著者
吉野 浩行
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.974, pp.64-67, 1999-01-18

問 本田宗一郎さん以来、本田の社長は四輪車の生産や海外生産など、それぞれ大きなテーマに取り組んできました。川本信彦前社長(現取締役相談役)は効率の向上を目指し、その結果、円安による輸出採算の改善など幸運もあったとはいえ1998年3月期の連結最終利益は2606億円と過去最高、99年3月期はこれを更新する見通しです。吉野さんのテーマは何ですか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.13, pp.39-41, 2011-07-19

「ほぼ日では、年齢やキャリアに関係なく、判断を任される機会がたくさんある。これは本当に勉強になる。私は挑戦と失敗の繰り返しから、判断の基準を学びました」。そう話すのは、学生時代にほぼ日で働き始め、「ほぼ日手帳」プロジェクト立ち上げからのメンバーでもある松本絢子さんだ。 入社当時、社員は5人しかおらず、新人にもいきなり重要な判断が任せられる環境だった。
著者
野地 秩嘉
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.13, pp.26-31, 2011-07-19

国内外に800店舗以上を展開するユニクロで、世界ナンバーワンの実績を誇るパリ・オペラ店。率いるのは、語学堪能でも、エリートでもない38歳の店長。ロンドン、ニューヨークで手痛い挫折を経験し、悔しさを乗り越えてきた男が、今、海外展開の主軸を担う。text by 野地秩嘉+ photographs by 松井康一郎 「フランスじゃ黄色の服は全く売れません。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.13, pp.46-49, 2011-07-19

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのスタッフは9割がアルバイト。そのアルバイトが、自ら判断し、質の高いサービスを提供する。両テーマパークを運営するオリエンタルランドの元・人材教育担当者が、著書『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの育て方』を基に、その仕組みを解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.455, pp.42-47, 2008-09-12

「土木に対する世間のイメージが悪すぎて、就職先として選択肢に入ってこない。特に、当社のような地方の小さな会社など、志望する人間は皆無だ」。ある建設コンサルタント会社の担当者はぼやく。 厳しい競争のなかを生き残っていくには、優秀な人材を確保し、育成していくことが不可欠だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1933, pp.28-33, 2018-03-19

全国各地でかつて多くの東大合格者を輩出した名門校が、新勢力にその座を奪われている。背景にあるのは、自主性尊重主義で"啐啄(そったく)の機"の訪れを待つ教育の限界だ。最新高校事情の理解は、人手不足時代に真の有能人材を見抜く際の手助けになる。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.296, pp.66-69, 2017-12

定例の社内進捗会議。一覧表に記載されたリスクを逐一議論し、さらに新しいリスクを管理対象に追加しようとする木下さんに、グループ長の涼子は少しうんざりの様子です。しかし、涼子の依頼で会議に出席した檜山さんの発言をきっかけに、管理対象を絞り込む議論が始まりました。結果はどうなったでしょうか。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.299, pp.56-59, 2018-03

ニッケイ金属から新しいプロジェクトの受注内示を受けての祝杯の席。1軒目の居酒屋を後にして、2軒目のカラオケボックスでようやく檜山さんに悩みを打ち明け始めた木下さん。新プロジェクトのPMに内定したというのに、ユーザー側の体制がこれまでと大きく変わってしまうことをかなり気にしているようです。檜山さんは、木下さんにどうアドバイスしたのでしょうか。木下は、飲み始めたときには自信満々を装っていた。「もう楽勝ですよ。たかが異動シミュレーションくらい。大船に乗った気でいてくださいって」
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.663, pp.84-87, 2017-05-08

❶北八朔発進たて坑の周辺は田畑が広がる。地上に泥水処理プラントを設けるスペースが確保できたことから、泥水式シールド工法を採用した。たて坑は2棟並ぶ防音ハウスの奥にあり、シールド機は写真右奥の丘陵地帯に向けて掘り進む❷東名高速道路と接続する横…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.553, pp.18-23, 2012-10-08

数分おきに電車が通過するJR総武線の高架橋に、東京外かく環状道路のトンネルをくぐらせる工事だ。高架橋の杭を撤去しなければ、トンネルを造れない。電車の運行を止めずに、高架橋を受け替えて既設の杭や柱を撤去し、地下に函体を新設する難工事に挑んでいる。 施工者は、鉄建・オリエンタル白石JV。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.704, pp.72-75, 2013-05

事故は、2008年8月22日にN氏が自転車で自宅からオフィスに向かう途中で起きた。N氏は走行中に突如転倒し、重度の四肢麻痺を伴う後遺障害(第1級1号に相当)を負った。 N氏が使っていた自転車は、イタリアBianchi社(スウェーデンCycleurope社の1部門)ブランドのクロスバイク「BACKSTREET」だ(図1)。ただし、Bianchi社は設計・製造していない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.174, pp.31-34, 2007-10

ダラダラした気持ちのまま仕事を続けていると,残業は増えるばかり。必要なのは,適度なプレッシャーを保ち続けることである。退社時刻の予実管理,チーム内での相互の目配りという現場の工夫を紹介する。 気が乗らないままダラダラと仕事をするか,一心不乱に集中して仕事をするか。それによって,仕事のスピードに雲泥の差が生まれることは,誰しも経験的に知っているだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.348, pp.80-85, 2011-11

基準価額が下がっている今は安値で投信を仕込む絶好機でもある。通貨選択型投信に見切りをつけ、有望な投資投信を先回りしてしこめればもうけのチャンスもあるはず。そこで、ファンドアナリストの吉井さんに有望な投信を選んでもらった。狙いはやはり新興国だ。 積極的に上昇益を狙うなら株式、安定的な収益を求めるなら債券、という構図は新興国においても変わらない。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.578, pp.129-133, 2002-11

1996年,銀座の日産自動車での開発役員会議の席だった。水野和敏は,役員からの容赦ない「口撃」にさらされていた。 そういえば,同じようなことがあったっけ。数年前の記憶がよみがえる。あのときと,何も変わらない。いや,セリフは全く逆だったけど。 それは,水野が市販車部門からレース部門に異動したてのころだった。「ちょっとピット裏のトイレまで来い」。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.580, pp.129-133, 2003-01

新車を出せば必ず受ける質問だ。「6気筒」もそのうちの一つ。だから,ある程度は予期していた。それにしても,今回は多過ぎる。赤い4気筒車を展示するたびに同じ質問の繰り返しなのだ。 「6気筒はいつから?」「6気筒の出力は?」「6気筒のターボは?」。 湯川はZマニアの思いを嫌というほど知らされた。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.579, pp.109-113, 2002-12

会議室での戦いに敗れた日産自動車の水野和敏は,怒りをバネに次なる作戦を考えた。現物を作って,役員を乗せてしまおう。現場に出て現物に触れて現実的に行動する—という「三現主義」を地で行こうというわけだ。 それも秘密裏に作り上げ,突然乗せてしまおうというゲリラ作戦である。大組織を議論だけで動かそうとしてもムリ。やってみせるしかない。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.581, pp.103-107, 2003-02

「昔,デカラケは初心者用だといってるやつがいた。スイートスポットの狭いラケットを使いこなしてこそ上達するというんだ。そいつらはスイートスポットに当てただけで力を使い果たしてしまう。そうでなければ当てただけで満足してしまう。見ろ,今になってみればプロだってみんなデカラケだ」 水野はデカラケのような感触の乗り味を理想にしていた。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.582, pp.105-109, 2003-03

栃木の加藤博義たちにダメを出された設計陣。もはや落ち込んでいる暇すらない。厚木に帰るや,すぐさま設計の見直しに着手する。 車体の床回りを担当する越川誉章もその一人。「あそこがダメなのか」。彼には,思い当たる部品が幾つかあった。その設計を変更するなら,それこそ一刻の猶予もない。何しろ,発売は半年後なのだから。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.953, pp.101-103, 2007-06-04

米国最高裁判所が2007年4月に下した判決が波紋を呼んでいる。これまで20年以上特許の有効性の判断に使ってきた基準を否定したからである。従来と比べて特許の効力を弱める方向に働きそうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1576, pp.25-29, 2011-01-31

今年7月24日、日本で「地デジバブル」が崩壊する。半世紀余りにわたってテレビ各局が流し続けた地上アナログ放送が終了し、地上デジタル放送へ全面移行するからだ。アナログ放送にしか対応していないブラウン管テレビを使い続けていては、地上波の番組が見られなくなるとあって、過去数年、地デジ対応の薄型テレビの販売はうなぎ登りに伸びた。