著者
太田 守重
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.117, pp.31-36, 1999-06-17

1994年以来、ISO/TC211で審議されている地理情報標準の中から空間スキーマと時間スキーマについて、その内容を報告する。両者とも1998年に委員会原案(CD)が提出され、参加各国から出された意見をもとに、現在、第2次CDの作成作業が行われている。空間スキーマは、地物の空間特性を記述するスキーマを定義し、スキーマの構成要素である空間プリミティブの属性及び演算子を定義する。時間スキーマは地物の時間特性を定義するとともに、時間参照系の定義も行う。時間は順序的時間参照系、暦・時計、時間座標系のいずれかで記録される。
著者
太田 昌孝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.44, pp.171-174, 2004-05-14
被引用文献数
1

Packet Division Multiple Access(PDMA)は、インターネットによるセルラー環境の構築に適した新たな通信パラダイムである。情報通信インフラがインターネットに集約されると、個別のデータはIPヘッダにより弁別できるため二重化、多重化はパケットIP単位のみで行えばよい。しかも、現状のベストエフォートインターネットでは通信量の変動が激しく上り下りの通信量も対象ではないため、従来のCDD/FDD/TDD/CDM/FDM/TDMのような(半)固定的な帯域割り当てでは多くの帯域が無駄になる。PDMAは、全セルで同じ伝送チャネルを共有し、通信時間をCSMA/CAによりパケット単位で完全に動的に割り当てようというパラダイムである。CSMA/CAにより、セルごとのチャネル割り当て設計は不要となり、複数の事業者が同じ伝送チャネルを共有した場合の調整も自動的に行われる。単純な解析では、CSMA/CAのオーバーヘッドを除けば、通信料が定常的な場合でもPDMAは(半)固定的な帯域割り当てと同程度の性能が期待できる。また、優先度制御などによりQoS保証を実現することも可能である。Packet Division Multiple Access (PDMA) is a new paradigm for cellular internetworking. As the Internet is becoming the only information infrastructure, data units can be identified by IP header only that duplex and multiplex can be performed packet-wise only. Moreover, with the current best-effort Internet, traffic varies very much and often and the traffic is asymmetric that (half-) fixed bandwidth allocation with conventional CDD/FDD/TDD/CDM/FDM/TDM wastes a lot of bandwidth. PDMA is a paradigm to share the same communication channel by all the cells and allocate communication time slot fully dynamically packet by packet using CSMA/CA. With CSMA/CA, channel assignment design for each cell is unnecessary and multiple providers can share the same communication channel with automated negotiation. With preliminary analysis, PDMA is expected to be as efficient as (half-) fixed bandwidth allocation paradigm, save CSMA/CA overhead, even if traffic is persistent and stable. It is possible to introduce QoS assurance with, for example, prioritization.
著者
太田 さゆり 森 博志 星野 准一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.165, pp.77-82, 2003-06-26

音楽と連動したダンス動作の作成は,映画やゲームなどの様々なコンテンツにおいて重要である.本稿では,ビデオ映像から音楽とダンス動作の関連を分析して再構成することで,新しいダンス動作を自動的に生成する手法を提案する.まず,音楽を構成単位ごとに分割して,音楽特微量とダンス動作の相関を求める.次に,新しい音楽が入力されたときに,分析によって得られた音楽・動作相関を適用することで,新しいダンス動作を生成する.本稿では,現代的な踊りの代表例としてヒップホップに適用した結果を示す
著者
藤野 真人 篠崎 和夫 名取 幸和 太田口 和久
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.266-279, 2007 (Released:2007-08-01)
参考文献数
15

博士課程前後期学生・研究者・研究者を必要とする企業を主に対象として,科学技術求人情報・学術文献情報を中心に据えた参加型のWebコミュニティシステムを開発した。実装したシステム「UCEE研究者データベース」は,研究者登録情報・研究者向け求人情報・文献情報を三つの基本情報としてとらえ,これらを有機的に組み合わせることで,ユーザーに対して効果的な情報提示を行う仕組みを開発することができた。また本システムの開発を通して,多言語に対応した,学術専門情報を取り扱うための汎用的なフレームワークを構築することができた。

1 0 0 0 OA 日本随筆索引

著者
太田為三郎 編
出版者
東陽堂
巻号頁・発行日
1901