出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.907, pp.68-70, 2009-08-24

築80年を迎えるころになって息を吹き返した近代建築が、兵庫県芦屋市の市街地にある。2005年に、貸し切りタイプの婚礼式場として開業した「芦屋モノリス」だ。結婚式がないときには、誰でも利用できるカフェやレストランとして営業している。 もともとは旧逓信省の通信施設として1929年(昭和4年)に建てられた。
著者
瀬川 滋
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.905, pp.78-80, 2009-07-27

福岡市の住宅街の一角に、つる性の植物で覆われた2階建ての建物がある。建物は30〜40年前に建てられたファスナー工場。最近10年間ほど使われていなかったこの工場を、セレクトショップ「minorityrev(マイノリティレッブ)」のオーナーが2007年に借り受け、ブティックへと転用する計画が持ち上がった。 設計を手掛けたケース・リアルの二俣公一氏は振り返る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.905, pp.40-43, 2009-07-27

建築家・芦原義信の代表作の一つ、武蔵野美術大学4号館が、耐震改修を経て45年ぶりに本来の姿へとよみがえった。 1階はピロティ。2階には9600mmグリッド角の中にアトリエとテラスを配置した。この独創的なデザインを維持するために、設計者が選択したのは、地中梁の増設という解だった。