著者
野谷 あやめ 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.140-143, 2015 (Released:2016-01-29)

日本の芸能産業は,『アイドル』と呼ばれる歌手や役者,タレント,モデルなどが席巻しており,独特な市場を構成している.これらのアイドルが所属している事務所の経営は,熱狂的なファンによって支えられているが,行き過ぎたファンが事件を起こすこともあり,そのマネジメントが課題となっている.よって本研究では,多くのファンを魅了し,芸能界に強い影響力を持つジャニーズ事務所をケースとして,アイドルとファンの関係を,事務所経営の視点からコミュニケーション手段ごとにリレーションシップ・マーケティングに基づいて分析し,理想的な関係について考察した.
著者
木下 まどか 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2011年春季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.740, 2011 (Released:2011-07-12)

近年,インターネット上の三次元仮想世界であるメタバースが注目を集めている.中でも,米国リンデンラボ社のSecond Lifeが注目され,仮想世界上でリアルマネーを稼げることなどで話題を呼び,大手企業もマーケティングやプロモーション活動のツールとして活用している.しかし,利用者は年々減少傾向にあり,参入企業も撤退を余儀なくされるなど,メタバースのビジネスは衰退している.その背景には,利用者側の操作性や動作環境などの技術的な問題や,企業側の投資対効果の問題がある.そこで,本研究ではメタバースにおけるビジネスの現状を,メタバース自体の問題と仮想空間上のビジネスに関する問題に分けて調査し,メタバースを活性化させる新たなビジネスモデルについて考察する.
著者
坂本 結佳 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2013年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.127-130, 2013 (Released:2014-02-03)

デマンド交通は,タクシーのように利用者の要求に応じ,指定の場所から場所への移動を路線バス並みの低料金で提供するサービスである.交通網が行き届いていない地域の課題解決や,環境への負担が少ない次世代の交通手段として期待されているシステムである.日本の各地で導入はされているが,その大半の地域では廃止され,交通手段として定着している地域は少ない.よって本研究では,過去の導入事例よりデマンド交通が適さない地域を特定し,その失敗要因について考察する.これにより,不用意な導入による失敗を避け,今後のデマンド交通のあるべき姿を明らかにする.
著者
野谷 あやめ 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.140-143, 2015

日本の芸能産業は,『アイドル』と呼ばれる歌手や役者,タレント,モデルなどが席巻しており,独特な市場を構成している.これらのアイドルが所属している事務所の経営は,熱狂的なファンによって支えられているが,行き過ぎたファンが事件を起こすこともあり,そのマネジメントが課題となっている.よって本研究では,多くのファンを魅了し,芸能界に強い影響力を持つジャニーズ事務所をケースとして,アイドルとファンの関係を,事務所経営の視点からコミュニケーション手段ごとにリレーションシップ・マーケティングに基づいて分析し,理想的な関係について考察した.
著者
山田 晋作 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.136-139, 2015 (Released:2016-01-29)

日本のポップミュージックやファッション,キャラクター,漫画やアニメなどを含む『かわいい文化』が海外で注目されており,国が推進する『クール・ジャパン戦略』の主要なコンテンツにもなっている.しかし,現在これらの大半は海外が主体となって広がっており,日本人自らが認知・発信できていない.先行研究では,かわいい文化の定義や情報発信の必要性は言及されているが,文化産業として発展させていくには,かわいい文化の起点や普及の仕方を明確にしておく必要がある.よって本研究では,かわいい文化が浸透していく際の『情報』に着目し,コンテンツごとに普及過程を調査し,そのプロセスや伝達手段,情報間の因果関係を明らかにした.
著者
森本 祥一 重松 真二郎 後藤 祐一 程 京徳
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.3_117-3_133, 2006 (Released:2006-09-01)

情報システムの設計・開発において,セキュリティ仕様とその検証は重要な課題となっている.検証を行うには基準が必要であるが,情報システムが備えるべきセキュリティの基準を定めることは難しい.このため本論文では,IT製品や情報システムのセキュリティ評価の国際標準であるISO/IEC15408を基準として採用し,これに基づいた情報セキュリティ仕様の形式手法による検証技法を提案する.本検証技法では,形式的に記述したISO/IEC15408のセキュリティ評価基準を用いて,対象となる情報システムの仕様がISO/IEC15408の基準を満たしているかどうかを定理証明とモデル検査により厳密に検証することができる.
著者
我妻 沙紀 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2012年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.199-202, 2012 (Released:2013-01-30)

近年,企業等の組織体にとってソーシャルメディアを利用した情報発信が重要となっている.しかし,情報を的確に発信しその効果を得るには,数あるソーシャルメディアの中から自社に適したものを選択し,それぞれの特性を把握した上で発信する情報を十分に検討する必要がある,継続した情報発信のための体制作りなど,課題も多い.また,成功事例も多数報告されているが,それらは主に規模の大きな組織や知名度の高い企業によるものである.よって本研究では,先行事例を調査した上で,小規模な組織における情報発信法について提案する.また,実際にこの方法を用いて川崎市多摩区役所におけるイベント情報の発信を行った結果について考察する.
著者
安達 早苗 森本 祥一
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集
巻号頁・発行日
vol.26, pp.387-390, 2011

Cyber-bullying is a serious problem in the Internet. The number of troubles by verbal abuse, libels using the Bulletin Board System or e-mail, is on the increase. Against this problem, there have been the two principal countermeasures in Japan; content-control software and education regarding the morals and use of the Internet at an elementary school, a junior high school, or a high school. However, cyber-bullying occurs not only to minors but also to adults. In such cases, the countermeasures are not effective. Therefore, in this paper we survey the countermeasures and discuss problems when they are applied to the cyber-bullying of adults.
著者
安達 早苗 森本 祥一
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第26回全国大会
巻号頁・発行日
pp.387-390, 2011 (Released:2012-03-20)

Cyber-bullying is a serious problem in the Internet. The number of troubles by verbal abuse, libels using the Bulletin Board System or e-mail, is on the increase. Against this problem, there have been the two principal countermeasures in Japan; content-control software and education regarding the morals and use of the Internet at an elementary school, a junior high school, or a high school. However, cyber-bullying occurs not only to minors but also to adults. In such cases, the countermeasures are not effective. Therefore, in this paper we survey the countermeasures and discuss problems when they are applied to the cyber-bullying of adults.
著者
我妻 沙紀 森本 祥一
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.199-202, 2012

近年,企業等の組織体にとってソーシャルメディアを利用した情報発信が重要となっている.しかし,情報を的確に発信しその効果を得るには,数あるソーシャルメディアの中から自社に適したものを選択し,それぞれの特性を把握した上で発信する情報を十分に検討する必要がある,継続した情報発信のための体制作りなど,課題も多い.また,成功事例も多数報告されているが,それらは主に規模の大きな組織や知名度の高い企業によるものである.よって本研究では,先行事例を調査した上で,小規模な組織における情報発信法について提案する.また,実際にこの方法を用いて川崎市多摩区役所におけるイベント情報の発信を行った結果について考察する.
著者
鈴木祥平 森本祥一
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.733-734, 2012-03-06

ブロードバンドの普及に伴う通信速度の高速化により,インターネットを経由したテレビ放送サービスが可能となった.しかしながら,広告収入等のビジネスモデル上の問題や,放送コンテンツの知的財産権を巡る問題,ソフト・ハード双方の技術面の標準化の問題,既存メディアとの競合の問題などが指摘されている.その一方で,近年の若者のテレビ離れや,レコーダーの高機能化による視聴率低下などを打開する手段として期待されている.よって本論文では,日本におけるインターネットテレビの現状を調査し,上記の問題の解決に向けて課題を整理する.更に,今後のインターネットテレビのあるべき姿について考察する.
著者
河内 祐香里 森本 祥一
出版者
専修大学情報科学研究所
雑誌
専修大学情報科学研究所所報
巻号頁・発行日
vol.80, pp.25-35, 2013-06-15 (Released:2013-06-28)

商店街活性化に有効な手段の一つにフリーペーパーがある.フリーペーパーとは,特定の読者を狙い,無料で配布する情報誌である.その多くは,特定の地域に絞ってその地域の人々に役立つ情報を掲載している,地域に密着した生活情報誌である.このような特徴を活かし,商店街に密着したフリーペーパーも発行されており,競合する商業施設との差別化や商店街の活性化を図っている.しかし,その効果を得るためには労力がかかることや,費用対効果が不明確,といった問題がある.よって本研究では,実在する商店街の協力のもと,フリーペーパーの作成を通じて作成方法の明確化とアンケートによる効果の検証を行った.更に,これらの実践結果に基づき,商店街活性化施策の考察を行った.本研究の成果により,フリーペーパーが商店街の情報発信の起点となり,商店街活性化の一助となることを目指す. A free newspaper is a means of regional vitalization, which is distributed free of charge. It is a magazine collecting localized information for the inhabitants and a tool for community-based public relations. Thus a shopping street aims at differentiation from the other competitors through the street’s free newspaper focusing on the PR of community-based information about everyday life in the area. However, the publication of effective free newspapers requires expertise and its cost effectiveness is not clear. Therefore, we have arranged the production method and evaluated the effect through the actual publication in industry-academia cooperation.
著者
長尾 雄行 土屋 陽介 森本 祥一 中鉢欣秀
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, pp.200-200, 2007-06-15

従来型のWeb アプリケーション開発で利用されるMVC 2.0 アーキテクチャではモデルからビューへのリアルタイムの更新が困難である.この問題に対する解決策として,Web ブラウザからの非同期通信技術であるAjax とLong-lived HTTP を利用することでWeb サーバからWeb ブラウザへ更新情報をプッシュできることに着目した.本発表ではMVC アーキテクチャの構成要素であるモデル・ビュー・コントローラを複数のWeb ブラウザと単一のWeb サーバに分散させてインターネット経由で協調動作させる「Web 分散MVC(WD-MVC)」アーキテクチャを提案する.WD-MVCアーキテクチャを利用することで,リアルタイムで情報共有が可能な分散Web アプリケーションを実装できる.Web ブラウザ側が満たすべき要件の洗い出しやサーバ負荷に関する評価やチューニング方法ついても考察する.One of the most difficult and challenging problems in the application of the MVC 2.0 architecture is how to realize the "real- time" web application by using that. Especially, there are few approach to update a view on demand in the MVC models. In this presentation, we focus on this difficulty and try to find a solution of this problem by proposing the new architecture, so called "Web Distributed MVC (WD-MVC)", in which models, views, or controllers are distributed over the internet and can cooperate with each other to constitute a single web application. In creating interactive web application, the Ajax (Asynchronous JavaScript and XML) was proposed by J. J. Garrett (2005) and it enables a web server to push messages to web browsers asynchronously. It turns out that by using this WD-MVC, we can implement a real time communication utility such that multiple users can share information simultaneously over the internet. Also, we discuss on the requirements that a user's web browser must satisfy and examine how to tune and customize the web servers to realize such web applications.