著者
葛西 玲子
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.932, pp.66-75, 2010-08-09

大規模な建設工事に沸くシンガポール。好況の象徴ともいえるカジノ付き大規模リゾート「マリーナベイサンズ」が6月下旬にオープンした。現地在住の葛西玲子氏がマリーナベイサンズをリポートするとともに、シンガポールの強さの理由を探る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.934, pp.32-37, 2010-09-13

千葉県白井市内にある菊川工業の工場内のあちらこちらで米国のコンピューター会社向け内外装パネルを製造している。写真左は宇津野嘉彦社長で、右がコンピューター会社向けの業務の指揮を執る佐藤勝雄常務約2カ月の工期短縮案でシンガポールの空中庭園を受注 (写真:マリーナベイサンズ)現地法人とM&Aでローカル化を徹底カジマ・オーバーシーズ・アジアがJVを組んで…
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.990, pp.49-51, 2012-12-25

1つの貸室を複数人で利用するシェアオフィス。働き方の変化に合わせて中小ビルを改修する試みが注目されている。場所貸しにとどまらず、利用者同士の交流によって満足度を高める仕掛けが重要だ。 国土交通省が2012年3月に発表した「2011年度テレワーク人口実態調査」によると、オフィス以外の場所で仕事を行う労働者の割合は、10年度比3.2ポイント増の19.7%に達した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1017, pp.86-88, 2014-02-10

第2回個人事業主か、法人か。設計事務所を開く際はどちらかを選択しなければならない。手続きの手間や社会保障、節税などの面で一長一短がある。仕事の内容やステップアップの時期を考えて法人化を検討しよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1058, pp.18-21, 2015-10-25

「うっどでっき」「おーぷんすぺーす」「かいだん」「じしゅうかうんたー」「ふつうきょうしつ」……。「学校カルタ」と名付けたその札には、空間や部位の写真と名前が記されている。2チームに分かれたワークショップの参加者は、7階建て校舎の断面を描いた…
著者
福田 誠
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.943, pp.32-43, 2011-01-10

スペインのサグラダ・ファミリアで2010年11月7日、ローマ法王が出席した献堂式が行われた。工事は今後も続くが、教会は正式な祈りの場となった。バルセロナ在住の建築家、福田誠氏が現況をリポートする。(本誌) ローマ法王がつかさどる献堂式によって、サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)は正式にバシリカ教会となった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1066, pp.30-33, 2016-02-25

コンペではなく発注者から特命で依頼を受けることが多い東環境・建築研究所。最初のプレゼンテーションでは、あえて具体的な空間イメージを示さない。簡易な図をもとに、発注者と議論を重ねて形にしていく設計スタイルだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.879, pp.14-25, 2008-07-28

東京都の西部、奥多摩地域の玄関口に位置する福生市は、面積の約3分の1を在日米軍横田基地が占める基地の街だ。 1963年に竣工した旧庁舎の老朽化に伴い、同市では議会や市民を交えて、新庁舎の建設を検討してきた。プロポーザルにより設計者として選ばれたのは山本理顕設計工場。旧庁舎と同じ敷地での設計という与条件に対して、工期をずらした2棟のタワーの建設を提案した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1039, pp.70-73, 2015-01-10

注目のエリア❻横浜五輪に照準を合わせた開発の波が横浜市にも広がってきた。特定都市再生緊急整備地域などの規制緩和を背景に、横浜駅周辺と臨海地域で再開発が進行中だ。カジノ誘致がささやかれる山下ふ頭の再開発も動き出す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1087, pp.44-47, 2017-01-12

5カ年で改修を進める計画では、塗装や仕上げ材、防水処理の更新、各種設備の点検・整備を中心に、実施項目や実施スケジュールを明示。さらに、実施項目ごとの概算工事費も算出した。既に施工中の項目は、市が自ら設計している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1052, pp.34-37, 2015-07-25

豊田スタジアムは01年に故黒川紀章氏の設計で完成した。鳥瞰すると固定屋根の上端にある2本のキールアーチを足場に、蛇腹状の開閉屋根が閉じる構造だと分かる。しかし、このキールアーチの形状がくせものだった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.802, pp.20-25, 2005-08-08

京都市郊外の閑静な住宅地に、アパートらしくないアパートが建った。敷地は100坪余りで全4戸の間取りはすべて異なり、それぞれが微妙に絡み合いつつ距離感を保っている。左ページの写真のように、各住戸の玄関まわりからして一戸一戸の表情が違う。この建物を企画、施工したのは地元の野口建設。発注者の若林正博氏が有効な土地活用を相談したことから事業は始まった。
著者
武藤 聖一
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.923, pp.38-45, 2010-04-12

超高層の未来形か、ガウディの再来か─。2002年に行われた設計コンペ時から注目を集めていた伊東豊雄氏の設計によるツインタワーが、スペイン・バルセロナに完成した。フォトジャーナリストの武藤聖一氏が、写真と文章でリポートする。併せて、都市機能の再編が進むバルセロナの動向や、話題の建築をまとめた。
著者
中崎 隆司
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.849, pp.76-81, 2007-05-28

熊本空港に近い丘陵地に建つ新本社である。熊本市内の旧本社が手狭になったため、今年1月に移転した。 1997年から再春館製薬所の施設をプロデュースしてきた北山創造研究所(東京都港区)が総合プロデュースを担当した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.768, pp.54-57, 2004-04-19

「バリアフリー用の手すりで、これ以上、子どもを死なせないためにバリアフリー手すりの安全性について早急な検討を要望します」。 現在、4歳の子どもを育てる神奈川県在住の主婦、齋藤珠見さん(43)は、自らのホームページでこう呼びかけ続けている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.819, pp.84-87, 2006-03-27

築20年のオフィスビルが、全60戸の高級賃貸マンションに生まれ変わった。居住エリアとしてのイメージが薄い立地だが、地域を特定した市場調査で入居者像を絞り込み、新築マンションにはなかなかできない付加価値をいくつも盛り込んだ。一抹の不安を抱えた事業化だったが、いざふたを開けてみると、高額でも付加価値の高い住戸から入居者が決まった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.963, pp.52-59, 2011-11-10

公共建築物木材利用促進法が2010年に施行したことで、大型の「木造ビル」を実現する技術は注目の的だ。そんな中、躯体に木材をふんだんに用いた4階建てオフィスビルの建設が、着々と進んでいる。 木造住宅を供給するポラスグループでプレカット事業を手掛けるポラテックが、埼玉県越谷市に本社ビルを建設中だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1104, pp.74-77, 2017-09-28

高知市の繁華街に、45分準耐火木造3階建てのテナントビル「ST柳町I」が完成した。延べ面積は約240m2。1階に飲食店、2〜3階に事務所が入る。高知県で不動産事業を展開するエスティハウスが建設した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1021, pp.34-37, 2014-04-10

Part.2国土交通省が定めた「耐震天井」を採用することで、安全は保証されるのか。体育館の安全性向上を目指し、防災科学技術研究所が実施した2度にわたる実大振動実験は、まさにその効果と課題を浮き彫りにした。 「ほぼ想定通りの壊れ方。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.987, pp.60-66, 2012-11-10

東京の都心部では再開発に伴う大型オフィスビルの竣工が相次いでいる。9月に開業した「新宿イーストサイドスクエア」もその1つ。1フロア1800坪という都心最大級のフロアサイズと、個性的な外観が特徴だ。 都営地下鉄・大江戸線と東京メトロ・副都心線が乗り入れる東新宿駅。地上に上がると巨大なビルが現れる。上下左右に傾けたガラスの壁と、ブロックを積んだような白い壁。