著者
田中 浩 岩田 和之 改田 徹哉 根井 敏之 泉田 史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OFT, 光ファイバ応用技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.545, pp.21-24, 2007-02-23

この論文では,1999年〜2005年までに発生した生物被害について分析した結果と,設備の信頼性,保守稼動削減を考慮した対策方法について説明します.
著者
永井 敏之
出版者
一般社団法人 日本高圧力技術協会
雑誌
圧力技術 (ISSN:03870154)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.106-114, 2004 (Released:2004-09-15)
参考文献数
4

Demand for hydrogen is rapidly growing in the current environmental approach to meeting requirements of extremely low-sulfur and increasingly light fuels. The trend toward increase in hydrogen demand is expected to be accelerated with development and commercialization of fuel cell and synthesis fuel oil which are both attracting widespread attention as clean energy technologies. The steam reforming process, which has been used as the most popular industrial hydrogen production technology, is outlined here. The life cycle assessment, which rates net emissions of greenhouse gases from the steam reforming process, is also introduced. In addition, efficient methods for increasing the capacity of the steam reforming process are explained in the light of increasing calls in recent years for revamping hydrogen plants.
著者
神浦 真帆 安井 敏之 樋口 久
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.10, pp.573-582, 1980
被引用文献数
1

造船塗装および鋼構造物の塗装において, 現在一般的に用いられているエアレス塗装について, 塩化ゴム塗料とタールエポキシ塗料の滴正霧化圧力を把握することを試みた。<BR>塗料の適正霧化圧力とは, 塗料を良好に霧化させるに十分な圧力で, かつ, 過剰な圧力ではないものといえる。<BR>塗料の霧化状態を評価するには, (1) ノズル先端での塗料の噴出状態, (2) 塗装面の外観 (3) 噴霧粒子の粒径分布を観察することが有効で, この観察方法により塗料の適正霧化圧力を把握することができた。また, 適正霧化圧力は塗料の物性によって大きく影響され, それらをおおまかに関連づけることができた。
著者
野田 章 想田 光 白井 敏之
出版者
プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 = Journal of plasma and fusion research (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.86, no.8, pp.461-465, 2010-08-25
参考文献数
32

ベクトルボソンの生成に向け,2次ビームの反陽子を加速器で自在にハンドリング可能な性能に向上する素粒子物理学上の必要から考案されたビーム冷却法は,確率冷却法によりこの目的を達成し,さらに電子ビーム冷却による電子・分子イオン衝突の精密研究やイオンビームの1次元オーダーリングを実現するに至っている.こうした成果をもとに,より低温の極低温ビーム(クリスタルビーム)の実現に向けて,さらに強力な冷却力を有するレーザー冷却を3次元で実現する試みが進んでいる.本章ではビーム冷却により熱を除去し,ビーム温度の軽減を図り,極低温の結晶化ビームの実現を図るアプローチの概要を紹介する.
著者
春日井 敏之
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2004

本研究では、学校・地域におけるピア・サポートシステムの構築に関わって、主として4つのフィールドを設定して、調査・研究を進めてきた。第一には、不登校のわが子を持っ「親の会」というセルフヘルプ・グループによる支援のあり方、第二には、学校における子どもの課題に関わる教師、スクールカウンセラーなどによる「ケース・カンファレンス(事例検討会)」を通したチーム支援のあり方、第三には、学校における子ども同士の助け合い、課題解決、対立解消のための教師による子ども支援、子ども相互の支援のあり方、第四には、地域における子ども・青年の居場所づくりに関わる青年・大学生による中高生への支援のあり方である。具体的には、(1)京都府下のU市を中心とした地域の「親の会」における相互支援のあり方、(2)京都府下のRU中学・高校、大阪府H市教育センター、滋賀県O高校をとりあげ、不登校問題に関わる小中高校の教職員などによる「チーム会議」における相互支援のあり方、(3)群馬県T市、広島県H市などの先進地域の小申学校などにおける子ども同士のピア・サポート活動を進めるための教師の役割とプログラム開発のあり方、(4)京都市T児童館、滋賀県O高校における地域の中高生のための大学生による居場所づくりのインターンシップとプログラム開発のあり方について、臨床現場を持ちながら共同研究を進めてきた。また前提として、現代の子どもたちの置かれている社会環境や発達課題をどのように捉え理解していくのかに関しても研究を進めてきた。なお、2004年度、2005年度の3月末には、アメリカ・ニューヨークとカナダ・バンクーバーにおけるピア・サポートの実践・研究の調査を目的に、日本ピア・サポート学会の現地調査団の一員として小学校、高等学校などを訪問し、現地の研究者とのワークショップにも参加し研究を進めてきた。日本とはスクールカウンセラーの制度が異なるアメリカやカナダなどの学校におけるピア・サポートのプログラムが、日本の学校現場で生かしうるのか。そのための条件などについても検討を深めてきた。2006年度は、3年間の研究期間の最後であり、詳しい内容は研究報告論集にまとめる。
著者
若杉 昌徳 栗田 和好 野田 章 白井 敏之 頓宮 拓 玉江 忠明
出版者
独立行政法人理化学研究所
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

短寿命不安定原子核の電荷分布を世界で初めて測定できる方法として、電子蓄積リングにおけるイオントラッピング現象を利用したSCRIT法を発明した。SCRITの原理実証を行うためプロトタイプを京都大学化学研究所の電子蓄積リングKSRに挿入して実験を行ってきた。その結果、わずか100万個のCs原子核を標的とした電子弾性散乱を起こさせ、その散乱断面積の測定に成功した。これによって数量の限られた短寿命不安定核の電子散乱実験法が確立した。
著者
峯 忠己 奥田 勝博 田中 知明 船越 裕正 安井 敏之 久我 龍一郎 益 貴彦 浅見 裕一 豊田 泰之 国仙谷 昇
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.19, no.65, pp.25-30, 1995-11-21
被引用文献数
4

A 2/3inch 2M pixel CCD HDTV camera has been developed in response to the demand for small size, light weight and high picture quality. This camera uses newly developed 2/3 inch 2M pixel MFIT CCD and with the development of a high speed CCD signal processing technology realize the performance which is over 1 inch 2M pixel camera. And also we realize a horizontal resolution of 1200TV lines and an amplitude response of more than 40% with a development of single channel CCD transfer method and high precision offset imaging technology.
著者
平井 敏之 大坐畠 智 川島 幸之助
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.4, pp.11-16, 2010-04-08

インターネットへのアクセス手段として、IEEE 802.11による無線LANが急速に普及してきた。無線LAN環境下で、TCPとUDPが同時に利用されているとき、それぞれの通信品質を確保する制御方式を提案する。UDPによるリアルタイム通信では、所定の帯域幅を必要とする。ところで、TCPの輻輳制御アルゴリズムとしてよく利用されるTCP Renoは、パケットロスが発生するまでウィンドウサイズを増加させる方式を採用している。そのため、UDP通信(リアルタイム通信)に必要な帯域幅を奪い、リアルタイム通信の品質を低下させる恐れがある。この問題を解決するために、無線LANの利用状況を観測しながら、リアルタイム通信の妨害をしないウィンドウサイズの制御方式を提案する。提案方式をコンピュータシミュレーションにより評価し、UDP通信に必要な帯域幅を確保しながらTCP通信が可能となることを示す。