著者
吉田 薫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.812, pp.94-97, 2012-07-05

マイクロソフトの次期OSの姿が明らかになってきた。クライアントOS「Windows 8」、サーバーOS「Windows Server 2012」ともに、「メトロ」と呼ぶ新たなインタフェースを追加。Windows Server 2012向け管理ツール「サーバーマネージャー」では、リモートサーバーの管理も可能になった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.593, pp.22-25, 2004-02-09

銀行でATM(現金自動預け払い機)の障害が続発している。1月11日に合計23行で起きたトラブルは、日本IBMのソフト製品で"2038年問題"が表面化したのが原因。26日に銀行間の提携ネットワーク「統合ATM」で発生した障害は、NTTデータが開発したシステムのプログラム・ミスが原因だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.745, pp.86-88, 2009-12-09

日本赤十字社は10月30日、骨髄バンクに登録しているドナー(骨髄提供希望登録者)の一部を4年間にわたり正常に登録できていなかったことを公表した。原因はデータベース間のデータ受け渡しにおけるプログラムのバグ。2005年のシステム稼働以来、3回目となるプログラムミスだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.656, pp.100-104, 2006-07-10

大阪証券取引所が、総額69億円を投じて売買システムを刷新した。メインフレームから、UNIXサーバーを使った完全なオープン系に移行した。要件定義に手間取り稼働時期を半年延期したが、開発体制を見直すと同時に、要件の再定義を敢行し開発規模を縮小、さらにメーカーが必死の努力で性能を確保し、2月の稼働にこぎつけた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.883, pp.66-69, 2015-04-02

キリンはインフラに関わるIT投資は徹底して抑制し、戦略的なIT投資に振り向ける方針を取っている。この方針に沿って、2002年頃に導入した全社標準のWindows XPのPCを運用し続けてきた。 コスト抑制の目的でなるべく長く同じPCを使うため、Vistaや7などへの移行は見…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.528, pp.28-30, 2001-08-13

毎週のように報告されるソフト製品などのセキュリティ・ホール。これを突いて悪質な行為を働く不正プログラム(ワーム)の活動が激しくなってきた。中でも「Code Red」と「sadmind/IIS」という2種類のワームは,5月から7月にかけて,Webページ改ざんの被害をもたらした。セキュリティ・ホールが発見されてから,それを狙ったワームが発生するまでの時間は短くなっている。
著者
田中 陽菜
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.958, pp.56-59, 2018-02-15

入出力系以上に多くのシステムに関係するのが期間算出や営業日判定などに不可欠な「暦系」の対応だ。改元日となる2019年5月1日は水曜日であり、通常であれば平日。だが政府は臨時の祝日か休日とする方針だ。時期は未定だが必要な法案を提出して成立させる。
著者
田中 陽菜
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.966, pp.6-9, 2018-06-07

新元号の公表日が施行1カ月前の2019年4月1日に固まり、IT業界や産業界がシステム対応に向けて本格的に動き出した。思い切って西暦に切り替える、一部作業を前倒しするなど手段は様々だ。だが無事に対応を終えても安心はできない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.614, pp.160-166, 2004-11-29

ITで会社に貢献する—。損保首位、東京海上日動火災保険のIT部門は、このシンプルだが極めて難しい問題に挑み続けている。キーワードは透明化。経営や企画部門、現場がITをフル活用できるように、システムの役割や便利さ、さらにシステム化に必要なコストや期間、リスクを説明することにこだわる。
著者
城 繁幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.642, pp.56-59, 2005-12-26

人事評価制度に成果主義を取り入れるIT企業が急増しているのは、特集(40〜55ページ)の調査結果からも明らかだ。書籍『内側から見た富士通』で成果主義に傾倒する日本企業に警鐘を鳴らした元富士通の人材コンサルタント、城繁幸氏は「富士通などの"先行組"はよい方向に向かっている」と評価する一方で、「社員はキャリア意識を高めよ」と強調する。
著者
川鍋 一朗
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.952, pp.48-51, 2017-11-23

米ウーバーテクノロジーズなど新興勢に押され、危機を迎える世界のタクシー業界。日本でも大手の第一交通産業が中国の滴滴出行と組むなど、動きが出てきた。日本交通は配車アプリやAIによる需要予測など独自のIT戦略で海外勢に立ち向かう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.629, pp.146-148, 2005-06-27

システムの処理能力不足が原因で、新規上場申請の受け付けを凍結——。大阪証券取引所が運営するヘラクレス市場でこんな異常事態が起きている。事態が長引けば、上場を考えるベンチャー企業にも、投資家にも影響は大きくなる。根本原因はどこにあるのか。一連の経緯を追う。 「今回のシステムの問題は、取引所の根幹にかかわる存在だ。私は以前からこの問題について取り上げてきた。
著者
齋藤 浩貴
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.645, pp.136-139, 2006-02-06

1990年に弁護士登録。1995年、米国ニューヨーク州弁護士登録。1994年に米ニューヨーク大学ロースクールの法学修士課程を修了後、翌年8月までサンフランシスコの法律事務所で執務。現在は主に、IT、エンターテインメントに関連する内外の企業取引に携わっているベンダーに委託して商品管理システムを開発し、納入されたシステムを自社で使用しています。
著者
田口 潤
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.680, pp.98-103, 2007-06-11
被引用文献数
3

日本のIT人材育成策が進展し始めた。情報処理技術者試験制度の抜本的な見直しや、IT専門の大学院大学を設置するなど、「官」と「学」、そして「産」が連携してIT人材の高度化を図る。「日本のIT人材は崖っぷち。このままでは基幹産業の競争力に悪影響が出る」(経団連の張富士夫副会長)という、産業界の強い危機感を受けてのことだ。
著者
竹居 智久 浅川 直輝 玉置 亮太
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.965, pp.46-53, 2018-05-24

あらゆる技術には光と影がある。AIも例外ではない。フェイク動画で人をだます、人の行動を操作する、自動運転ソフトを誤動作させて人を傷つける——。AIが悪意に操られる危機は今そこにある。AIがこの先も私たちの良きパートナーであり続けるためにも、AIの「ダークサイド」を知っておく必要がある。
著者
櫻井 よしこ
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.740, pp.42-45, 2009-09-30

ハワイ大学歴史学部を卒業後、1971年から「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局勤務。75年にアジア新聞財団「DEPTH NEWS」の記者として活躍、78年に東京支局長に就任。80年から96年まで日本テレビのニュースキャスターを務める。現在はジャーナリストとして活動。著書多数。近著に『櫻井よしこの憂国〓論戦2009』(ダイヤモンド社)、『明治人の姿』(小学館)などがある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.855, pp.36-39, 2014-03-06

「NSAゲート」——。NSAの職員だったエドワード・スノーデン氏の告発によって明らかになった米・英国政府による一連の大量情報収集活動のことを、欧米メディアは1972年に発覚した「ウォーターゲート事件」になぞらえて、こう呼び始めている。 ウォーターゲー…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.512, pp.189-191, 2001-01-01

2000年11月10日,東京三菱銀行は「弊行ダイレクトバンキングに関するお詫びとお知らせ」という文章をホームページに掲載した。「振込手数料を取りすぎなのではないか」というクレームが利用者から寄せられたことに対して,落ち度があったことを認め,該当する利用者全員に取りすぎていた分を返金するという内容である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.892, pp.52-54, 2015-08-06

佐賀市は全国の県庁所在地の中でも年間収納率が名古屋市、横浜市に次いで3位(95.86%)という優等生。2010年には従来の銀行での支払いに加えてコンビニでの支払いにも対応するなど、納税者に対する利便性向上策を比較的早い時期から打ってきた。 収納率をよ…
著者
入澤 拓也 山崎 徳和
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.722, pp.142-145, 2009-02-01

2002年クリプトン・フューチャー・メディア入社。携帯コンテンツの企画・開発に従事した後、2007年エコモットを設立。モバイルネットワークを使ったカメラシステムや遠隔制御システムを開発・販売する。2008MCPC Awardモバイル中小企業賞受賞、MCPCモバイルシステム技術検定2級。