著者
至田 雅一 檀上 慎二 高橋 憲明
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.29, pp.72-73, 2012

将来を託される青少年が、不屈の精神を養い、知的に訓練される機会として2009年にスタートさせた理科実験野外教室も今年で5回目を迎えた。暑さ、寒さ、風雨にも影響される環境下で教員や、学芸員の指導のもと、学生、生徒が普段の研鑽の結果を発表する。これが本教室の基本スタイルである。更に2012年5月の5回目では「何のために」という目的意識と「自ら進んで」という主体者意識を参加する若者全てに養ってもらうべく新たな取り組みも始めた。このことも含め本教室の今までの経過と今後の展望を報告する。
著者
浮田 裕
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.25, pp.29-30, 2008

「数学・理科甲子園」は,兵庫県教育委員会の主催で県内の高校生3人が1チームとなり,数学,理科,科学技術等の知識,技能を用いて,日常生活と関連づけながら科学的に問題を解決するとともに,論理的に説明することによるプレゼンテーション等を行い,互いに切磋琢磨することにより,科学技術等に対する興味・関心,意欲・能力を高めることを目的としている。今回は,特に大会役員として取り組んだ2006年度の本戦(Bブロック)の理科実験(紙の構造物工作による強度の競技)と2007年度の決勝戦(天井の高さの測定)について報告する。
著者
永田 敏夫 森田 泰史 藤田 秀樹 福司 亜弥
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.16, 1999

We can observe the fringes, when we superpose two sheets drawn the stripes or concentric circles. Why can we get such a strange shadow finges? Why can we get the change of fringes pattern with moving sheets slightly? You can enjoy the net sheet superposing and observe the curveture of your own body and your feature by way of moire fringes.
著者
永田 敏夫 森田 泰史 藤田 秀樹 福司 亜弥
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.16, 1999

We can observe the fringes, when we superpose two sheets drawn the stripes or concentric circles. Why can we get such a strange shadow finges? Why can we get the change of fringes pattern with moving sheets slightly? You can enjoy the net sheet superposing and observe the curveture of your own body and your feature by way of moire fringes.
著者
佐藤 睦浩 芥川 敦 星 一以
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.22, pp.90-93, 2005-08-06

日本大学工学部のサイバーキャンパス整備事業の一環として、付属高校である日本大学東北高校の教員と生徒が物理に関するコンテンツ作成に協力してきた。その教材作成のまとめとして、北極付近から赤道付近までの地磁気の伏角測定及び極でのオーロラ撮影に、高校の教員2名が同行する機会を得た。その際に、緯度のちがいにより生じる特徴的な現象(地磁気の伏角、オーロラ、標準分銅の重さ、フーコー振子)を観測及び測定してきたので報告する。
著者
森 雄兒
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.13, pp.5-8, 1996

日用品の素材を組み合わせて, 5分ほどで液体窒素の霧箱を作ることができる。この霧箱では, 熟練を要せず簡単にα線の飛跡を見ることができる。またアルコールの量を増やすと, β線, 陽電子, コンプトン散乱などの飛跡もみることができる。
著者
谷口 和成 村田 隆紀 山崎 敏昭 笠 潤平 岩間 徹 萬處 展正 内村 浩 藤田 利光 宮永 健史
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.22, pp.62-63, 2005-08-06

アドバンシング物理研究会(京都・和歌山)では,イギリス「アドバンシング物理」について検討を行い,高校生を対象とした公開講座においてそれを実践する中で,日本の物理教育における探究学習の在り方やカリキュラムについての研究を行っている。今年の公開講座では,ASコース前半の「デザイナーマテリアルズ」をテーマとして取り上げる。そこでは,物質(材料)は金属,ポリマー,セラミックス,複合物などのクラスに分類され,機械的,光学的,電気的性質についての簡単な各種材料試験から,最新の「物質科学」の話題に至るまでが取り上げている。これらの内容を実践的に検討した結果,生徒が工学的観点から物質を探究できるような工夫がなされていることが明らかになった。それらの結果をふまえ,今年の公開講座の目標や展開について述べる。
著者
長谷川 誠 松井 丈夫 森田 恭平 石田 宏司
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.22, pp.130-131, 2005-08-06
被引用文献数
1

光の分光、各色光の波長の簡易計算、さらにはCDやDVDのトラック間隔の計算を簡単に行うことができる理科実験プログラムを紹介する。1000本/mmのスリットが設けられた透過型回折格子フィルムに懐中電灯の光をあてて、透過光をスクリーン上で分光させる。このとき、スクリーン上での光の中心からある色までの距離、ならびに回折格子フィルムからそのスクリーン上のその色までの距離を測定すれば、その色の光の波長を簡単な乗除計算で求めることができる。さらに、CDまたはDVDから透明なディスク片を作成し、これを回折格子の代用として懐中電灯の光を分光させた状態では、上記の波長の値を用いて、CDやDVDのトラック間隔(回折格子の格子ピッチに相当する)を簡単に計算することができる。この実験内容は、小・中学生向けの理科実験講座などで実際に演示しているが、特に困難も無く波長の計算を行ってもらっている。
著者
清原 洋一
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.24, pp.10-11, 2007-08-18

中央教育審議会の教育課程部会理科専門部会において,これからの理科教育の今後の改善の方向性について,審議が続けられてきた。以下は,平成18年8月11日の理科専門部会から教育課程部会への報告の概要である。その後,教育基本法,さらに学校教育法等の改正を受けての中央教育審議会教育課程部会等の動向を踏まえながら理科教育課程改善の方向性について話す予定である。
著者
[編集部]
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.16, 1999-08-09

ふつう試験管(しけんかん)は下をあたためますが、ここでは上のほうをあたためてゴムセンでふさぎます。すると、不思議なことがおこります!・・・ふつうの水のようですが、ちょっとふってみましょう。カチカチと音がします。水の入ったおなじ試験管とくらべるとちょっとへんな試験管です。じつは、これはスチームの暖房のラジエーターがガンガン音をだすのと同じことなのです。北国では冬になるとよく耳にする音ですが、中のようすを見たことはなかったでしょう?
著者
遠藤 孝一
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
no.16, 1999-08-09

メガホンは遠くの人に、話をするのに便利な道具です。メガホンを使って話すと、遠くまで声が伝わるのはなぜなのでしょう?また、このメガホンに口ではなく、耳をあてるとどのように聞こえるでしょうか?これがよく聞こえるんですね。遠くでお友達が話してるとき、そのままだと何も聞こえないのに、メガホンを使うとはっきり聞こえてきます。2人ではなれてメガホンを持つと、遠くにいてもないしょばなしができますね。