著者
太田 佳似 植田 睦之
出版者
特定非営利活動法人バードリサーチ
雑誌
Bird Research (ISSN:18801587)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.A39-A46, 2020 (Released:2020-12-21)
参考文献数
13
被引用文献数
1

2005年から2019年にバードリサーチが実施した「季節前線ウォッチ」のウグイスの初鳴き日を使用してウグイスの初鳴きを積算気温で予測するモデルを作成した.最初に全国39地点の周囲80km以内で観察された初鳴き日の誤差が最小となる有効積算気温を求め,次にその有効積算気温とそれぞれの地点の平均気温との関係式を求めることで,全国のウグイスの初鳴き日を推定するモデルを作成した.そのモデルを2020年の初鳴き日をもちいて検証すると,平均的な初鳴き日と比べてよく予測ができており,有効積算気温によるウグイスの初鳴き日の予測が有効であることが示された.
著者
新谷 勝広 秋山 友了 雨宮 秀仁 竹腰 優 佐藤 明子 太田 佳宏 三宅 正則
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.417-422, 2020 (Released:2020-12-31)
参考文献数
25

山梨県における早生の主要品種である ‘日川白鳳’ に替わる品種の育成を目的に交雑を実施し, ‘甲斐トウ果17’ を育成した.‘甲斐トウ果17’ の収穫始め期は ‘日川白鳳’ とほぼ同時期である.果実重は298 gとなり, ‘日川白鳳’ と同程度の大きさとなる.果汁は対照品種と同様に多であった.核割れの発生はかなり少なく, ‘日川白鳳’ より栽培しやすいと考えられる.果皮の着色の型は,一様に着色しやすいべた状である.成熟に伴う果肉硬度の推移は収穫始め日が2.4 kgであり,日数の経過とともに低下し,2016年は16日後に2.0 kg,2017年は18日後に1.9 kgとなった.収穫後オーキシン処理した果実の果肉硬度は処理9日後には0.4 kgとなり,エチレン生成量は処理1日後より急激に増加した.DNAマーカーにより肉質の確認を行ったところ,硬肉モモであることが明らかとなった.これまで知られている硬肉モモは,成熟が進んでも果肉が硬く,普通モモとはまったく異なる食感を有している.遺伝的に硬肉モモでありながら果肉が柔らかくなる品種についての報告は ‘甲斐トウ果17’ 以外にない.‘甲斐トウ果17’ は ‘日川白鳳’ およびその後に成熟する品種の代替え品種としての普及が期待される.
著者
武田 研 安永 博 太田 佳介 松永 等 太田 良實
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.568-571, 1999-03-25 (Released:2010-02-25)
参考文献数
6

Three handred and fifty-four trigger fingers in 292 patients treated initially by percutaneus A-1 pulley release technique from July 1996 to May 1998 were reviewed retrospectively.There were 255 (87.3%) females, 37 (12.7%) males, with a mean age of 52.4 (range 36-84 years). The Thumb was most frequently involved (159 digits), followed by middle finger (96), index finger (66), ring finger (30), and little finger (3).They consisted of 242 (262 digits) idiopathic patients, 36 (74) hemodialysis, and 14 (18) rheumatoid arthritis.Of the 354 trigger fingers, 339 (95.8%) had complete resolusion of triggering with the disappearance of snapping after percutaneus release. Reoperations (percutaneus or open surgery) were required in 12 (3.4%) fingers 9 for residual snapping after release, 2 for uneven movement with pain by the tendon nobule and incompletely released A-1 pulley, 1 for the narrow between the thick tendontheath and tendon nodule.At reoperation, residual snapping and uneven movement were considered to be caused by incompletely release in 6 fingers, hypertrophy of the tenosynovium in 3, snapping in A-2 pulley in 2, and adhesion between the deep and superficial flexor tendons in 1.Pain over 4 weeks after surgery was found in 19 fingers, and Metacarpo-phalangeal joint flexion iontracture like “Dupuy treins contrcture” occured in 3, but no infection and no neuro-vascular injury were seen.We reccommend this technique for outpatients with trigger fingers, because of its safety, simplicity, few complication, and patient's satisfaction with high successful rate.
著者
小谷野 進司 太田 佳樹
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.125, no.4, pp.229-232, 2005 (Released:2007-02-02)
参考文献数
9

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著者
太田 佳宏
出版者
神奈川大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

連鎖縮合重合とそれに続くフォーカルポイントの修飾によって合成した分子量と分子量分布の制御されたハイパーブランチポリアミド (HBPA) を持つ高分子モノマーのラジカル重合を検討した。本研究期間を通じて、2,2'-アゾビス(4-メトキシ-2,4-ジメチルバレロニトリル) (V-70) を用いて重合温度を 30℃でHBPAを持つ高分子モノマーのラジカル重合を行うと、高分子量で分子量分布の狭いグラフトポリマーが生成することを明らかにした。
著者
竹澤 聡 太田 佳樹 小林 幸徳
出版者
北海道工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

転倒回避のために現実的に見合う歩行動作を提案することができた.それは、定常時における立脚中期~立脚終期までのスペクトル解析および、せん断力を求めた結果、現時点では定常時のみであるが、この値を基準とし、滑り判定を行うことは定常時かつ直進歩行であれば可能であることが示された.観測値の相関に基づき、歩き始め、歩き終わりの状態を推定もできると考えられることは重要な知見である.