著者
川瀬 貴晴 中山 茂樹 岩永 光一 宗方 淳 吉岡 陽介
出版者
千葉大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

室内環境とそこに在室する人の知的生産性に関して国内外の文献によるデータベースを作成した。また、知的生産性を把握するための主観および客観評価手法の開発として、それぞれの調査手法を対象とする環境要素を様々に組み合わせた実験を実オフィスや実験室および模型を対象として実施し、それぞれの手法の適用性についての知見を得た。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.334, pp.106-108, 2012-07

「15年足らずで産地を代表する大手がここまで力を失うとは……」一報を受けた取引先の担当者は、こう漏らした。眼鏡フレームの国内生産量の9割以上を占める福井県鯖江市。この地で名を馳せていた野尻眼鏡工業が3月30日、福井地裁に自己破産を申請した。 負債総額は約37億円で、2011年12月期の売上高は15億円ほど。
著者
黒岩 将人 岡崎 甚幸 吉岡 陽介
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.29-40, 2001-02-15 (Released:2010-03-12)
参考文献数
7
被引用文献数
4 6

生活空間を歩行中の周辺視の役割を, 通常視野実験と制限視野実験の比較によって解明する. 通常視野実験ではアイカメラを装着して廊下および階段を歩行し, 制限視野実験では著者らが新しく開発した周辺視野を制限するマスクを装着して同じ場所を歩行した. その結果, 通常視野下に対して制限視野下では, 1) 進行方向の床と壁の境界を注視しながら歩行する傾向がある, 2) 角を曲がる時には大廻りをする, 足や手がアンダーリーチングになる, 3) 階段下り歩行開始時に極端に歩行速度が落ちる, 4) 階段上り歩行時に足を擦らせて歩く等の特徴的な行動が見られた. 以上から歩行時の周辺視が, 身体と歩行環境との間の正確な距離や位置関係の把握を助ける役割を果たすことが明らかになった.
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.79, pp.55-57, 2006-01

燃料電池があなたの家にやってくる日もそう遠くないだろう。メーカーは3年後の量産開始をにらみ、準備を進めている。次世代コージェネの本命と目される固体酸化物型燃料電池(SOFC)も実用化が見えてきた。 2005年は「燃料電池元年」と言われる。春には、東京ガスと新日本石油が家庭用燃料電池システム(用語解説参照)として初めての商用機を首相公邸に設置。
著者
上田 惇夫 吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.302, pp.68-70, 2009-11

1938年生まれ。64年に慶應義塾大学経済学部を卒業。経団連会長秘書、広報部長などを経て、現在はものつくり大学名誉教授、ドラッカー学会代表などを務める。ドラッカーのすべての主要著書を翻訳。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.89, pp.76-79, 2006-11

クボタ以上とささやかれる大阪府泉南地域のアスベスト(石綿)被害。労災や企業補償、新法からも切り捨てられた犠牲者たちが立ち上がった。 「13年もの寝たきりの闘病の末、父はミイラのようにやせ細って死にました。息ができない苦しみで半狂乱になって暴れるので、最期はベッドに手を縛りつけなければいけなかった。『石綿(被害)の悲惨さと国の責任を世間に訴えてくれ』。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.333, pp.82-84, 2012-06

技術力を高く評価され、過去には国内シェア30%を占めていたニッチトップ企業が経営破綻した。 半導体製造装置メーカーのミナミ(東京都府中市)だ。3月29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約35億円。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.193, pp.56-58, 2015-07

従来の木材より高い強度を持つCLTが日本でも実用化されつつある。木造のビルを建てることも可能で、国産材の利用拡大が期待される。吉岡 陽/本誌 日本は豊かな森林資源を持ちながら、国内で消費される木材の7割を輸入に頼っている。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.317, pp.52-55, 2011-02

「『これが俺たちの仕事だ』と世の中に誇れる自社のオリジナルブランドを作りたい」(日向野吉一社長)。そんな思いを30年以上貫き通した会社がある。それがヒガノ(埼玉県草加市)だ。知名度ゼロの下請け企業が技術を磨き、地道な営業を重ね、ユニークな建築向け金物製品メーカーへと進化を遂げた。 特に強いのがビルや公共施設などに使われる大型の門扉だ。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.93, pp.74-77, 2007-03

コストが最大のネックと言われてきたアスベストの無害化処理。低コストの新技術で外資が参入するなど、開発競争が激化している。 「クボタショックが米国で報道された時から、日本参入を考えてきた。アスベストの無害化処理ビジネスで最大50%のシェアを取りたい」
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.293, pp.76-79, 2009-02

薄型ディスプレーなどの製造装置を手掛けるエバテック(京都府久御山町)が、昨年11月25日、京都地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約50億円。2008年8月期の売上高は43億円、経常利益は1400万円だった。 エバテックは、液晶パネルの生産ラインで使う洗浄装置の製造を核にした企業である。