著者
城 道介 鳥居塚 卓 大島 俊哉
出版者
公益社団法人精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.883-889, 1989-05-05

Eleven operations on a set of two-dimensional domains are defined to grasp and handle clearly the varied types of collision problems in process planning of NC-lathe operations. One of the most essential concepts for the solution of dynamic collision problems is "Interference Domain" determined by a wonk-contour and a tool-contour. When the tip of the tool is located in the interference domain, the tool must collide against the workpiece. Using inversion and envelope operations, an algorithm named "Inversed Template Method" is presented to compute an interference contour easily from complicated contours of work and tool. A computer program is coded as a set of subroutines executing the operations by which several typical collision problems in lathe operations are solved to show the effectiveness of the domain operations.
著者
ヴイルヘルム ヴィントホルスト ハンス 杉山 道雄 大島 俊三
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.1162-1168, 2009-12

輸出と貿易流通における動向分析。過去数十年において、USAは、大量なブロイラー肉の輸出量で、世界をリードする国であった。しかしながら、この状況は、ブラジルがUSAを追い越した。2004年に変わってしまった。それ以降、ブラジルの輸出業は単にその地位を維持できたのみならず、輸出量においてUSAの競争者との差をますます広げてきた。2007年、ブラジルはUSAよりも670,000tも多く輸出した。2008年には850,000tも多く輸出すると予測されている。このような展開にもかかわらず、ブラジルの家禽肉生産の部門別や地域別の様態に関する詳細な研究がほとんどないのは意外である。本報告はこのギャップを埋めようとするものである。
著者
Windhorst Hans Wilhelm 杉山 道雄 大島 俊三
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.325-329, 2009-03

・2002年と2007年の間にEUの鶏卵生産は7.4百万tから7.2百万t、すなわち2.5%減少した。・この間に世界の鶏卵生産が急速に増加したので、世界生産量に占めるEUの生産量は12.4%から10.6%に減少した。・分析対象期間を通じて自給率はかなり安定していた。・2002年と2007年の間において鶏卵生産の上位7カ国の生産割合は72.8%から73.5%に増加した。・EU加盟国は優位な世界鶏卵貿易国であり、そのシェアは約60%である。・EUにおいてオランダとスペインが先進鶏卵輸出国である。フランスとドイツは最大の鶏卵輸入国である。・オランダは鶏卵製品の優位な輸出国であり、鶏卵製品の輸入に関してはドイツが一位である。・鶏卵生産および貿易の将来は、伝染性の強い鳥疾病の制御、飼料価格の動向および通常のケージ飼育の禁止の影響に依存している。
著者
高橋 友美 大島 俊 山脇 大造
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, no.45, pp.1-6, 2008-10-22

1Gbps以上の高データレートが必要な次世代無線アプリケーションには,数100MS/s以上の高サンプルレートと有効分解能10b以上の高分解能を,低消費電力で実現するADCが求められている。このためのアプローチとして,デジタルキャリブレーション型ADCが注目を集めている。本報では,TDD方式の無線送受信機向けRF-ICへの搭載に適したフォアグランドキャリブレーション型ADCを提案する。マクロベースシミュレーションにより提案するキャリブレーション方式において,高い収束能力で高精度にA/D変換できることを実証したので報告する。
著者
鶴田 節夫 江口 俊宏 大島 俊哉 酒井 憲一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.103, pp.65-74, 1993-11-24
被引用文献数
4

外界からのメッセージに対応して、時間的に変化する目的 (時変目的と呼ぶ) を動的に生成し、これを分割したり、分割した目的を実行・調整しながら協調統合するための知識表現方法と、これを利用して問題を解くための推論機構を開発した。これを時変目的協調推論技術と呼ぶが、本技術は複雑かつ実時間で動的に変化する難問の解決のための知識情報処理機構を提供する。東京を始めとする大都市通勤圏では、ラッシュ時の混雑による列車ダイヤの乱れが問題となっているが、これを回復するための運転整理は、全線の列車の動きを考えた複雑な判断を実時間で動的に行なう必要があり、そのシステム化は20年以上の課題であった。時変目的協調推論技術を、この運転整理AIシステムに適用し、その開発において本技術が動的で複雑な問題の解決用ソフトウェアの柔軟性、生産性を高める点で有用であることを確認した。The inference technology called "Dynamical Goal Coordinating Inference" (DGCI) technology was developed. DGCI provides the knowledge representation style and mechanism for dynamical goal generation, control, and it's decomposition, execution and coordination. DGCI also provides an inference engine for solving problems by utilizing knowledge represented in the above style. DGCI was applied to an expert system for regulating commuters' trains in one of the biggest cities of Japan, which has not been in practical use for more than twenty years.