44 0 0 0 OA 刀劔押形

出版者
巻号頁・発行日
vol.[10],

43 0 0 0 OA 舞楽之図

出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

34 0 0 0 OA 外国産鳥之図

出版者

長崎に蘭船あるいは清船が珍しい鳥獣を持ち渡ると、長崎で御用物役を勤めていた高木作右衛門(代々同名)は御用絵師に命じて写実的な彩色画(御用伺絵と仮称)を描かせ、それを幕府に送って御用の有無を伺った。必要との返答があれば、役人を添えて江戸に送り、不要ならば返却するか、希望者に譲った。そのとき絵師や高木家は控図を手元に残したが、珍しい獣や鳥の図なので、画家や博物家が転写したし、長崎商人が刷物を作って「長崎絵」の名で売ることも少なくなかった。本資料はその高木家控図をまとめた可能性が高い。全39図、34種。飼育品種2種を除くと、すべてアジア産。うち28種は日本にまったく産しない。数例を挙げてみると(括弧内は原記載名)―シマハッカン(火鶏)、サンジャク(山鵲)、セイケイ(青鶏)、コウテンシ(百霊鳥、ヒバリ類)、カンムリヒバリ(叫天子)、クロウタドリ(烏春)、コジュケイ(竹鶏)、ソウシチョウ(相思鳥)。多くは渡来年不明だが、享保12年(1727)から文化5年(1808)にわたる。:『外国珍禽異鳥図』『唐紅毛渡鳥写生』解題参照(磯野直秀)

33 0 0 0 OA 築城記

出版者
巻号頁・発行日
1831

32 0 0 0 OA 耽奇漫録 20巻

著者
滝沢解
出版者
巻号頁・発行日
vol.六,
著者
〔栗本丹州//画〕
出版者

幕医栗本丹洲(通称は瑞見、1756-1834)は『千虫譜』で有名だが、その魚介譜はより大規模な図説で、原本は巻子本計30軸ほどだったと思われる。現在は当館(4軸)、東京国立博物館(『博物舘魚譜』などに貼付)、杏雨書屋(『栗氏魚譜』22軸)に分かれて収納されている。本資料はその一つで、クラゲ12・タコ3・イカ5(1点は卵嚢)・ヒトデ3・クモヒトデ1(原記載名、わくのて)・カメノテ(甲殻類)1の計25図から成る。うち19点は、高松藩主松平頼恭編『衆鱗図』の転写である。当館所蔵の丹洲自筆本は、これ以外に、『魚譜』(本別10-3、1軸)、『魚譜』(寄別10-38、2軸)、『王余魚図彙』(カレイずい:ち二-15、1軸)の3点がある。全貌が不明なので、正確な計算はできないが、魚介譜の総品数は1000を上まわり、その約半数が『衆鱗図』と『衆鱗手鑑』に由来するようである。:『魚譜』(り二-3)解題参照(磯野直秀)
著者
住吉内記<住吉広行>//〔ほか〕写
出版者
巻号頁・発行日
1798

『平治物語』を絵巻にしたもので、江戸時代の住吉派の画家住吉広行(1755-1811)による模写。原本を絵、詞書とも忠実に模している。原本は鎌倉時代中期(13世紀後半)の作とされ、三条殿焼討巻は現在ボストン美術館、信西巻は静嘉堂文庫の所蔵。住吉家の当主は代々内記を名乗り、幕府の御用絵師を務めた。古画の鑑定もしばしば行い、『住吉家鑑定控』(東京芸術大学所蔵)が残る。これによれば、広行はこの模写の日付と同じ寛政10年5月25日に当時本多家所蔵の「平治物語絵詞」を見て、住吉法眼慶恩画、詞書は家隆卿筆と鑑定している。

30 0 0 0 OA 僧家風俗図絵

著者
〔土佐光元//原画〕
出版者

普通『酒飯論』の名で知られる室町時代の絵巻の模写。書名は表紙の墨書による。物語の内容は上戸と下戸、その中間で酒も飯も好む人物の3名が議論するというものだが、この模本には詞書はない。江戸時代以降の模本が十点以上残り、当館にも、『酒飯論』として別に2点所蔵する(請求記号<別7-565>、<ん-89>)が、展示本は、それらと比較すると絵の順序が異なる。また、<ん-89>本のほうが、細部を省略せず書き込んだ部分もみられる。本絵巻には料理、食事の場面が多いので、風俗史の資料としても利用されている。

28 0 0 0 OA 春日権現験記

著者
板橋貫雄//〔模写〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.第2軸, 1870