著者
武村 正義
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.10, no.5, pp.367-368, 1981-05-30 (Released:2010-03-18)
著者
黒田 正和 張 欣 山上 利一
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.64-71, 2007-01-20 (Released:2008-12-25)
参考文献数
19
被引用文献数
1 3

赤錆 (ヘマタイト) のマグネタイト (黒錆) への変換における磁気の効果について, 流通系で実験的に検討した. また, ヘマタイトのマグネタイトへの変換過程を15日毎にX線回折法により分析し, 変換機構を検討した. 試料は錆鉄板, ヘマタイト及びマグネタイト試薬 (粉末) などを使用した. 磁気強度は約300mT, 使用した水はイオン交換蒸留水, 流速は2m/sとした. 液の温度は21℃→39℃, DOは7.5mg/l→5.2mg/l, pHは5.4→8.5と時間の経過につれ変化した. 錆鉄板に付着した赤錆は, 30~45日後に水和酸化鉄と黒錆の混合物に変化し, およそ90日後に完全に黒錆になった. 一方, ヘマタイト試薬 (粉末) スラリー, マグネタイト試薬 (粉末) スラリーでは, ヘマタイト及びマグネタイトの変化は全くなかった. 赤錆から黒錆へ至る反応には, Fe2++8FeOOH+2e-→3Fe3O4+4H2O, Fe2O3+6H++2e-→2Fe2++3H2O, Fe+2Fe3+→3Fe2+などの反応が関与すると考えられ, ローレンツ効果により生じる電流は, これらの反応の電子供給源となり, ヘマタイトのマグネタイトへの変換を促進すると考えられた.
著者
林 秀樹
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.285-289, 2001-04-20 (Released:2010-03-18)
著者
中村 隆一
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.7, no.9, pp.848-849, 1978-09-18 (Released:2010-03-18)
被引用文献数
1 2
著者
森 豊彦
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.28, no.9, pp.642-645, 1999-09-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
13
著者
頭川 武央 佐々木 良樹 湯浅 彰太 神子 直之
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.48, no.6, pp.327-333, 2019-11-20 (Released:2019-11-29)
参考文献数
26

我々は,紫外線照射によるアレルゲンタンパク質の不活化効果を高めるため,紫外線の波長がアレルゲ ンの不活化効果に与える影響を調べた.実験は,複数の紫外線光源とバンドバスフィルターを組み合わせた8種類の紫外線を用いた.その効果の大きさは,精製スギ花粉抗原Cry j 1溶液に各紫外線を照射し,抗原抗体反応が起きるアレルゲンの濃度の変化によって評価した.この結果,波長が240nm から220nm の間では,波長が短い紫外線ほど不活化の効果が大きくなることが分かった.この要因は,波長に対する効果の変化が一般的なたんぱく質の吸光係数と類似していることから,アレルゲンタンパク質の紫外線の吸収量が波長になるほど増加するためだと考えられる.
著者
土永 恒彌
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.25, no.8, pp.466-472, 1996-08-30 (Released:2010-03-18)
被引用文献数
2 1
著者
加茂 直樹 竹山 重光
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.22, no.12, pp.742-746, 1993-12-30 (Released:2010-03-18)
著者
近藤 五郎 中井 貞康
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.343-348, 1986-04-30 (Released:2010-03-18)

3 0 0 0 OA 脳とにおい

著者
西田 耕之助
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.22, no.10, pp.604-607, 1993-10-30 (Released:2010-03-18)
著者
武田 育郎 宗村 広昭
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.347-351, 2008-05-20 (Released:2009-06-02)
参考文献数
19
被引用文献数
2 1

自然水域の底質とともに存在する鉄バクテリア集積物は,リン吸着能を持つ鉄化合物を多く含むので,リン資源の循環利用に重要な役割を果たすことができる.しかしながら自然水域の鉄バクテリア集積物は,容易に水流によって流されてしまうこと,また,嫌気性の泥を含む底質からの収集が困難である事などから,有効な利用が行われていない.本研究では,鉄バクテリア集積物を収集する担体を水中に浸漬させ,鉄バクテリア集積物をリン酸肥料またはリン吸着材として利用できる形態で効率的に収集する方法の開発を試みた.
著者
横田 恭平
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.278-283, 2019

<p> 本研究の目的は,2016年の阿蘇山噴火時に噴出した火山灰の影響を濃度と負荷量より確認する.火山灰により,河川水のAlなどの濃度が上昇したが,その影響は2ヵ月以内であった.負荷量については,噴火から5日後には影響を確認できなかった.影響の期間に差異が生じた理由は,河川の流量の違いによるものであった.火山灰の影響度は,F<sup>-</sup>で0.3%と低いが,流量が少ない時期の影響度は5.3%となり,水質基準を超過した可能性があった.</p>
著者
藤長 愛一郎 大脇 遼 諸澤 正樹 渡邊 信吾 松下 稔
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.172-179, 2014-03-20 (Released:2014-04-01)
参考文献数
18

2009年に世界中で流行した新型インフルエンザA(H1N1)を対象に,発病する可能性のある感受性者S,保菌者E,発病者I,免疫保持者RへといたるSEIRSモデルを作成した.そして,特定の学校内など局所的,地域的な傾向を予測できる方法として,発病者と接触し感染する人の行動を確率的に捉えてシミュレーションする「動的解析」を行った.この解析結果を微分方程式の数値解と比較し,動的解析の有効性を確認後,現実社会への応用として,学級・学年閉鎖の効果を検討した.
著者
吉田 龍夫
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.3, no.12, pp.818-825, 1974-12-18 (Released:2010-03-18)