の4部位横矢示数の複合状態類別では, BCCC, BBCCが多く, CCDD, CCCC, CBCCの1頂に出現が少なくなり, 74組の組合せに出現がみられた.<BR>4部位の形態の差異が形態採取により確認することができた.