著者
安藤 忠
出版者
日本比較内分泌学会
雑誌
比較内分泌学 (ISSN:18826636)
巻号頁・発行日
vol.35, no.135, pp.313-316, 2009 (Released:2010-01-12)
参考文献数
11
著者
安藤 忠雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.761, pp.56-59, 2004-01-12

——安藤さんの手がける旧同潤会青山アパートの建て替え工事がはじまりました。設計のプロセスでポイントになった部分を聞きたいのですが。 私が表参道の辺りを初めて歩いたのは、オリンピックが開催された1964年のことです。代々木体育館に行った帰り道に、同潤会青山アパートに出会い、魅力的な建物だと思ったのを覚えています。
著者
安藤 忠雄 真部 保良
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.926, pp.61-63, 2010-05-24

欧米やアジアでもプロジェクトを手掛け、建設業界の社会的な位置付けが日本と大きく異なることを実感。品質管理など高い技術力を持ちながら海外で成果を上げられない日本人に必要なのは「対話」の力とみる。 (聞き手は本誌編集長、真部保良)─安藤さんは海外で仕事をされる機会も多いですね。海外と日本の違いをどう感じていますか。
著者
佐藤 勲 井上 正四郎 安藤 忠治 稲沢 昭
出版者
The Japanese Society of Swine Science
雑誌
日本養豚研究会誌 (ISSN:03888460)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.45-49, 1965

1 50頭1群による甘藷畑放牧の結果, 発育および飼料の利用性において, 前報よりはややよくなかった。また, ヨークシャーとF<sub>1</sub>の発育差は, 所要日数で約25日, 1日平均増体重で約160gで, F<sub>1</sub>の有利性を示した。<br>2 放牧中の事故豚は, へい死1頭, 病豚6頭で隔離治療の必要があった。<br>3 50頭1群の放牧に要した所要労力は, 遊休労働時間を除いて, 1頭1日当り1.9分で, 1頭当りの労働費は337円となった。<br>これは, 生産費のうちの2.2%であった。<br>4 飼料費は, 1頭当りを, 甘藷生産費でみると8,371円, 原料用甘藷価格でみると, 9,416円であった。これは, 生産費のうちの54.2%にあたる。<br>5 素畜費は, 最近, 子豚価格の高騰により5,540円を要し, 生産費のうち35.9%をしめている。<br>6 販売費用は, 1頭当り1,661円で, 総売上げの8.3%, 収益の39%をしめた。<br>7 甘藷畑41.74aに, 50頭放牧した場合の経済価値は, 自給飼料利用価172,960円となり, これから甘藷生産費を除くと, 127,482円であった。すなわち, 甘藷1kg当りの利用価は, 20.35円で原料用甘藷価格の約2.5倍になった。<br>8 この場合の139日間における1日平均収益は926円であった。<br>9 枝肉価格と採算の限界では, 枝肉kg当り290円が限界で, 1日1000円の収益を得るためには, 枝肉価格は330円を下まわってはだめで, その場合の飼料費は, 8,363円, 素畜費は, 5,532円が最高の限界となる。
著者
佐藤 勲 長友 安雄 安藤 忠治 稲沢 昭
出版者
The Japanese Society of Swine Science
雑誌
日本養豚研究会誌 (ISSN:03888460)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.14-22, 1964

1) 豚の放牧による肥育は飼料の利用性, 発育, 斎度, 寄生虫, 皮膚病などにより問題があるとされていたが, 甘藷畑で放牧肥育を実施した結果, 1日平均659g~730gとすぐれた発育を示した。その発育に比較して飼料要求率は3.61~3.92とやや悪るく, 発育にバラツキが見られた。<br>2) 省力管理は期待できる。すなわち, 甘藷の収穫, 調理, 給与の手間がかからずに, しかも飼育管理でも1頭当り, 2時間53分, 1日1頭当り換算すると2分02秒であった。<br>3) 甘藷畑10aに肥育豚を10頭放牧して仕上げることができるかどうかは, 収量と放牧時期, 方法によるが, 本試験の結果では可能であり, 放牧豚はきわめて上手に甘藷を採食し, ロスが少なかった。<br>4) 甘藷畑放牧においては, 体重20kgより開始しても発育の停滞および事故はなかった。<br>5) 放牧期間中数回の降霜があったが, 降霜後の甘藷を採食しても事故はなく, また甘藷の品種による嗜好性の相違があった。<br>6) 肥育末期の舎飼は発育を良好にし, しかも飼料の利用性もよくなった。すなわち, BL区で1日平均増体重が14g, L区で12g半放牧区がすぐれ, 飼料要求率では, BL区で0.25, L区で0.3半放牧区がすぐれていた。<br>7) 甘藷の採食量は多く, 牧区拡張当日はやや過食の傾向があるので放牧方法を検討する必要がある。<br>8) 総給与量 (風乾量) に対し40%の甘藷を採食したが, 皮下脂肪が比較的うすく, 肉質良好, 腎臓脂肪が少なかった。<br>9) 寄生虫の被害は殆んどなかった。<br>10) 放牧のため発生したと考えられる疾病および事故はなかったが, 電気牧柵を利用した放牧であるため, 脱柵の習慣がついたものが生体重70kg時に1頭あった。これは甘藷を堀りながら前進するため架線が高いと知らぬまに脱柵していることから習慣となったものである。
著者
小池 百合子 安藤 忠雄 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.801, pp.84-89, 2005-07-25

京都議定書で義務付けられた温室効果ガスの排出削減対策を引っ張る小池氏。安藤氏の問いかけに答え、いま話題のクールビズ(環境省が提唱する「夏のビジネス用軽装」の愛称)に込めた思いから話は始まる。安藤氏は、CO〓や産業廃棄物の排出によって環境に大きな負荷を与えている建築界で、建築に携わる人々が取り組むべき課題を指摘。
著者
安藤 忠雄 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.685, pp.32-37, 2001-02-05

昨年,産業廃棄物の不法投棄で社会的関心を呼んだ香川県・豊島てしまに緑を取り戻そうと,住民側弁護団長の中坊公平氏と共同で「瀬戸内オリーブ基金」を創設した。淡路夢舞台では,建築にかかわった人たちの同窓会を開いた。
著者
白藤 徳夫 村上 直人 森岡 泰三 市川 卓 福永 恭平 安藤 忠
出版者
日本水産増殖学会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.403-410, 2011-09-20 (Released:2012-10-08)
参考文献数
48

春季の沿岸海域におけるサケ稚魚とニシン仔魚の捕食-被食に関する実態解明のための基礎的知見を得ることを目的に,実験水槽内においてサケ稚魚によるニシン仔魚の捕食実験を行った。解凍した大型,小型ニシン仔魚および生きた仔魚をサケ稚魚に与えたところ,いずれの状態の仔魚も活発に捕食された。したがって両者が同所的に分布していればサケ稚魚はニシン仔魚の捕食者になることがわかった。また,ニシン仔魚を摂餌した際のサケ稚魚の飽食量は体重の4.7~7.4%であること,摂餌後2~4時間で胃内容物の50%が消化されること,捕食されたニシン仔魚は摂餌後3~6時間までは形態学的手法による同定が可能であることがわかった。今後,サケ稚魚の仔稚魚捕食の実態を理解するためには,サケの摂餌時間と消化速度を考慮に入れた採集時間帯設定や捕食量推定法の検討を行う必要がある。
著者
安藤 忠雄 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1139, pp.98-101, 2002-04-29

問 最近、人口の都心回帰が顕著になる一方で、大阪を含めた地方都市の衰退が目立っています。こうした現象をどのように見ていますか。 答 確かに、僕が生まれ育ち、そして現在も活動の拠点にしている大阪も衰退の一途をたどっています。大阪も30年ほど前までは東京に次ぐ都市として繁栄してきました。その大阪がなぜこうも衰退していくのだろうと考えざるを得ない。
著者
河野 憲治 尾形 昭逸 安藤 忠男
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.93-99, 1981-04-30

イタリアンライグラス(Ir)草地に暖地型牧草シコクビエ(Am)を不耕起導入する場合,Irの残存生育を抑到し,Amの定着を向上させる方法として石灰窒素の利用を検討した。すなわち,Irの残存生育とAmの発芽定着に及ぼす石灰窒素の施与量と施与時期の影響を圃場試験により検討し,さらに石灰窒素のIr残存生育抑到とAm定着向上効果を地温の面から解析した。(I)石灰窒素と硫安施与量を10a当りN=0,6,12,18,24kgの5段階,Amの播種時期を5月22日,6月5日,6月20日と変えた圃場試験の結果,(a)石灰窒素多施与(N:24kg/10a)区Amの乾物重と発芽定着数は,硫安区と比較し著しく高く,5/22播よりも6/20播で高い値を示した。(b)石灰窒素区Irの乾物重は窒素施与量の増加に伴って減少し,N多施与区では枯死状態を呈した。この傾向は5/22播よりも6/20播で顕著であった。また石灰窒素多施与区Irのクロロフィル含量と根の活力はともに硫安区と上比較して著しく低い値を示した。(II)石灰窒素と硫安施与量をポット当りN:0,0.1,0.2,0.4,0,6g,地温を18°,23°,28°,33℃と変えた土耕ポット試験の結果(a)石灰窒素区Amの乾物重は地温の高い区程,また窒素施与量の増加に伴って大きい値を示した。また,石灰窒素多施与Am区の発芽定着数は地温の高い区程大きい値を示した。(b)石灰窒素Ir区の乾物重は窒素施与量の増加に伴って激減し,その傾向は高地温程顕著であった。以上の結果から,地温が低く,Irの残存生育が旺盛な時期においても,10a当りN:24kgの石灰窒素多施与によりIrの残存生育を著しく抑制できること,その結果Irとの養分や光に対する競合が軽減され,Amの定着を向上させること,さらに石灰窒素によるIrの残存生育抑制効果とAmの定着向上効果は高地温程大となることが明らかとなった。