著者
岡本 幸 長瀧 寛之 齊藤 明紀 都倉 信樹 増澤 利光
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.13, pp.55-62, 2003-02-07
被引用文献数
2

大学において電子ポートフォリオを利用する場合 学生に加え各講義の担当教官 技官 ティーチングアシスタントなど様々な立場の利用者が存在するため きめこまかいアクセス制御を実現する必要がある.また多数の学生や講義が登録されるため 検索機能が充実していることが必要である.本研究ではこれらの要求を満たす電子ポートフォリオシステムを設計 試作し 運用により評価を行なった.本システムは リレーショナルデータベースにデータを保管し Web上で使用することができる.If an electronic portfolio system is used in universities, complicated access control is required because there are various users such as students, teachers of each lecture, teaching assistants and so on. Moreover, since the number of students and lectures is very large, the system must have powerful search and sort functions. We designed and implemented a student portfolio system suitable for an university. We also applied it to a few courses in two universities and evaluated it. This system keeps data in a relational database, and it can be used on the web.
著者
谷口 博人 井上 美智子 増澤 利光 藤原 秀雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.127-135, 2001-02-01
参考文献数
6
被引用文献数
10

本論文では, 移動端末だけからなる分散移動システムであるアドホックネットワーク上でのクラスタ構成法を考察する.クラスタ構成法とは, ネットワーク上の全ノードをクラスタヘッドとそれと直接通信可能なノードであるクラスタメンバからなるクラスタに分割することである.移動端末は, 計算能力, 通信能力などの点でパフォーマンスが低いため, 移動端末にかかる負荷が小さい手法が望まれる.分散システムの問題として, 端末の移動や, トポロジーの変化に伴うオーバヘッドを考慮しなければならない.更に, 無線チャンネルの帯域幅の空間再利用の観点などから, クラスタ構成をすることによって, 階層構造を構築する利点がある.その際, ネットワークで交換する情報量を少なくするためクラスタヘッドを少なくすることや, 管理情報の受け渡しを少なくするためクラスタヘッドの変更数を少なくすることが望まれる.本論文では, アドホックネットワーク上にクラスタを構成するクラスタ構成法及び, 移動端末の移動などによりトポロジーが変化した場合に対応するクラスタ再構成法を提案する.提案するクラスタ構成法は, トポロジーグラフが密な場合を除き, 従来手法に比べてクラスタ数が少ないこと, また, 提案するクラスタ再構成法は, 従来手法に比べ, クラスタ数が少なく, またクラスタヘッドの変更数が少ないことをシミュレーション実験で示す.
著者
藤原 暁宏 石水 隆 井上 美智子 増澤 利光 藤原 秀雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. PRO, [プログラミング]
巻号頁・発行日
vol.98, no.30, pp.129-136, 1998-03-23

本稿では, 近年注目されている並列計算モデルであるCGMモデル及びBSPモデル上で, 要素数nの選択及びソートを行う決定性の並列アルゴリズムを提案する.まず最初に, 内部計算時間がO(n/p)時間, 通信ラウンド数がO(min(log p, loglog n)のコスト最適な選択を行う並列アルゴリズムを提案する.次に内部計算時間がO(n/p log p)時間, 定数通信ラウンド数の通信ラウンド数が最適な並列アルゴリズムを提案する.上記の2つのアルゴリズムは, n/p≥P^εかつε>0を満たすプロセッサ数pに対して動作する.最後に, 2つ目の選択アルゴリズムの拡張として, n/p≥P^2を満たすpに対して, O(n/p log n)時間, 定数通信ラウンド数でソートを行うアルゴリズムを提案する.
著者
谷口 博人 井上 美智子 増澤 利光 藤原 秀雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.724, pp.9-16, 2000-03-22
参考文献数
6

移動端末だけからなる分散移動システムであるアドホックネットワーク上でのクラスタ構成法を考察する.クラスタ構成法とは, ネットワーク上の全ノードをクラスタヘッドとそれと直接通信可能なノードであるクラスタメンバからなるクラスタに分割することである.分散システムの問題として, 端末の移動や, トポロジーの変化に伴うオーバヘッドを考慮しなければならない.本稿では, アドホックネットワーク上にクラスタを構成するクラスタ構成法および, 移動端末の移動などによりトポロジーが変化した場合に対応するクラスタ再構成法を提案する.提案手法は, クラスタ構成法, クラスタ再構成法ともに, 従来手法に比べ, クラスタ数が少ない, またクラスタヘッドの変更数が少ないことをシミュレーション実験で示す.
著者
増澤 利光
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.381-381, 2018-03-15
著者
西田 知博 植原 啓介 角谷 良彦 鈴木 貢 中山 泰一 香西 省治 高橋 尚子 中西 通雄 松浦 敏雄 増澤 利光 萩谷 昌己 萩原 兼一
雑誌
情報教育シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.28, pp.182-187, 2017-08-10

我々は,文部科学省委託事業 「情報学的アプローチによる 「情報科」 大学入学者選抜における評価手法の研究開発」 の中で,これまで情報入試研究会として実施してきた大学情報入試全国模擬試験を出発点とし,「思考力 ・ 判断力 ・ 表現力」 を評価するという視点も加えて 「情報科」 大学入学者選抜を CBT システム化するためにはどのような機能が必要かを検討している.ここではその検討経過と,今年度実施する試行試験用システムおよび,新しい出題フレームワークなど現在検討している出題方式を紹介する.
著者
桝田 秀夫 増澤 利光 辻野 嘉宏 都倉 信樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション
巻号頁・発行日
vol.94, no.389, pp.11-18, 1994-12-09
被引用文献数
2

ネットワークの取り得る全状況集合をSとし,そのうち望ましい状態とみなせる状態の集合を正当な状況といい,Lと表す(L⊆S).任意のSの状態から出発し有限時間内にLに含まれる状態に達する分散アルゴリズムを自己安定アルゴリズムという.従来,自己安定アルゴリズムは,プロセッサ同士が通信路として2点間通信(Point-to-Point)リンクを用いて情報を交換するネットワークモデル上で考えられてきた.本稿では,マルチアクセスチャネルを持つネットワーク上でリーダー選択問題を解く自己安定分散アルゴリズムを提案する.
著者
須田 克朗 守屋 宣 井上 美智子 増澤 利光 藤原 秀雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション
巻号頁・発行日
vol.98, no.562, pp.9-15, 1999-01-23

時間タイマを持つ分散システム上での線形化可能性を保証する共有レジスタの無待機な実現を考察する.すべてのプロセスに既知で, 0<u<dである定数d, uに対し, すべてのメッセージ遅延は[d-u, d]の範囲であることを仮定する.本稿では, read操作の最悪応答時間がd, write操作の最悪応答時間がuであるような線形化可能な実現を示す.さらに, この実現は無待機であること, すなわち, 任意個のプロセスの停止故障に耐性があることを示す.
著者
青木 志乃 長瀧 寛之 大下 福仁 角川 裕次 増澤 利光
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.3, pp.79-84, 2009-01-15

本稿では,協調学習において議論活動を行う学習者に対し,多角的な視点から議論をさせるための助言を与える議論支援システムの提案を行う.本システムは複数グループがチャットを用いた同一テーマの議論を行うことを想定しており,各グループの学習者は議論前に WWW から収集した Web ページを調査資料として提示しつつ議論を行う.本システムは,議論中の発言と提示された資料を基に,複数グループの議論の状況を計算機によってリアルタイムで把握し,状況に応じた助言を各グループに対して自動的に行う機能を実現する.本システムによって,各グループは調査資料収集時に得られなかった情報や異なる見解の意見を他グループから得ることができる.また,提案手法を実装し評価実験を行った.評価実験の結果,本システムが学習者に未知の情報を与える事ができると判明した.In this paper, we propose an online discussion system for collaborative learning which advises a group on information of other groups. The system supports collaborative learning of the following style: Learners search useful online documents on the Web in advance. Then, they are divided into groups and simultaneously discuss online with the system, like online chat. The system gives online discussion space in which learners easily make use of online documents, and at the same time, the system identifies the topic of each group's discussion. If the system catches a group whose discussion is not active, the system gives the group a suitable document which was referenced by someone in other group with his/her words which were said near the words referencing the document. This paper reports outline of implementation of the system and evaluation of test operation.