著者
元日田 和規 田川 まさみ 池田 賢一 福士 政広 亀岡 淳一
出版者
公益社団法人 日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術学会雑誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.68, no.8, pp.979-985, 2012-08-20 (Released:2012-08-24)
参考文献数
17

Radiological technologists (RTs) and medical technologists (MTs) are legally allowed to work as sonographers performing medical ultrasound examination. Despite the total number, much fewer RTs work as sonographers than MTs. To explore the reason, we investigated educational programs, universities, and colleges for both specialties. First, we established five categories of sonographers’ competency: 1) Anatomy for imaging diagnosis, 2) Diseases and diagnosis, 3) Imaging, 4) Structure and principle of the equipment, and 5) Evaluation of image quality, using competence reported by the International Society of Radiographers and Radiological Technologists (ISRRT) and diagnostic competency required of sonographers in Japan. Using these categories, we analyzed the content and total instruction time by lectures and seminars based on information written in the syllabi, and explored the differences in education related to sonographers’ competency in both programs. “Anatomy for imaging diagnosis” was taught in 15 RT programs (93.8%), and 6 MT programs (31.6%). “Diseases and diagnosis” was taught in 13 RT programs (86.7%), and 8 MT programs (53.3%). “Imaging” was taught in 14 RT programs (100%), and 13 MT programs (76.5%). “Structure and principle of the equipment” was taught in 12 RT programs (85.7%), and 6 MT programs (31.6%). “Evaluation of image quality” was taught in 11 RT programs (84.6%), and 3 MT programs (15.0%). The average instruction time for RT was longer than for MT programs in all categories. RTs are educated and have a foundation to be sonographers at graduation, and may have the possibility to expand their career in this field.
著者
横須賀 収 小俣 政男 多田 稔 細田 和彦 田川 まさみ 伊藤 よしみ 大藤 正雄
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.178-181, 1989-02-25 (Released:2009-07-09)
参考文献数
8
被引用文献数
1

Polymerase chain reaction (PCR)法はpolymerase反応を繰り返し行うことにより目的とするDNAを倍倍に増幅する方法であり,著者らはこのPCR法を用いてHBVDNAを検出した.1pgから10-7pgまで希釈したクローン化HBVDNAに対して30から50サイクルPCRを行う事によりエチジウムブロマイド染色でウイルス1個のレベルに相当する10-6pgのクローン化HBVDNAを検出しえた.更に増幅したDNAがHBVDNAに相補性を有することをSouthern blot法により確認した.また実際の血清中のHBVDNAな検索する事によりHBs抗原陽性例では,HBe抗原陽性5例中5例,HBe抗原抗体陰性2例中2例,HBe抗体陽性10例中8例にウイルスDNAが検出されたが,HBs抗原陰性例6例では検出されなかった.HBe抗体陽性例においても高頻度に微量のウイルスが存在する事が示された.
著者
錦織 宏 西城 卓也 田川 まさみ
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.79-86, 2014-04-25 (Released:2016-05-16)
参考文献数
15

カリキュラム/プログラム評価とは,「学生や研修医を対象にした事後アンケート」に留まるものではなく,一定の目的をもって,計画された教育活動を多角的に評価する営みである. 以下の問いについて考えながら,評価を計画する. ・ なぜ評価を行うのか? ・ 誰に向けての評価なのか? ・ 何を評価するのか? ・ どのように評価するのか? ・ 誰が評価するのか? ・ 誰から情報を得るのか? ・ いつ評価するのか? ・ 評価結果をどのように用いるのか? カリキュラム/プログラム評価の目的は教育活動の改革にある.
著者
田川 まさみ 田邊 政裕
出版者
千葉医学会
雑誌
千葉医学雑誌 (ISSN:03035476)
巻号頁・発行日
vol.82, no.6, pp.299-304, 2006-12-01
被引用文献数
2

コンピテンスとは専門職業人が,知識,技術を統合してある状況において専門職業人として業務を行う能力であり,倫理感や態度も求められる。PBLやOSCE導入の背景となっているコンピテンス基盤型教育は,教育プログラムの到達目標として一人前の医師に求められる能力であるコンピテンスを設定し,コンピテンス修得のための実践を伴う教育と,コンピテンス修得の程度を学習評価として行うものである。海外では医学部教育,研修医教育にこのコンピテンス基盤型教育が積極的に導入推進される動きがあることを概説する。
著者
田川 まさみ 村永 文学 網谷 真理恵 元日田 和規 貴島 沙織
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

医学部教育における医学生の成長を、卒業前の学生の意識と臨床実習前の振り返りの記載より明らかにし、関連する学生の経験を検討した。1から4年次の振り返りの解析では、医療面接のロールプレイ、医療現場でのロールモデル、患者との経験がプロフェッショナル・アイデンティティ獲得のきっかけとなっていた。卒業前の学生の多くは不安や両価的感情を持っていた。臨床実習での診療への貢献、患者からの感謝の言葉が学生のポジティブな感情に関連しており、ロールモデルとの経験が学習成果を学生が実感することに関連していた。十分な経験をできる教育プログラムと経験から学び取る振り返りの重要性が明らかとなった。