著者
佐藤 秀明
雑誌
椙山国文学
巻号頁・発行日
no.19, pp.25-47, 1995-03-12
著者
大山 伸幸 岩見 友司 山本 哲也 町田 智 樋口 隆英 佐藤 秀明 佐藤 道貴 武田 幹治 渡辺 芳典 清水 正賢 西岡 浩樹
出版者
一般社団法人 日本鉄鋼協会
雑誌
鉄と鋼 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
vol.97, no.10, pp.510-518, 2011-10-01 (Released:2011-10-01)
参考文献数
42
被引用文献数
3 8

JFE Steel Corporation developed the hydrogen-based gas fuel injection technology for sintering machines to improve sinter quality without increasing coke breeze ratio. With the technology, it is possible to extend the temperature zone between 1200°C and 1400°C by injecting the gaseous fuel from the top surface of the sintering machine as a partial substitute for coke breeze. Theoretical and experimental studies were carried out to verify the effect of the gaseous-fuel injection technology on pore structure in the sinter cake with the X-ray CT scanner and sintering pot test.It is important to hold the temperature between 1200°C and 1400°C in order to produce high strength and high reducibility sinter. The liquid phase ratio can be increased with extending the proper temperature zone by applying the gaseous fuel injection technology. The increase in liquid phase ratio promotes the combination of pores (1–5 mm) and sinter strength is improved. At the same time, the pores over 5 mm growth are promoted and the permeability is improved in the sintering bed. Moreover, the low-temperature sintering process depresses the iron ore self-densification. Micro pores under 1 μm remain in unmelted ores and improve sinter reducibility. As a result, the technology enables to improve the pore structure in the sinter cake and sinter quality.The technology was put into commercial operation at Keihin No. 1 sinter plant in January 2009 and stable operation has continued up to the present. As a result, the energy efficiency in the sintering process is greatly improved, and it has been achieved to reduce CO2 emissions by a maximum of approximately 60000 t/year at Keihin No. 1 sinter plant.
著者
原田 二朗 山本 健 溝口 正 佐藤 秀明
出版者
久留米大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

酸化ストレスを原因とする肥満から発展するメタボリックシンドロームは、脳梗塞や心筋梗塞のリスクファクターとなることから、予防法の開発が急務である。本研究では未だ動物実験では使われたことがない光合成細菌がもつケト型カロテノイドを調べることで、メタボリックシンドロームの予防効果について検討する。具体的には、糸状性酸素非発生型光合成細菌Chloroflexus aurantiacusがもつ、ケト型カロテノイドに着目し、カロテノイド分子種の同定と機能を調べた。ケト型カロテノイドの疾病に対する優れた予防剤としての開発が期待される。
著者
石本 万寿広 佐藤 秀明 村岡 裕一 青木 由美 滝田 雅美 野口 忠久 福本 毅彦 望月 文昭 高橋 明彦 樋口 博也
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.311-318, 2006-11-25
参考文献数
34
被引用文献数
2 15

水田内におけるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生消長を調査する手段として既に確立されているすくい取り法の代替手段として,合成性フェロモントラップの有効性を評価した.トラップは両面に粘着物質を塗布した粘着トラップを使用し,誘引源として合成性フェロモン0.01mgを含浸させたゴムキャップを粘着板上辺の中央部に設置した.粘着トラップは,イネの草冠高かそれよりやや低い位置に設置すると捕獲効率が高かった.そこで,2005年6月に,粘着トラップを新潟県上越市・長岡市,富山市の各水田2筆の中央部,イネの草冠高に設置し,誘殺される雄数を毎日調査した.また,約5日間隔でトラップの位置を中心に捕虫網ですくい取りを行い,成虫数の推移を調査した.すくい取り調査で,地域,品種を問わず6月中旬から7月上中旬にかけて成虫が発生し,7月中旬に減少し,その後,出穂期の早い品種で成虫の増加傾向が早くなり8月中旬までには減少するという成虫の発生消長が明らかとなった.水田内に設置した粘着トラップの誘殺雄数の推移は,概ねすくい取り調査での雄数の推移とよく似たパターンを示した.したがって,水田内で本種のモニタリング手段としてフェロモントラップが利用できる可能性を示唆している.
著者
井嶋 博 大住 晃 Djurovic Igor 佐藤 秀明 大倉 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.86, no.11, pp.1158-1169, 2003-11-01
被引用文献数
2

不規則雑音に埋もれた信号の検定・推定問題は,音声,通信,計測など工学の分野だけでなく医療,自然信号など様々な分野で応用されている.本論文では不規則雑音に埋もれて受信される信号の遅れ時間と伸縮パラメータを同時に推定する新しい手法を提案する.信号の伸縮が受信された信号の周波数に反映されるということに着目して,時間-周波数解析の有力な手法の一つである擬似ウィグナー分布を用い,その時間-周波数領域における確率場に対して尤(ゆう)度関数を求め,それを最大にするアルゴリズムを導出することによってこれらの未知パラメータを推定する.更に,その有効性を数値シミュレーションによって示す.