著者
南波 紀昭 向峯 遼 芳賀 拓真 佐伯 いく代 Ikuyo SAEKI
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん = The Chiribotan (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.221-240, 2020-07-15

本研究は筑波大学自然保護寄附講座より研究助成を受けて行われた。
著者
山崎 友資 Alekseev Dmitrii Olegovich 五嶋 聖治
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.95-100, 2007-11-08
参考文献数
15

Buccinum (Thysanobuccinum) pilosum Golikov & Gulbin, 1977 was collected from off Senhoushi on Rishiri Island (120m deep) and off Todo Island (152m deep), both in northern Hokkaido, Japan. These are first records of the subgenus from Japanese waters. Each specimen was collected live by a gill-net set to catch walleye pollock. The species is here compared with another in the same subgenus, B. (Th.) tunicatum Golikov & Gulbin, 1977.
著者
鈴木 明彦 志賀 健司
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.116-121, 2007-11-08
参考文献数
28

トリガイFulvia muticaは,ザルガイ科に属する大型の二枚貝類である。九州・朝鮮半島・中国沿岸から陸奥湾に分布し,水深10-30mの砂泥底に生息するとされている(波部,1977;松隈,2000)。また,トリガイの軟体部は美味であるため,各地で食材としても利用されている。トリガイは,主に暖水域に分布しており,その北限は日本海側では陸奥湾付近,太平洋側では東京湾付近とされている(肥後・後藤,1993;松隈,2000)。しかし,北海道においても西南部でまれに記録されており(石川,1953;伊藤,1961;波部・伊藤,1965),2005年12月には函館湾で大量漂着が認められた(山崎・他,2007)。今回,2006年10-11月,2007年3月に石狩湾沿岸で多数の打ち上げられたトリガイを確認した。これは最北の記録になるため,石狩湾からのトリガイの産出を報告する。また,北海道の第四系から産出するトリガイ化石の再検討を行い,その古環境学的意義を考察した。
著者
速水 格 加瀬 友喜
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.5-8, 1999-07-31
参考文献数
2

Pycnodonte (Pycnodonte) taniguchii Hayami & Kase, 1992, has been regarded as an example of "living fossils", because of the characteristic conservative morphology and cryptic habitat. After the original description, this oyster was found alive also at many cavernicolous sites of the following islands in the western Pacific and eastern part of the Indian : Ryukyu (Miyako, Okinawa and Yonaguni), Bonin, Palau, Philippines (Luzon, Cebu, Bohol), Malaysia, Vanuatu, Fiji, Tonga and Thailand (near Phuket).
著者
堀越 増興
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.64-65, 1994-06-30
著者
柳 研介
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.3-9, 2004-03-20
著者
間瀬 欣彌
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.75-76, 1996-06-30
著者
黒住 耐二
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.67-70, 1990-12-31
著者
山崎 友資 岸本 喜樹 川南 拓丸 澤野 真規 五嶋 聖治
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.208-214, 2007-02-28
被引用文献数
1

トリガイFulvia muticaはReeve(1844)によって記載されたザルガイ科Cardiidaeの1種である。本種は,模式産地は指定されずに記載され,分布は陸奥湾から香港にかけての水深10〜60mの砂泥底に生息するとされ(Higo et al., 1999: p.474, B837),食用貝として利用されている(波部・伊藤,1965; 波部,1977)。その分布の北限について,日本海側は陸奥湾以南(吉良,1968; 波部,1977; 奥谷,1986,1987;奥谷・他,1988;肥後・後藤,1993;松隈,2000),太平洋側は東京湾以南(波部・小菅,1967;奥谷,1983,1985,小菅,1994)とされている。本種は本州各地の市場では高値で取引され,産業種として重要であるが,北海道において分布していることは広く知られておらず,産業の対象にされていない未利用資源種である。本稿では,2005年12月,函館湾沿岸に,トリガイが生きた状態で数多く打ち上げられた。本稿では函館湾からのトリガイの産出について報告するとともに,その個体群構造を明らかにすることを目的とした。さらに,既存の文献ならびに標本を検討し,このことも踏まえて本種の北限分布が函館湾であることを明らかにした。
著者
笹生 一雄
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.29-30, 1974-05-20
著者
荒川 好満
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.46-51, 1984-11-30
著者
天狗 生
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.94-95, 1964-11-01
著者
林 秀宣
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.24-26, 1987-05-31
著者
奥谷 喬司
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.70-71, 1994-06-30