86 0 0 0 OA 十二類巻物

出版者
巻号頁・発行日
vol.[1], 1661
出版者

書名は記されていない。本文料紙の表に金泥、裏には銀泥で、草木、山水等を描く豪華な絵巻。奈良絵本の一つである。源氏重代の名剣の由来を述べたもので、『平家物語』の屋代本、百二十句本に付されており、覚一本などの諸本にある「剣巻」とは、内容が異なる。江戸時代には『太平記』の版本にも付載されたので、「太平記剣巻」とも呼ばれる。本絵巻の本文は、小異や脱文もあるが、冒頭に中国の故事を引いた部分を持ち、『太平記』付載のものとほぼ同様。清和源氏の祖多田満仲が二振りの剣「鬚切」「膝丸」を作らせることからはじまり、二剣が源頼朝のもとに戻るまでの経緯を述べるが、それに関連して、宇治の橋姫、一条戻り橋、土蜘蛛、三種の神器、スサノオノミコトの大蛇退治など剣をめぐる様々の説話が語られる。

72 0 0 0 OA 鶯宿雑記

著者
[駒井乗邨] [編]
出版者
巻号頁・発行日
vol.巻13-14,

67 0 0 0 OA 満済准后日記

著者
満済
出版者
巻号頁・発行日
1411

室町時代前期の醍醐寺座主満済(1378-1435)の日記。『法身院准后記』ともいう。全巻具注暦の裏を用いて暦の日付の裏面に同日付の日記が記されている。原装は巻子本であったが折本11帖に改装、その後再び巻子本にもどされた。応永30年(1423)から永享7年(1435)までの日記(38冊)は醍醐寺三宝院が所蔵(重要文化財)。満済は足利義満、義持、義教三代の将軍に近侍し「黒衣の宰相」と称され幕政に参画した。日記中には護持僧としての祈祷関係の記事の他に、幕府内外の政治や外交の諸問題が詳細、正確に記されており、当時の状況を今日に伝える重要な史料の一つである。

67 0 0 0 OA 康富記

著者
中原康富
出版者

権大外記であった中原康富(1400頃-57)の日記。ただし応永8年の1巻は祖父重貞のものと推定されており、康富の日記は応永24年(1417)からである。書状や文書の裏を再利用して書かれている。途中にかなり欠落もあるが、長期にわたり書き継がれ、朝廷、室町幕府の動向、公家社会や自己の生活の有様を詳細に記録している。政治、経済、社会、文化にわたり当時の状況を知るための重要史料である。

63 0 0 0 OA 守貞謾稿

著者
喜田川季荘 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.巻26,

57 0 0 0 OA [異国産馬図巻]

出版者
巻号頁・発行日
1800

21頭の外国産馬の図から成り、ハルシヤ(ペルシャ)、ジャワ等の原産国、年齢や毛の色、各馬の特徴を記す。中国、オランダ船がもたらした鳥獣は、まず長崎で絵にして江戸に送付し、幕府はそれにより必要な鳥獣を長崎から江戸に取り寄せていた。本図巻は慶応義塾大学所蔵『唐蘭船持渡鳥獣之図』(長崎・高木家伝来)とほぼ同構図で、その写しか。渡来年を記さないが、吉宗の時代に輸入されたのもこのような馬だったかもしれない。(電子展示会「江戸時代の日蘭交流」より)
出版者
巻号頁・発行日
vol.第1軸,

56 0 0 0 OA 水谷禽譜

著者
水谷豊文
出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],

56 0 0 0 OA 武家文書

出版者
巻号頁・発行日
vol.島左近書状(残簡) 〔□〕月十七日,

54 0 0 0 OA 花卉介虫図譜

出版者
巻号頁・発行日
vol.[5],

50 0 0 0 OA 悉曇私見聞

出版者
巻号頁・発行日
1529