著者
永井 博
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.23, no.11, pp.661-665, 1994-11-30 (Released:2010-03-18)
著者
廣田 裕二
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.31, no.10, pp.775-783, 2002-10-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
6
著者
横田 恭平
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.536-544, 2016-10-20 (Released:2017-01-05)
参考文献数
16
被引用文献数
1

本研究の目的は,火山噴火を予知するため,大分県の活火山である由布岳と九重山に近い温泉水の水質の変化から,最適な化学的な指標を提案することである.対象としたのは由布院温泉と長湯温泉で,長湯温泉においては炭酸成分を主成分とする九重山の火山ガスの影響が確認されている.対象とした成分は,イオンクロマトグラフ法,硫酸による滴定,ICP 発光分光分析法にて分析した20成分である.それぞれの変動係数(標準偏差と平均との比の百分率)のなかで,10%を下回ったのがMg2+,Ca2+,Cl-,HCO3-であり, 特にHCO3-は,およそ2.3~3.6%と低い値が確認された.長湯温泉については,炭酸成分を多く含む九重山のマグマの影響を受けていると報告されている.HCO3-は,変動係数が小さく,溶解度積から見ても炭酸成分が鉄と反応を起こすことが少ないことから,一般的に噴火予知で用いられている物理的な方法に加え,化学的な指標としてHCO3-は適していると考えられる.
著者
高山 敦好 池田 真俊 藤田 浩嗣 原野 亘
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.42, no.12, pp.747-753, 2013-12-20 (Released:2014-01-11)
参考文献数
11
被引用文献数
2

一部の工場や船舶機関において,環境負荷低減技術としてスクラバが用いられている.スクラバは,噴霧水滴との反応で,NOx,SOxを低減できるだけでなく,噴霧水滴との衝突で PMの捕集も可能である.しかしながら,スクラバ処理後は水槽内に排ガス成分を含んだ廃水が伴い,その処理が問題視されている.本研究は,3流体噴射弁を用い,燃料と廃水による混合燃焼により,廃水処理を含めた環境負荷低減技術を開発した.水との混合燃焼は,燃焼温度が下がることにより NOxの低減が見込め,同時に燃焼性が向上しPMの低減も可能である.廃水による混合燃焼は,水道水による混合燃焼と比べるとA重油では約5%,C重油では5-30%NOx濃度が上昇した.PMについては,水道水による混合燃焼では SOFが約 73%,DSが約 80%低減でき,廃水による混合燃焼では,SOFが 68%,DSが 74%低減できた.よって,本研究は,廃水処理と同時に排ガスを削減できた.
著者
太田 洋 吉田 高年 鈴木 一如
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.11, no.11, pp.795-804, 1982

下水処理水の受水水域の富栄養化防止の目的で, 下水処理場の二次処理水に対して生物化学的流動床による脱窒素法を用いて, 下水の三次処理方法としての性能把握を中心として実験を行った.<BR>その結果, 1) 原水のNH<SUB>4</SUB><SUP>+</SUP>-N, NO<SUB>3</SUB><SUP>-</SUP>-N濃度の調整により微生物の媒体への付着集殖期間を短縮し, 2) 容積負荷3.2kgN/m<SUP>3</SUP>d, LV20m/hでNO<SUB>3</SUB><SUP>-</SUP>-Nを0.5mg/l以下 (除去率97.2%) , 3) CH<SUB>3</SUB>OH限界注入比2.0kg-CH<SUB>3</SUB>OH/kg-NO<SUB>3</SUB><SUP>-</SUP>-N, 4) CH<SUB>3</SUB>OH注入停止による汚泥減少速度Kd=0.051<SUP>-1</SUP>と汚泥のでないプロセスの可能, 5) 脱窒素工程でCOD成分が汚泥に変換される際必要なリン要求量によりリンが除去される現象 (△NO<SUB>3</SUB>-N/△PO<SUB>4</SUB><SUP>3-</SUP>-P=0.74, △CH<SUB>3</SUB>OH/△PO<SUB>4</SUB><SUP>3-</SUP>-P=5.99) がみられた.
著者
北川 睦夫
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.3, no.5, pp.308-315, 1974-05-18 (Released:2010-03-18)
参考文献数
11
著者
光石 一太 藤原 和子
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.41, no.11, pp.695-700, 2012-11-20 (Released:2013-04-03)
参考文献数
15
被引用文献数
1

炭粉末の利用拡大の観点から,炭粉末と天然バインダー(ロジン)を用いて圧縮成形することにより,炭成形体の作製を実施した.様々な温度,天然バインダー/炭粉末の混合比を設定し成形体作製条件の検討を行うとともに,曲げ特性,ホルムアルデヒド吸着性,水蒸気吸着性についてデータの蓄積を行った.
著者
堀田 健太郎 熊谷 哲
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.44, no.8, pp.468-473, 2015-08-20 (Released:2015-12-29)
参考文献数
15

CODMn測定時,塩化物イオン除去には銀添加する必要があるが塩化物イオン測定法は指定されていない.従来法よりも簡便な方法を検討した. 塩化物イオンと電気伝導率には統計学的に直線性が確認されている.しかし,異なる組成の試料を扱う環境計量証明事業所ではその直線性が心配される.そこで,pH が中性域でかつ工程水を除いた試料を対象にすることで直線性を確認でき電気伝導率の測定値から銀量を決定できたので報告する.
著者
外岡 豊
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.84-87, 2000-02-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
16
著者
中島 泰知 魚住 光郎
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.11, no.7, pp.534-536, 1982-07-30 (Released:2010-03-18)
参考文献数
14
著者
木俣 勲 井関 基弘
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.26, no.9, pp.549-554, 1997-09-30 (Released:2010-03-18)
参考文献数
17
被引用文献数
1 1
著者
小林 拓朗 李 東烈 徐 開欽 李 玉友 稲森 悠平
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.159-166, 2011-03-20 (Released:2012-03-01)
参考文献数
20
被引用文献数
1

食品標準成分に基づき細分類された家庭系生ごみと事業系食品廃棄物について,それぞれ高温メタン発酵と高温水素発酵のバッチ実験を行い,メタンおよび水素ガス生成ポテンシャルを調査した.投入VSあたりメタン生成量は,原料の脂質含有率との間に有意な正の相関,炭水化物含有率との間に有意な負の相関を有しており,炭水化物系原料と比較して脂質系原料は平均値で2倍に相当する高いメタン生成量を示した.投入VSあたり水素生成量は,原料の炭水化物含有率に対して有意な正の相関,脂質含有率に対し有意な負の相関を有していた.炭水化物,脂質,タンパク質各含有率とVSあたりメタンおよび水素生成量を因子とする主成分分析の結果から,栄養成分に基づいた各原料の水素発酵またはメタン発酵それぞれの処理方式への適性評価が可能であることが示された.
著者
山田 伸志
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.13, no.10, pp.756-759, 1984-10-30 (Released:2010-03-18)
参考文献数
3
著者
浜田 康敬
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.25-29, 1997-01-30 (Released:2010-03-18)
著者
三本木 徹
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.32-36, 2001-01-20 (Released:2010-03-18)