著者
北條 昌芳 阿部 俊明 鹿野 哲也 玉井 信
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1253-1255, 2003-07-15

要約 55歳女性が左眼の上下瞼結膜に黒い塊があるのに気づいて受診した。8年前にアレルギー性結膜炎と診断され,デキサメタゾンの点眼を続けていた。結膜結石があり,数回の結石除去術を受けていた。視力は良好で,眼底その他に異常はなかった。左眼の瞼結膜に偽膜形成があり,上の瞼結膜に1個,下の瞼結膜に9個の黒色塊があった。生検で黒色塊はクリプトコッカス症と診断した。残りの黒色塊を除去し,ステロイド薬点眼を中止させた。以後の再発はない。瞼結膜のクリプトコッカス症は稀であるが,長期の副腎皮質ステロイド薬の点眼による眼局所の免疫力低下が引き金になったと推定した。
著者
松崎 浩憲 玉井 信
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木史研究 (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.543-550, 1997-06-05 (Released:2010-06-15)
参考文献数
8

1990 (平成2) 年に「多自然型川づくり」の通達が出されてからは, 多くの河川工事がこの方針に従って施工されてきている。最近では, 河川生態系についての関心が中心になってきている。しかし, この河州生態系に配慮した自然回復型河州工事に関する具体的な概念や技術的な方針が確立されていない。そのため, 目的を果たしていない施工事例も数多くあるのが現状である、本研究では, わが国おける自然回復型河川工事の変遷を概観した。これを踏まえて, 今後の河川工事の基本方針となるよう行動原理と具体的な設計方針を提案した。
著者
後藤 浩 祖父江 一馬 有馬 勇人 石野 和男 玉井 信行 竹澤 三雄
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学) (ISSN:18842399)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.I_1386-I_1390, 2013 (Released:2013-11-12)
参考文献数
10

The Great East Japan Earthquake occurred on March 11, 2011 and the coastal zones along the Pacific Ocean in Tohoku area have received severe damage by tsunami. Most of coastal forestations have been severely damaged or swept away due to a gigantic tsunami. In this paper, historical background of coastal forestation was studied by detailed literature surveys. An instructive formula was developed between damage level of houses and a distance from coastal forestation by field investigations at the coast of Sendai plain. Furthermore, damage level of houses was clarified as a function of inundation depth of tsunami with influence of a housing code.