1 0 0 0 小集団コミュニケーションにおける話者の叙述パターン
This study aimed to examine participants' predication patterns in small group communications. Distinctive prediction patterns from utterance data were extracted from two experiments which were different in acquaintanceship, controlled situations and group size. Specific patterns were related to personal traits. The interesting difference of the predication patterns between Study 1 and Study 2 was the presence or absence of "listeners." In Study 1, which has conversations by three persons, the participants needed to be actively involved in conversations to establish communication. In contrast, the participants in large groups were able to participate passively in conversation. Therefore, the notion of "listener" as a predication pattern was extracted from Study 2, which has conversations by five persons.
1 0 0 0 夜中のマリアッチ(所変われば)
- 著者
- 宇野 博之
- 出版者
- 一般社団法人日本建築学会
- 雑誌
- 建築雑誌 (ISSN:00038555)
- 巻号頁・発行日
- vol.109, no.1362, pp.56-57, 1994-09-20
1 0 0 0 OA 『平家物語』屋代本の形成過程に関する試論 : 平家都落記事をめぐって
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文学協会
- 雑誌
- 日本文学 (ISSN:03869903)
- 巻号頁・発行日
- vol.49, no.2, pp.11-22, 2000-02-10
『平家物語』語り本のテクスト形成を、琵琶語りによる成果とする通説が、諸本論の進展によって崩壊した現在、あらためて「語り本とは何か」が問い直されている。本稿では、平家都落記事を対象に、屋代本の再編が空間性を軸になされていることを検証。それが、屋代本自体の叙述には含まれない、延慶本などの情報を前提として、はじめて浮かび上がるところから、自テクストには書かれざる外的情報によって補完された享受・解釈・再編という、非自己完結的なテクストのあり方の可能性を指摘した。
1 0 0 0 OA 「天姓不信第一の人」 : 覚一本『平家物語』の表現形成(読む)
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文学協会
- 雑誌
- 日本文学 (ISSN:03869903)
- 巻号頁・発行日
- vol.46, no.12, pp.72-75, 1997-12-10
1 0 0 0 OA 秋田安藤氏の系譜言説形成とその背景(<特集><過去>と<未来>を結ぶ中世)
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文学協会
- 雑誌
- 日本文学 (ISSN:03869903)
- 巻号頁・発行日
- vol.59, no.7, pp.46-55, 2010-07-10
中世後期における地方武家の家伝・系譜伝承の形成過程について、安藤氏による「下国家譜」を例として検討を加えてみた。従来は、その成立時期が不明確であったために、かなり幅広く形成期を想定して、在地伝承などの形成と重なるものとして理解する意見が多かった。しかし、平川氏の問題提起を受けて、拙稿ではそれを検証しながら、成立時期が平川氏の想定よりも若干下る十五世紀中頃以降である可能性を指摘、その時代に安藤氏が置かれていた情勢の分析から、「下国家譜」に、長年にわたって抗争を続けていた南部氏を意識した津軽・秋田における先住権・支配権の主張という一面が認められること、さらには家譜編纂作業が、京都・羽賀寺と本拠を結ぶネットワーク上に想定する方が自然であることを指摘した。
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 至文堂
- 雑誌
- 国語と国文学 (ISSN:03873110)
- 巻号頁・発行日
- vol.77, no.4, pp.32-43, 2000-04
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 学灯社
- 雑誌
- 国文学 解釈と教材の研究 (ISSN:04523016)
- 巻号頁・発行日
- vol.40, no.5, pp.p23-41, 1995-04
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文芸研究会
- 雑誌
- 文芸研究 (ISSN:02875829)
- 巻号頁・発行日
- no.115, pp.p23-34, 1987-05
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文芸研究会
- 雑誌
- 文芸研究 (ISSN:02875829)
- 巻号頁・発行日
- no.118, pp.p13-23, 1988-05
1 0 0 0 「大鏡」の<筆記者>--1人称の表現主体としての機能をめぐって
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文芸研究会
- 雑誌
- 文芸研究 (ISSN:02875829)
- 巻号頁・発行日
- no.128, pp.p29-38, 1991-09
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 至文堂
- 雑誌
- 国文学解釈と鑑賞 (ISSN:03869911)
- 巻号頁・発行日
- vol.69, no.11, pp.190-195, 2004-11
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 學燈社
- 雑誌
- 國文學 : 解釈と教材の研究 (ISSN:04523016)
- 巻号頁・発行日
- vol.52, no.15, pp.70-77, 2007-12
1 0 0 0 鎌倉期における関東武士の自己意識と『平家物語』
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 至文堂
- 雑誌
- 国語と国文学 (ISSN:03873110)
- 巻号頁・発行日
- vol.85, no.11, pp.67-77, 2008-11
1 0 0 0 中世における『平家物語』享受の位相--「物語」と「歴史」の狭間
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文芸研究会
- 雑誌
- 文芸研究 (ISSN:02875829)
- 巻号頁・発行日
- vol.167, pp.1-10, 2009-03
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- ぎょうせい
- 雑誌
- 国文学 : 解釈と鑑賞 (ISSN:03869911)
- 巻号頁・発行日
- vol.75, no.3, pp.135-144, 2010-03
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 全国大学国語国文学会
- 雑誌
- 文学・語学 (ISSN:05251850)
- 巻号頁・発行日
- no.201, pp.84-87, 2011-11
1 0 0 0 国語教育における「古典」 (特集 教科書と文学(2))
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 日本文学協会
- 雑誌
- 日本文学 (ISSN:03869903)
- 巻号頁・発行日
- vol.64, no.1, pp.22-31, 2015-01
1 0 0 0 近世地誌にみる〈いくさ〉の記憶 (特集 「いくさ」と文学)
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 岩波書店
- 雑誌
- 文学 (ISSN:03894029)
- 巻号頁・発行日
- vol.16, no.2, pp.167-180, 2015-03
- 著者
- 志立 正知
- 出版者
- 軍記・語り物研究会
- 雑誌
- 軍記と語り物 (ISSN:02885182)
- 巻号頁・発行日
- no.41, pp.22-40, 2005-03