著者
本間 茂継
出版者
日本化粧品技術者会
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.2-10, 2014-03-20 (Released:2016-03-22)
参考文献数
12
被引用文献数
4 2

天候・季節による強弱の差はあれ,屋外活動のなかで人は常に紫外線を浴びている。紫外線から身を守るために紫外線防御機能を有した化粧品が使用されるが,化粧品開発においてその機能を付与するために,無機酸化物粉末 (微粒子酸化チタン,微粒子酸化亜鉛など) である紫外線散乱剤と,有機化合物である紫外線吸収剤が用いられる。本稿では,一般的に用いられる紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の特徴を紹介するとともに,高機能性を有した新規水分散型微粒子酸化チタンについて報告する。
著者
日佐 和夫 間処 博子 本間 茂
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.9, pp.550-556, 1998-09-15 (Released:2009-05-26)
参考文献数
10
被引用文献数
3 3

By a method measuring the total ATP (Adenosine Tri-phosphate) cleanness of products through the procession of meat processing instruments was evaluated. This method was much more sensitive in detecting contamination sources (food residual dregs and microorganisms) than the conventional method, providing a useful contamination index. Because of rapidity and simplicity, the method is suitable for monitoring HACCP (Hazard Analysis Critical Control Point) system and for applying to job sites due to the easier maintenance of PP (Prerequisite Programs). Furthermore, it is effective in drawing up SSOP (Sanitation Standard Operating Procedures).
著者
本間 茂継 福田 貴光 小林 長夫
出版者
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)
雑誌
基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 第17回基礎有機化学連合討論会
巻号頁・発行日
pp.105, 2004 (Released:2005-03-31)

フタロシアニン(Pc)は高い平面性を有した巨大π共役系分子で、650_から_700nmにかけてQ帯と呼ばれる大きな吸収を持ち、主に感光体・光記録媒体などの機能性色素材料として利用されている。近年我々はPcの周辺にフェニル基のような嵩高い置換基を導入することによって骨格に大きな歪みを有したPcを合成したが、その構造および物性に関する知見は十分ではなかった。そこで本研究ではPcの性質的変化を見積もるために、Pcのα位に段階的にフェニル基を導入した6種類のZnPcシリーズを合成し、結晶構造解析からシリーズの歪み具合を定量化し、最終的に吸収スペクトル等の測定から電子状態の変化について検討を行った。
著者
本間 茂 山階 正樹 小橋 史彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.27, no.11, pp.1062-1068, 1986-11-15
被引用文献数
18

べた書き文のかな漢字変換では 文節分かち書きの場合に比較して同音語によるあいまいさがあるばかりでなく 分かち書き処理を自動的に行うことによるあいまいさも生じ 膨大な数の文解釈候補が発生する.このため文節内に閉じた形態素情報を利用した従来の解析法だけでは文解釈候補を十分には絞り込めないという問題があった.本論文では こうした問題を解決する手段として 単語単体の属性だけでなく単語間の関係を用いる連語解析を提案し その方法を用いたかな漢字変換法について述べる.本方式ではべた書きかな文から漢字かな混じり文への変換の基本処理に文節数最小法を用い さらに 単語数最小という条件から候補を絞り込んだ上で連語解析を行い 最終候補の絞り込みを行う.また 連語解析に用いる連語辞書を自動生成する方法を実現し 国語辞典などの用例約30万件から係り受け関係にある単語の組を約30万5千件自動抽出した.これらを適用したべた書き文のかな漢字変換プログラムを作成し 実験を行った結果 新聞社説(約5 500字)を対象に平均文解釈候補数を文節数最小法の約1/7?1/10まで絞り込むことができ 本方式が有効であることがわかった.
著者
池田 晃一 本間 茂樹 本江 正茂
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.15, no.31, pp.877-880, 2009-10-20 (Released:2009-10-26)
参考文献数
14

This study is focused on creative group works. Based on the detailed observations and recordings, we want to find the relations between working activities, results and satisfaction of workers. We put the camera array system on the ceiling of the workspace and took plan-like images of working activities at regular intervals and measured the movement of bodies and tools. This paper also reports on the method to visualize the movement of workers and tools based on the measured data.