著者
青地 克頼 今木 雅英 松本 和興 棚田 成紀
出版者
日本生理人類学会
雑誌
日本生理人類学会誌 (ISSN:13423215)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.111-114, 2000-05-25 (Released:2017-07-28)
参考文献数
14

A case control study was conducted on the relationship between the serum Magnesium content(related to Magnesium that is relatively readily obtained from the body)and life-style related diseases(e.g., hypertension, heart diseases, diabetes mellitus, and liver diseases)among individuals who were employed at a large plant. The serum Magnesium content was significantly low in the group with a systolic pressure of 180 mmHg. No statistically significant difference was noted between the groups with a diastolic pressure below and above 95 mmHg. A comparison of the serum Magnesium contents between patients with is chemic heart diseases, diabetes mellitus, or hepatic diseases and the control indicated no statistically significant difference. Actually the serum Magnesium content of the control tended to be higher.
著者
三好 保 藤井 正信 今木 雅英 吉村 武 山田 勇樹 中村 武夫 山崎 亮二 松本 和興
出版者
The Japanese Society for Hygiene
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.1013-1018, 1988-12-15 (Released:2009-02-17)
参考文献数
15

Four young male adults were fed a semisynthetic diet including rice and chicken as protein for seven days (Basal diet period), and in the following seven days 30g of corn oil and then for seven days 30g of lard were added at the expense of part of the corn starch and sugar in the basal diet (Test diets period). Urine and feces were collected completely throughout the periods and the contents of fat and energy in these excreta were determined. The results obtained were follows:1) Digestibility of fat was 98.8% (corn oil) and 100.0% (lard).2) The ratio of the total available energy to intake energy (Net Energy Avaiability) was 98.8% (corn oil) and 98.0% (lard).
著者
小切間 美保 西野 幸典 角田 隆巳 鈴木 裕子 今木 雅英 西村 公雄
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.81-87, 2001-04-10 (Released:2009-12-10)
参考文献数
12
被引用文献数
1 1

鉄剤を緑茶で服用しても影響はないとする報告がある。しかし, これらの報告は年齢, 栄養素摂取状況などを十分に考慮した検討ではない。そこでわれわれは, 18-24歳の若年女性のべ50名の対象者を, 無作為にミネラルウォーターのみ服用 (Control 群), 市販緑茶飲料のみ服用 (Tea群), 鉄剤をミネラルウォーターで服用 (Fe群), 鉄剤を市販緑茶飲料で服用 (Fe+Tea群) の4群に分け鉄剤吸収実験を行った。また, 実験前2週間の食事調査も行った。鉄剤にはクエン酸第一鉄ナトリウム製剤 (鉄として100mg相当量) を, 緑茶ば市販の缶入り飲料を用いた。鉄吸収の指標として血清中の鉄 (Fe), 総鉄結合能 (TIBC), 不飽和鉄結合能 (UIBC), フェリチンの測定を行った。実験により, Fe群どFe+Tea群の間には有意な差はなかったが, これら2群は他の2群より血清鉄濃度は有意に上昇し, 血清不飽和鉄結合能は有意に低下した。これらの結果から, 若年女性においてクエン酸第一鉄ナトリウム製剤を市販緑茶飲料で服用しても鉄吸収が阻害されることはないと考えられた。
著者
小切間 美保 西野 幸典 角田 隆巳 鈴木 裕子 今木 雅英 西村 公雄
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 : Nippon eiyo shokuryo gakkaishi = Journal of Japanese Society of Nutrition and Food Science (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.81-87, 2001-04-10
参考文献数
12
被引用文献数
2 1

鉄剤を緑茶で服用しても影響はないとする報告がある。しかし, これらの報告は年齢, 栄養素摂取状況などを十分に考慮した検討ではない。そこでわれわれは, 18-24歳の若年女性のべ50名の対象者を, 無作為にミネラルウォーターのみ服用 (Control 群), 市販緑茶飲料のみ服用 (Tea群), 鉄剤をミネラルウォーターで服用 (Fe群), 鉄剤を市販緑茶飲料で服用 (Fe+Tea群) の4群に分け鉄剤吸収実験を行った。また, 実験前2週間の食事調査も行った。鉄剤にはクエン酸第一鉄ナトリウム製剤 (鉄として100mg相当量) を, 緑茶ば市販の缶入り飲料を用いた。鉄吸収の指標として血清中の鉄 (Fe), 総鉄結合能 (TIBC), 不飽和鉄結合能 (UIBC), フェリチンの測定を行った。実験により, Fe群どFe+Tea群の間には有意な差はなかったが, これら2群は他の2群より血清鉄濃度は有意に上昇し, 血清不飽和鉄結合能は有意に低下した。これらの結果から, 若年女性においてクエン酸第一鉄ナトリウム製剤を市販緑茶飲料で服用しても鉄吸収が阻害されることはないと考えられた。
著者
今木 雅英 三好 保 吉村 武 棚田 成紀 松本 和興
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.87-91, 1988-07-30 (Released:2011-08-11)
参考文献数
13

健康な中年および老年者における血清LDH活性値およびアイソザイム分画比と血清ビタミンCの関連性について検討した。対象者は、漁村住民男性87名, 女性83名 (年令45-84才) である。男女とも各年令グループ (45-59才グループ, 60-69才グループ, 70才以上グループ) において血清LDH総活性値と血清ビタミンCは、統計的に有意な関係はみとめられなかった。しかし、男女とも血清LDH-4分画比, 血清LDH-5分画比と血清ビタミンCはすべての年令グループにおいて統計的に有意な負の相関関係が認められた。
著者
今木 雅英 三好 保 藤井 正信 小島 俊男 多田 敏子 勢井 雅子 高橋 仁 山崎 亮治 藤田 久雄 大木元 繁 石本 寛子 伊藤 里美
出版者
The Japanese Society for Hygiene
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.905-912, 1991-10-15 (Released:2009-02-17)
参考文献数
13
被引用文献数
2 2

The digestibilities of nutrients and energy in Shiitke mushrooms (Lentinus edodes) was measured in healthy adult males. A test diet was given for 5 days after 5 days on a basal diet which supplied 40g/day of protein and 45kcal/kg/day of energy. The test diet was identical with the basal diet except that shiitake was incorporated. Digestibility was calculated by the difference of fecal output between the test period and the basal period. The results obtained were follows:1. Shiitake 60g/day intake levelDigestibility of protein was 69.3±11.2%.Digestibility of fat was 66.6±24.9%.Digestibility of carbohydrate was 55.7±10.5%.The ratio of the total available energy to intake energy (Net Energy Availability) was 55.4±15.4%.2. Shiitake 40g/day intake levelDigestibility of protein was 85.5±23.8%.Digestibility of fat was 70.0±90.1%.Digestibility of carbohydrate was 65.8±13.1%.The ratio of the total available energy to intake energy (Net Energy Availability) was 67.4±25.9%.
著者
今木 雅英 三好 保 藤井 正信 勢井 雅子 多田 敏子 中村 武夫 棚田 成紀
出版者
The Japanese Society for Hygiene
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.635-641, 1990-06-15 (Released:2009-02-17)
参考文献数
9
被引用文献数
1

日本人を対象とした穀類の消化吸収率およびエネルギー利用率に関する正確なデータがほとんどないので,これらの値を算出した。対象者は日本人青年男子4名である。7日間の基礎食,それに続いて精白米,小麦粉,そば粉のテスト食品を7日間摂取させた。実験期間中に排泄された糞および尿は全量採取し分析に供した。基礎食期とテスト食期の成分の差によって,消化吸収率およびエネルギー利用率を算出した。以下はその結果である。1) 蛋白質の消化吸収率は,精白米(粒状)89.6±5.0%,小麦粉(粉状)93.4±2.9%,そば粉85.1±2.5%であった。2) 脂質の消化吸収率は,精白米93.6±1.8%,小麦粉70.8±13.5%,そば粉103.1±8.4%であった(脂質は実験食での摂取量が少なかったため誤差も大きかった)。3) 炭水化物の消化吸収率はほとんど100%であった。4) 正味エネルギー利用率は,精白米100.6±1.4%,小麦粉96.5±1.1%,そば粉96.0±1.1%であった。
著者
山田 勇樹 三好 保 棚田 成紀 今木 雅英
出版者
日本衛生学会
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.788-794, 1991-08-15 (Released:2009-02-17)
参考文献数
10
被引用文献数
4 8

日本人が日常よく摂取している藻類であるわかめについて,日本人を対象とした消化吸収率及びエネルギー利用率に関するデータが殆どないので,これらの値を算出した。対象者は,日本人青年4名である。最初5日間に基礎食,それに続いてわかめ10g:5日間,20g:5日間,40g:5日間とした実験期間中に排泄された糞と尿は全量採取した分析に供した。基礎食期とテスト食期の成分の差によって,消化吸収率及びエネルギー利用率を算出した。しかしながら,各栄養素の消化吸収率にばらつきが大きかったので算出した数値のみ列記する。以下はその結果である。1) 蛋白質の消化吸収率は,70.1±14.0%である。2) 脂質の消化吸収率は,97.5±59.0%である。3) 炭水化物の消化吸収率は,55.8±14.6%である。4) エネルギー吸収率は,60.6±15.9%であった。又正味エネルギー利用率62.4±19.4%であった。