著者
上田 裕巳 山口 治男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
巻号頁・発行日
vol.95, no.393, pp.19-24, 1995-11-27
参考文献数
13

現在の網同期は従属同期方式であり,基準クロック(PRC; Primary Reference Clock)を生成する装置(マスタ)とPRC と同期したクロックを各局で生成するクロック供給装置(スレーブ)およびマスタとスレーブ間のクロック分配網から構成される.クロック分配網は多リンク構成をとっており,クロック分配網のリンク数が多くなり過ぎると同期品質上問題となる.本論文では,同期品質の向上をねらいとしてATM技術を用いたクロック分配法を提案する.本提案方式は既設のATMトランスポートシステムにも適用でき,1リンクのクロック分配網が構成できる.
著者
初瀬 龍平 野田 岳人 池尾 靖志 堀 芳枝 戸田 真紀子 市川 ひろみ 宮脇 昇 妹尾 哲志 清水 耕介 柄谷 利恵子 杉浦 功一 松田 哲 豊下 楢彦 杉木 明子 菅 英輝 和田 賢治 森田 豊子 中村 友一 山口 治男 土佐 弘之 佐藤 史郎 上野 友也 岸野 浩一 宮下 豊
出版者
京都女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は、戦後日本における国際関係論の誕生と発展を、内発性・土着性・自立性の視点から、先達の業績の精査を通じて、検証することにあった。研究成果の一部は、すでに内外の学会や公開講座などで報告しているが、その全体は、『日本における国際関係論の先達 -現代へのメッセージ-(仮)』(ナカニシヤ出版、2016年)として集大成、公開する準備を進めている。本書は、国際政治学(国際政治学、政治外交史)、国際関係論(権力政治を超える志向、平和研究、内発的発展論、地域研究)、新しい挑戦(地域研究の萌芽、新たな課題)に分けた先達の業績の個別検証と、全体を見通す座談会とで構成されている。