著者
川上 紳一 東條 文治
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.50, no.11, pp.829-830, 2003-11-30
参考文献数
2
被引用文献数
1
著者
大島 慶一郎
出版者
日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.503-508, 2003-07-31
参考文献数
12
著者
島田 守家
出版者
日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.43, no.12, pp.855-856, 1996-12-01
著者
荒川 秀俊
出版者
日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.227-232, 1969-05
著者
島田,守家
雑誌
天気
巻号頁・発行日
vol.43, no.12, 1996-12-31
著者
守田,康太郎
雑誌
天気
巻号頁・発行日
vol.42, no.7, 1995-07-31
著者
大和田 淳 小柴 厚
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.367-368, 2002-05-31
参考文献数
5
著者
鈴木 博人 加藤 亘 島村 誠 畑村 真一 野村 真奈美 日置江 桂
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.353-365, 2009-05-31
被引用文献数
1

本研究では,列車運転規制に利用することを目的に,日本海沿岸部における冬期(11月から3月)の寒冷前線に伴う突風に対して,レーダーエコーデータを用いた突風警戒基準を開発した.突風を発生させる可能性のある親雲の検出基準は,1km格子のレーダーエコーデータにおいて,80mm/h以上のエコー強度が10格子以上存在し,なおかつそれらの格子における最大のエコー頂高度が6km以上の場合とした.この基準を用いることで,2005年冬期から2008年冬期までの4冬期において,日本海及びオホーツク海の沿岸部で発生した人的被害を伴う全突風3事例を検出できる.また,人的被害のなかった事例を含めた全突風7事例のうち,4事例を検出できる.本研究で定めた突風検出基準を用いて,次のような列車運転規制方法を考案した.突風検出基準を超過するレーダーエコーが現れた場合には,その地点の北から南東までの方角において約38km以内の範囲を突風の警戒範囲とする.鉄道の線路がその警戒範囲内に含まれる場合には,その区間における列車の運行を停止する列車運転規制を実施することにした.この方法を羽越本線新津・酒田間及び白新線新潟・新発田間に適用したところ,これらの路線が突風の警戒範囲に含まれる時間及び回数は,4冬期の平均で1年あたり150分及び4.0回であることが分かった.この検証結果に基づき,上記区間において本研究で開発した列車運転規制の試行を2008年1月28日から開始した.
著者
木下,正博
雑誌
天気
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, 2002-01-31

富山湾の東部沿岸地域では毎年, 4〜6月にかけて10数回程度, 上位蜃気楼が観測される.その発生理由は, これまで海に流出した冷たい雪解け水が海面上の空気を冷やし上暖下冷の空気層を形成するためと言われてきた.しかし, 富山湾の5月の海面水温は, 周辺海域に比べて特に冷たいわけではなく, とりわけ富山湾が上位蜃気楼の発生に有利な地域ではないと思われた.そこで, この疑問を明らかにするため1999〜2000年の5,6月に気温の鉛直分布を観測した.その結果, 1999年5月22日の上位蜃気楼の発生日における気温の鉛直分布には, 海面上11〜15m付近に境界層を持つ上暖下冷の空気層が見られた.この観測結果と気温の鉛直分布を仮定した光路計算による蜃気楼画像のシミュレーションからは, 海岸だけでなく海上においても上暖下冷の空気層を形成していることが推定された.
著者
草薙,浩
雑誌
天気
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, 2016-01-31

平年日降水量時系列のクラスター分析を行って日本の地域区分を試みた.分析結果から,日本(820観測地点)は,最初に,降水量の違いによって多雨地域と少雨地域の2地域に区分される.ついで,夏季と冬季の降水量の違いによって多雨地域が2地域に枝分かれして日本独特の降水特性を示す3地域に区分されることが明らかになった.さらに,平年日降水量の季節進行のより詳しい違いに基づいて,最終的に,日本の地域区分として9地域区分を提案した.
著者
河村,武
雑誌
天気
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, 2001-03-31
著者
小林,文明
雑誌
天気
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, 2007-01-31

2002年10月6日から7日にかけて発達した低気圧の北東進に伴い,各地で突風災害が相次いだ.横須賀市内では10月7日04時頃突風災害が発生した.現地調査の結果,被害は100か所を越える住家で確認され,被害域はほぼ直線的で長さ2.5km,最大幅は約150m(平均で30〜50m)であった.被害スケールはF1から局所的にF2であった.被害域は連続しておらず,かつ蛇行していた.また,最も被害の大きかった公郷小学校付近で被害幅が広がっており,竜巻の複雑な挙動が示唆された.最大風速に関しては,被害が最も甚大であった場所の東端に位置する道路標識から少なくとも風速は34〜38ms^<-1>と見積もられ,被害スケール(F1)を裏付けた.今回の突風は以下の理由から竜巻であったと推測された.地上被害の特徴から,1)被害域の幅が狭く直線的である.2)回転性(低気圧性)の風による痕跡が確認された.3)吸い上げ渦とおもわれる痕跡が2か所確認された.4)吸い上げ渦の痕跡近傍では,実際に体育館の屋根や空調室外機が少なくとも高さ10mは吹き上げられた.上空の積乱雲の特徴は,5)強エコー域の南西端に被害域が対応していた.6)ドップラー速度パターンには直径7kmの渦が上空に確認された.7)このメソサイクロンの影響をうける地上観測点では,1hPaの気圧降下が確認された.横須賀市の竜巻被害は,発達した低気圧の暖域で形成された積乱雲群が広範囲にわたりもたらした竜巻(ダウンバースト)の中のひとつに位置づけられる.
著者
山元 龍三郎 藤谷 徳之助
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.555-556, 1999-08-31