著者
道辻 洋平 志賀 亮介 須田 義大 林 世彬 牧島 信吾
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.851, pp.17-00068-17-00068, 2017 (Released:2017-07-25)
参考文献数
17

It is important for railway bogies to get compatibility between curving performance and running stability. Utilizing independently rotating wheels may be an effective solution. The EEF bogie proposed by Dr.Frederich in late 1980th shows good curving performance making use of the gravity restoring force generated by the tread gradient of independently rotating wheels. However, the bogie gives rise to a kind of hunting motion as the vehicle running velocity increases. In this paper, an effective modification of the EEF bogie which solves the hunting motion is mentioned. The solution is to incline both wheel-axles while adjusting the tread shape of each wheel. In this paper, the EEF bogie with inclined wheel-axles is firstly proposed and analytically evaluated by the MBD simulation. Since the newly proposed bogie has complicated structures, a precise modeling of the bogie is mentioned in detail. From the result of eigenvalue analysis, proposed bogie can dramatically improve the hunting stability as compared to the conventional EEF bogie. In addition, the proposed bogie has excellent curving performance in tight curve section equivalent to the conventional EEF bogie. As those results, it is possible to achieve both high speed hunting stability and curving performance utilizing the proposed bogie unit in the vehicle.
著者
間瀬 久雄 辻 洋 絹川 博之 川村 隆雄
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第46回, no.人工知能及び認知科学, pp.127-128, 1993-03-01

プログラム開発の効率向上の一方法である,かな漢字プログラミングの研究を進めている.これまでに,単語分かち書きのカナ文字列で記述可能なCOBOLプログラミング用簡易言語CORALを開発した.CORALは大型計算機VOSシリーズ上で稼動している.我々は,開発効率をさらに向上させるべく,より可続性に優れた非単語分かち書きかな漢字文による記述を検討し,形態素解析によってかな漢字プログラムを既存のCORALに変換するプリコンパイラのプロトタイプを開発した.これによりデバッグ効率が向上するほか,プログラムを仕様書として利用できる.なお,本プロトタイプにおけるかな漢字プログラムの構文は,従来のCORALの構文をほぼ継承している.本稿では,本プロトタイプの構成および機能について述べ,また,テストプログラムを用いた評価結果について考察する.
著者
辻 洋一郎
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
研究技術計画 (ISSN:09147020)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.17-28, 2012-09-20
参考文献数
31

特許情報は技術開発の直接の成果物として,技術開発のプロセスを分厚く記述するための有望な情報源となり得る。本稿では,インクジェットプリンタ開発の事例を対象に,出願された特許の内容分析を行う。その結果,特許情報を補強することで,既存文献から得られる技術開発のプロセスを鮮明に彫琢できることを示す。最後に特許分析の有用性と限界について議論し,併せて分析の結果得られた発見事実について考察する。
著者
吉田 聡 泉 正夫 辻 洋
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, no.8, pp.123-126, 2012-02-11

安価なデバイスであるKinectがどの程度の能力があるのか調査するため,歩行動作をしている人に対する人物判定を試みる.歩行動作を定義し,Kinectから得られる5人の情報を用いて歩行動作を表す特徴ベクトルを作成した.そして主成分分析を用いて特徴空間を構築した後,特徴空間での各クラスの重心からの距離と分散を用いてテストパターンの判定を行った.結果としてKinectは歩行動作をしている人物5人に対して判定した場合の適合率は約80%であることを示し,その結果と手法について考察した.
著者
間瀬 久雄 辻 洋 絹川 博之 川村 隆雄
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.127-128, 1993-03-01

プログラム開発の効率向上の一方法である,かな漢字プログラミングの研究を進めている.これまでに,単語分かち書きのカナ文字列で記述可能なCOBOLプログラミング用簡易言語CORALを開発した.CORALは大型計算機VOSシリーズ上で稼動している.我々は,開発効率をさらに向上させるべく,より可続性に優れた非単語分かち書きかな漢字文による記述を検討し,形態素解析によってかな漢字プログラムを既存のCORALに変換するプリコンパイラのプロトタイプを開発した.これによりデバッグ効率が向上するほか,プログラムを仕様書として利用できる.なお,本プロトタイプにおけるかな漢字プログラムの構文は,従来のCORALの構文をほぼ継承している.本稿では,本プロトタイプの構成および機能について述べ,また,テストプログラムを用いた評価結果について考察する.
著者
辻 洋 佐賀 亮介 金蔵 武史
出版者
社団法人日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会論文誌 (ISSN:13422618)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.342-346, 2003-12-15

This paper proposes the development of a software simulator that allows users to build a supply chain model and analyze the logistics issues behind the model. The simulator consists of five kinds of participants and an e-marketplace for the supply chain. Each participant is implemented as a distributed object such that it runs concurrently and has the following capacities and policies : (1) end customers, (2) intermediaries including manufacturers, (3) parts suppliers, (4) electronic payment service providers, and (5) transportation servers. The e-marketplace defines the trade protocol for the workflow management and transaction analysis. The SCM simulator visualizes goods flow, money flow and information flow. This paper discusses the background of the proposal, the goal of simulator, and milestone, and technical issues for development.