1 0 0 0 OA 研究所だより

出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.6, no.9, pp.453-453,439, 1957-08-20 (Released:2011-10-11)
著者
中村 通宏
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.100-100, 1983-02-01 (Released:2011-10-11)
参考文献数
5
著者
清水 博
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.280-284, 1973-05-01 (Released:2011-09-21)

生体高分子はさまざまな興味のある機能をもっている。この機能が生体高分子のどのような性質(物性)によって起きるかは,これまで自由エネルギーの減少則を使って解明されてきた。しかし,今後の展望として,生体高分子の機能の解明はこれだけに終るものではなさそうである。その理由は,実際生きている生体系は熱的に絶えず非平衡になっており, その変化の方向は, 自由エネルギーの減少方向と一致しないからである。このために,細胞のオルガネラ( 器官) 以上の構造体では, 自由エネルギー則に従わない変化が起きている可能性があり,それが生命現象が発現する原因になっているように思われる。このような自由エネルギー則に従わない例として, 筋肉の収縮現象があり, その熱力学的解明は単に生体高分子系の新法則の発見だけにとどまらず,生命現象の解明にとっても重要な意義をもつものと考えられる。
著者
竹田 政民
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.203-203, 1966-02-20 (Released:2011-09-21)
著者
西 則雄 山田 真路 劉 向東
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.134-137, 2003-03-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
9

紫外線照射法によりヌクレアーゼ耐性でB型構造を保った水不溶性DNAを調製できた。この水不溶性DNAによりダイオキシンなどの環境ホルモン類や有害重金属を選択的に除去できる。また,透析膜内のDNA水溶液によるダイオキシン類希薄溶液の集積・濃縮と有機溶媒による洗浄の繰り返しにより,ダイオキシン類の効率的集積・除去が実現できた。
著者
岡畑 恵雄 川崎 剛美
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.486-487, 2006-07-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
3
著者
中川 慎太郎 野島 修一 石曽根 隆 清水 隆史 垣内 康彦 山口 和夫 中浜 精一
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子学会予稿集 第60回高分子討論会
巻号頁・発行日
pp.3162, 2011 (Released:2012-03-28)

ブロック間に紫外線解裂する官能基を持つ結晶性ー非晶性2元ブロック共重合体を合成した。ブロック共重合体のミクロ相分離を利用して系中にナノシリンダーを形成させた後、紫外線照射によりブロック間の一部を解裂させ、ナノシリンダー中に拘束されたホモポリマー/ブロック鎖ブレンド系を調整した。この系の結晶化挙動をブレンド組成の関数として調べた。
著者
長井 勝利
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.33, no.9, pp.686-689, 1984-09-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
31
著者
藤原 鎮男
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.6, no.6, pp.302-306, 1957-05-20 (Released:2011-10-11)
参考文献数
43
著者
鈴木 義武
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.49, no.7, pp.445-447, 2000-07-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
6

ウェアラブルな通信機器の具現化を目指して,腕時計形PHS電話機を開発した.音声認識機能と拡声通話機能を搭載し,超小型化を実現した.また,低消費電力LSIを搭載し,小型電池の使用を可能にした.今後のウェアラブル通信機器のマルチメディア化に向けて,透過型HMD,液晶表示,ポリマー電池などへの高分子技術の応用が期待される.
著者
宝蔵寺 裕之 堀江 修 尾形 正次 沼田 俊一 金城 徳幸
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.483-490, 1990-06-25 (Released:2010-03-15)
参考文献数
13
被引用文献数
16 19

エポキシ樹脂に充填剤として球形のシリカを用いた成形品の機械強度, 樹脂と充填剤の界面の接着性に及ぼすカップリング剤の種類, 添加方法, 添加量の影響について検討した. インテグラルブレンド法でカップリング剤を添加した場合カップリング剤の種類や添加量を変えても樹脂と充填剤の接着性はあまり改良されず成形品の機械強度もほとんど向上しない. あらかじめ充填剤表面をアミノシラン系カップリング剤で処理した場合には, 樹脂と充填剤の界面の接着性が改良され, 成形品の機械強度が大幅に向上した. 成形品の機械強度は, 充填剤表面にカップリング剤の単分子層が形成された場合に最も高い値を示す.
著者
田上 早苗 麻生 忠二
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子化學 (ISSN:00232556)
巻号頁・発行日
vol.27, no.308, pp.922-928, 1970-12-25 (Released:2010-09-28)
参考文献数
12
被引用文献数
2 5

11種の置換ベンズアルデヒド (M2) とスチレン (M1) とのカチオン共重合を, 主としてトルエンを溶媒とし, BF3OEt2を触媒として0℃で行なった。 置換ベンズアルデヒドとしては, オルト置換ベンズアルデヒド (置換基: メトキシ基, クロル基, ニトロ基, ヒドロキシ基) ・メタ置換ベンズアルデヒド (置換基: ニトロ基, ホルミル基) ・パラ置換ベンズアルデヒド (置換基: メトキシ基, メチル基, クロル基, ニトロ基, ホルミル基) を用いた。 これらの共重合では, すべて50mol%以下のアルデヒド単位が含まれるポリエーテルが生成した。 たとえば, p-メトキシベンズアルデヒドおよびp-クロルベンズアルデヒドとスチレンとの共重合での, Mayo-Lewisの微分交点法によって決めた単量体反応性比MRRは, 次のようである。スチレンーp-メトキシベンズアルデヒド:r1=0.10±0.002, r2=0±0.01スチレンーp-クロルベンズアルデヒド:r1=0.45±0.08, r2=0±0.02また, これらの共重合条件下での, 置換ベンズアルデヒドの単独重合は困難であるので, この方法によらずr2=0と仮定して, 新たな方法で, それぞれの共重合の値を算出した。 パラ置換ベンズアルデヒドのスチリルカチオン (M1+) への相対反応性 (1/r1) は, 置換基の電気的効果あるいは, カルボニル酸素の塩基性に依存することが明らかになった, オルト置換ベンズアルデヒドにおいても, r1値は相当するパラ異性体とほぼ同じであり, メトキシ基, クロル基, ニトロ基などの置換基の立体障害によるr1値への影響は, それほど重要でなく, 主として置換基の電気的効果によって, 反応性が定まることが明らかになった。
著者
畑 敏雄
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.58-66, 1973-02-01 (Released:2011-09-21)
参考文献数
46
被引用文献数
2 1

界面の状態や構造が,複合材料の性質に大きな影響を与えるだろうということは誰でも想像することであるが,それがどんな影響かということになるとあまりよくわからない。それは複合材料の性質が, 複合素材, 複合過程, 複合状態のそれぞれに起因するいろいろな要素のからみあった結果として現われるからで,このなかから界面構造の影響だけを取り出して議論することはむずかしい。表面改質の話でもすれば少しは実際の役にたつかもしれないが,金属,無機材料, プラスチックでみんなやり方が違うし, 組み合わせる相手によってまた特殊である。何か統一的な見方はないか,と界面の安定条件から書き出してみたが… … … 。
著者
早川 典子
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.240-241, 2005-04-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
3
著者
巽 英介
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.56, no.9, pp.749-753, 2007-09-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
26

開心術用の人工肺が十分な性能を有するに至った一方で,補助循環分野で臨床例の増加と次世代型の人工肺を目指した研究開発が活発に行われている。高性能人工肺の開発は多くの患者に福音をもたらし,企業の立場からも市場拡大につながる。今後この分野における開発研究のいっそうの推進と,より優れた装置の実用化・臨床応用の発展が期待される。
著者
木村 俊作
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.40, no.9, pp.632-635, 1991-09-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
18
著者
高安 秀樹
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.66-69, 1999-02-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
12
被引用文献数
2 1

複雑さに関する研究とフラクタルの概念をレビューし,フラクタルが複雑さの理想形であること,さらに,フラクタルが形だけでなく,時間変動や分布の解析に対しても有効であることを述べる. フラクタルが相転移の臨界点で生じる性質を議論し, なぜ通常不安定な臨界状態が安定化するのかを説明する.
著者
森野 一英 八島 栄次
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.53, no.12, pp.918-921, 2004-12-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
46
被引用文献数
1 1

構造明確ならせん構造を有する高分子の合成法の開発は,新規な物性・機能を有する材料の開発につながるだけでなく,生体らせん高分子が示す精緻な機能の分子レベルでの理解にも役立つ。本稿では,「ナノ材料としてのらせん高分子」に焦点をあて,合成・構造,機能を中心に最近のらせん高分子の進歩と研究動向について述べる。