- 著者
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小平 麻衣子
島村 輝
- 出版者
- 慶應義塾大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2017-04-01
雑誌初期の人脈や文学傾向、戦中の国策への雑誌の対応、現代作家の参加様態などについて、分析した。具体的には、年間5回の研究会開催の中で明らかにした。研究会における発表等の内容は、下記の通りである(会場は、特記してある会を除き、いずれも慶應義塾大学三田キャンパス南館5階会議室)。【第1回】2017年7月23日(日)15:00~18:00。小川貴也氏「初期『文藝首都』と「新人」の範疇― 無名作家をめぐる「文壇」のオルタナティブ―」、 第2部では今後の研究分担と計画について議論した。【第2回】2017年10月1日(日)14:00~18:00。小川貴也氏「初期『文藝首都』のコノテーション―「公器」からの出発―」、松本海氏(早稲田大学大学院)「新人・中上健次の出発―『文藝首都』の終焉にかけて―」、コメンテーター:浅野麗氏(亜細亜大学)。【第3回】2017年11月25日(土)14:00~15:30。佐江衆一氏講演「私の『文芸首都』『犀』の頃」。【第4回】2017年12月17日(日)14:00~18:00(日本大学スポーツ科学部キャンパス本館2階会議室1)。清松大氏(慶應義塾大学大学院)「上田広「黄塵」と『文芸首都』―『大陸』への転載と本文異同から―」、高橋梓氏(東京外国語大学大学院)「植民地出身作家の交流の場としての『文芸首都』―読者会の記録と書簡を中心に―」。【第5回】2018年3月24日(土)13:00~17:00。椋棒哲也氏(立教大学兼任講師)「『文芸首都』における和田伝/和田伝における『文芸首都』―同誌掲載の創作を読み解く―」、作家・勝目梓氏公開インタビュー「勝目梓先生に『文芸首都』時代を伺う」。司会:井原あや氏(大妻女子大学非常勤講師)。