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文献一覧: 岸野 浩一 (著者)
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時事問題と大学教育の公共性を巡る一考察 : 国際関係論分野を例として
著者
鶴見 直人
岸野 浩一
小田桐 確
Masato Tsurumi
Kouichi Kishino
Tashika Odagiri
出版者
関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
雑誌
研究論集 = Journal of Inquiry and Research
(
ISSN:03881067
)
巻号頁・発行日
no.111, pp.179-192, 2020-03
国際関係への学生の興味関心を高めるとともに、時事問題に関する知識の定着を図る目的で作成したクイズを授業で活用し、その実践から得られたデータを分析した。その結果、学生たちはニュースに関心を持っていると表明しながらも、極めて基礎的な知識の確認さえ行わない傾向が浮かび上がってきた。これは「専門知の死」(トム・ニコルズ)として指摘される傾向と似たものと見られる。本稿によって明らかにされるのは、こうした指摘とはまた違った一面である。ここから、マスメディアの危機と「民主主義の死」が同時に指摘される現代において国際関係についての教育を行う際、メディア・リテラシーの重要性を説くだけでは不十分であり、「肯定的な懐疑心」を涵養してゆく必要性が示唆される。
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OA
国際関係論における内発性・土着性・自立性の基礎的研究
著者
初瀬 龍平
野田 岳人
池尾 靖志
堀 芳枝
戸田 真紀子
市川 ひろみ
宮脇 昇
妹尾 哲志
清水 耕介
柄谷 利恵子
杉浦 功一
松田 哲
豊下 楢彦
杉木 明子
菅 英輝
和田 賢治
森田 豊子
中村 友一
山口 治男
土佐 弘之
佐藤 史郎
上野 友也
岸野 浩一
宮下 豊
出版者
京都女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01
本研究の目的は、戦後日本における国際関係論の誕生と発展を、内発性・土着性・自立性の視点から、先達の業績の精査を通じて、検証することにあった。研究成果の一部は、すでに内外の学会や公開講座などで報告しているが、その全体は、『日本における国際関係論の先達 -現代へのメッセージ-(仮)』(ナカニシヤ出版、2016年)として集大成、公開する準備を進めている。本書は、国際政治学(国際政治学、政治外交史)、国際関係論(権力政治を超える志向、平和研究、内発的発展論、地域研究)、新しい挑戦(地域研究の萌芽、新たな課題)に分けた先達の業績の個別検証と、全体を見通す座談会とで構成されている。
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OA
国際社会における「法の支配」の基礎理論 : デイヴィッド・ヒュームの法哲学における正義と社会の論理
著者
岸野 浩一
Kouichi Kishino
雑誌
法と政治
(
ISSN:02880709
)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.39(696)-77(658), 2012-10-20