著者
今井 公太郎
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.123, no.1578, pp.20-21, 2008-07-20
参考文献数
7

「東京オリンピック計画」は、近未来の東京における都市ヴィジョンの提案である。東京の特徴ある潜在的な原地形を発掘し、都市基盤と建築が一体となって、それを強化するような「新たな地形」を構想している。そうすることで、高度な開発で東京が失いつつある、豊かな地形と人工物が有機的に調和した風景の復権を目指している。そして、1964年の東京大会時の高度経済成長・開発志向の都市から、2016年、近未来の人口縮小時代における、成熟したヒューマンな都市への転回を模索している。
著者
三井所 清典
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.108, no.1339, pp.148-149, 1993-03-10
著者
椎橋 武史 小林 克弘
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.73, no.628, pp.1387-1393, 2008-06-30

The purpose of this paper is to study how the idea of "mobile equilibrium" is expressed in building design of Louis Sullivan, following our former papers. In this paper, we analyzed the relationship between the idea and the contrasting composition on the facade of his buildings. In many of his facades, "the mass" which is static rigid and massive and "the detail" which is dynamic, organic and delicate are clearly contrasted. By this contrasting composition, Sullivan expressed in his facade the idea of "mobile equilibrium", both "emotional and intellectual", both "subjective and objective".