出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.747, pp.72-74, 2010-01-06

2009年末、高速道路のETC(自動料金収受システム)で料金関連のトラブルが続々と起きた。対象は「ETC利用照会サービス」。課金情報を正しく表示できず、場合によっては課金自体ができずに誤った金額が請求される恐れもある。運営主体のNEXCOはWebサイトで注意を呼びかけている。 ETC(自動料金収受システム)のWeb利用明細と後日のクレジットカード請求額が食い違う—。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.795, pp.96-98, 2011-11-10

住信SBIネット銀行で9月24日にシステム障害が発生し、Webサイトを含むすべての銀行サービスが10時間にわたって利用できなくなった。きっかけは大型スイッチの故障だ。冗長構成を採用していたが、予備機に切り替わらなかった。その影響でさらに二つの不具合が表面化した。 「お客様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.896, pp.88-91, 2015-10-01

住信SBIネット銀は外貨預金取引システムを内製化するために、3社ほどのベンダーにシステム構築を打診した。最終的に、最も信頼性が高いと判断した日立製作所に任せることにして、2013年10月からシステム構築のプロジェクトを始めた。 システムには高い性能要…
著者
金子 寛人
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.950, pp.62-65, 2017-10-26

LPWA(ローパワー・ワイドエリア)の商用化に向けた動きが加速している。携帯大手3社は2018年春にもLTE派生の「セルラーLPWA」を展開、ソニーもノイズに強く高速移動中の通信が可能な独自規格を開発し、2018年の商用化を目指している。IoT(インターネット・オブ・シングズ)向けとして注目を集める新たな格安通信サービスの最新動向を追った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.909, pp.48-51, 2016-03-31

富士フイルムホールディングス連結子会社のシンガポール事業所で働く担当者は、「Google ハングアウト(以下ハングアウト)」のチャット機能でタイムラインにこう入力した(図1)。担当者は、印刷関連の設備機器やソフトウエアを扱うグラフィック事業部門に…
著者
宗像 誠之
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.810, pp.64-71, 2012-06-07

長年の「鎖国状態」から目を覚まし、民主化と経済開放路線を打ち出したミャンマー。豊富な天然資源、潜在的な消費市場など、「アジア最後のフロンティア」として、世界中で注目度が急上昇している。実は日本のIT産業にとっても、極めて重要な国となる可能性を秘める。その実態を探るべく、記者は最大都市ヤンゴンへ飛んだ。
著者
黒須 康宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.976, pp.40-43, 2018-10-25

インタビューキャッシュレス決済専用の新型店や掃除・洗浄ロボなどIT武装を急ぐ。間接業務や重労働を極限まで減らして、サービス向上に生かすのが狙いだ。「客を大切にするにはまず従業員から」との思いでAI時代の働き方改革に臨む。
著者
Zhao Chris
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.624, pp.72-74, 2005-04-18

中国市場では現在、Linuxの動作するIAサーバーの性能向上と政府の支援が相まって、業務システムにおけるLinuxの導入が進んでいる。その中国でシェア50%を超す最大のLinuxディストリビュータ最高幹部として、年率50%以上の成長を実現してきた。現在の売り上げは企業向けのサーバー用途が中心だが、デスクトップLinuxの導入にも力を注ぐ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.605, pp.160-165, 2004-07-26

企業向けのデスクトップLinux製品が相次ぎ登場している。従来のLinuxはクライアントOSとしては使い勝手が悪かったが、大幅に改善した。具体的には、オフィス・ソフトなど主要なソフトが出そろい、操作性が向上、利用できる周辺機器も増えた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.487, pp.153-155, 2000-01-17

●サーバーのメーカーからバグに関する詳細な情報を入手してOSを修正し,システムを復旧させた 1999年12月7日の午後,日本移動通信(IDO,東京都千代田区)が携帯電話の利用者向けに提供しているインターネット・アクセス・サービス「EZアクセス」が突然,停止した。サービスの中断は9時間あまりに及び,約4万5000ユーザーに影響が出た。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.864, pp.52-55, 2014-07-10

シスメックスがPHSに代わるシステムの検討を始めたのは2013年春ごろ。PBXの更改時期が迫っていたこともあるが、単なる電話機ではない、業務スタイルの変革につながる新しいコミュニケーションを探っていた。 PHSは携帯性に優れていたが、使えるのは事業所の中…
著者
佐伯 達之
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.488, pp.172-174, 2000-01-31

1月1日に就任した,佐伯達之ナスダック・ジャパン・プランニング社長は,「ナスダックという米国の優れた株式市場の仕組みを日本に適した形で導入することで,日本の金融市場ひいては日本企業を再び活性化させたい」と意気込む。米国と日本の間に立って,さまざまな意思決定をしていく時に,IBMにおける経験がそのまま役立つという。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.813, pp.60-66, 2012-07-19

優れたIT活用事例を表彰する「IT Japan Award」は、今年で6回目を迎えた。グランプリを獲得したのは、事業のグローバル化とITガバナンスの強化を推進するアサヒグループホールディングス(HD)。準グランプリは、農産物販売のいろどり、中古車買い取り・販売のガリバーインターナショナルの2社が受賞した。各社ともITをフルに活用して成長を加速している。
著者
森田 創
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.738, pp.106-111, 2009-09-02

グーグルはWebブラウザ「Google Chrome」など100種類を超えるオープンソースプロジェクトを社外に公開している。「Google Code」という開発者向けWebサイトでは、ソースコードだけでなく、グーグル社員同士のやり取りや仕事の進め方まで公開されている。そこから垣間見えるグーグル気質を分析する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.479, pp.201-203, 1999-09-27

「預金を引き出したはずなのに,残高が減っていません」。1999年7月19日の午前中,香川県を中心に店舗展開する百十四銀行の丸亀出張所の係員は,こんな問い合わせを受けた。問い合わせたのは,同出張所のATM(現金自動預け払い機)を利用した女性客だった。 不思議に思いながらも,係員は百十四銀行の本部に連絡。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ = Nikkei computer (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.905, pp.46-49, 2016-02-04

全体を見渡すと、18部門のうち過半数の10部門で、同一企業が連続して首位を獲得している。NECと富士通のほか、「サーバー仮想化ソフト」のヴイエムウェア、「情報分析・意思決定支援ソフト」のウイングアーク1stなどだ。 初の栄冠に輝いたのが、「グループウ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.761, pp.34-39, 2010-07-21

ミッションクリティカルなシステムでも安心してLinuxを選べるようになった理由はいくつかある。「信頼性の向上」、「保守サポートの充実」、「高性能・高信頼のx86サーバーの登場」、「マイグレーションサービスの充実」について、詳しく見ていこう。UNIXと信頼性はほぼ同等に 最初に信頼性の向上について、企業向けLinuxで約85%のシェアを占めるRHELを例に見てみよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.778, pp.92-99, 2011-03-17

日米IT企業で業績の明暗がくっきりと分かれた。増収増益を達成し、矢継ぎ早に大型買収を進める米国勢に対し、日本勢は内需低迷に苦しんでいる。しかしそれは、事業環境の違いのみでは説明できない。株式時価総額と手元資金、収益性といった財務の視点で比較すると、違う地平が見えてくる。 「5年前は米国勢との差が開きすぎて、トップランナーの姿が全く見えなかった」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.775, pp.30-33, 2011-02-03

日本でも導入事例が増えているグーグルの企業向けアプリケーション群「Google Apps」。無料版は利用者50人までで、電子メール「Gmail」や文書作成・共有の「Googleドキュメント」、スケジュール管理の「Googleカレンダー」、Webサイト作成・管理の「Googleサイト」など基本的な機能を使える。サポートは問い合わせメールで受け付ける。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.480, pp.119-122, 1999-10-11

99年8月のアクセス件数は3万5000件,見積もり依頼の件数は約100件。成約率は数%-。日産自動車が行っているインターネットによる新車の価格見積もり・商談予約サービス「Clicar(クリッカー)」の実績値である。100件の数%といえば,せいぜい5,6台。「これでは商売にならないのでは」と思えるが,日産の見方は違う。 「自動車販売が低迷している時期だけに,まずまずの数字。