著者
田村 修
雑誌
2019年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 (ISSN:1884197X)
巻号頁・発行日
vol.2019, 2019-09-13

低速度域の通信に使われる調歩同期式のインターフェース実装の多くには,受信データ中の雑音除去のためオーバーサンプリングによる多数決回路が内蔵されている.この特性の雑音依存性を理論解析および実験によって示す.
著者
田村 修 藤木 哲夫 恵藤 国臣
出版者
長崎大学水産学部
雑誌
長崎大学水産学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Fisheries, Nagasaki University (ISSN:05471427)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.72-77, 1962-02-28

We studied on the relation between the amount of extracted blood and the decreasing hematocrit value in specimen of eel (40~65g)and carp(420~650g) (66 and 12 specimen), by the continuous several extractions of 0.5ml each time from the same fish. The decreasing hematocrit values were from 1.3%to 2.5%in eel and from 1.1%to 2.5% in carp in each extraction. The decrease of hematocrit value of all specimen was caused when the total amount of extracted blood came to 1.9, 1.6 and 1.1% (ml/g)in the eel of each body weight (40~65g, 70~95g, 100g<), 0.8% (ml/g) of body weight in the carp. Namely, the reaction of the increase of the evythrocyte counts is presumed to bo unable to occur in such short intervals (2~27 minutes) of the blood-extraction.
著者
田村 修一 石隈 利紀
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.291-300, 2002-09-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
22
被引用文献数
4 4

この研究は, 教師の「被援助志向性」と「自尊感情」との関連を明らかにし, 教師への効果的な援助のあり方を検討するために行われた。日本の中学校教師214名から質問紙を回収した。分析の結果, 以下のことが明らかになった。女性教師は, 男性教師に比べ「被援助志向性」が高かった。男性教師は, 女性教師に比べ「自尊感情」が高かった。「被援助志向性」と「自尊感情」は共に, 年齢による差はなかった。また, 45歳以下の男性教師においては, 「自尊感情」が高いほど「被援助志向性」も高い傾向が見られた。一方, 41歳以上の女性教師においては, 「自尊感情」が高いほど「被援助志向性」が低い傾向が見られた。この結果から, 教師へのサポートをどのように供給したらよいかについて考察された。
著者
北 泰行 田村 修 田村 恭光
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.44, no.12, pp.1118-1133, 1986-12-01 (Released:2009-11-13)
参考文献数
201
被引用文献数
12 16

Silyl ketene acetals (SKA) have attracted much attention as useful synthetic reagents. This review deals with the recent studies (mainly after 1980) on the preparations and reactions utilizing SKA in the following items with 147 references; [1] Preparations; a) general preparation, b) selective synthesis of E- and Z- SKA. [2] Reactions; a) protonation, b) oxidation, c) electrophilic substitution, d) cycldaddition, e) sigmatropic reaction, f) others.
著者
田村 修 高 良夫
出版者
長崎大学水産学部
雑誌
長崎大学水産学部研究報告 (ISSN:05471427)
巻号頁・発行日
no.3, 1955-06

The differences between the types of Pneumatophorus japonicus (HOUTTUYN) and P. tapeinocephalus (BLEEKER) were examined in the gill rakers, pectoral fin rays, some body proportions and interneural spines. The main materials were large- and middle-sized fishes. 1. In regard to the lower gill rakers of the first gill arch, the type of P. japonicus has more than 27, that of P. tapeinocephalus has less than 26. 2. In the former pectoral fin rays are generally less than 20, in the latter more than 20. 3. In body proportions, the differences between the both types are recognized in the distance from the distal end of snout to second dorsal fin origin and that from the distal end of snout to anal fin origin. 4. The interneural spine (reported by Dr. Murakami) is also discussed, it seemes to be more accurate than by gill raker to distinguish two types.1.佐世保近海産の小サバ(体長13~21cm)92尾,中サバ(19~26cm) 99尾,大サバ(28~38cm)50尾合計241尾につき,其の第一鰓弓の鰓耙数・胸鰭軟条数・体比例を計測した.2.第一鰓弓の鰓耙数は特に下肢上の鰓耙数に於てゴマサバとマサバを区別するに適し,24~26本がゴマサバ,27本以上がマサバで其の誤差は3~8%である.3.胸鰭軟条数に於ても差異あり,18・19はマサバ,21・22は殆んどゴマサバである.4.体比例では体高・体幅以外に吻端より第二背鰭・臀鰭迄の長さの頻度分布のモードに差異が現われ,又其他にも頭長等異なる処がある.5.尚村上・早野氏により発表された担鰭骨数をも検査し,我々の資料に於ても之が甚だ良い識別点となることを認め,之と斑紋及び鰓耙数との相互の関係を検討した.
著者
田村 修一 石隈 利紀
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.438-448, 2001-12-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
38
被引用文献数
4 11 27

この研究は, 指導・援助上の困難に直面した教師が, どのように他の教師に援助を求めるかについて明らかにし, 加えてバーンアウトとの関連について明らかにすることを目的に実施された。日本の中学校の教師155名から質問紙を回収した。分析の結果, 以下のことが明らかになった。男性教師の場合は, 教師自身の指導・援助に対する同僚からの批判を感じている人と, 同僚に助けてもらうことに抵抗のある人のバーンアウト得点は深刻であった。そして, 同僚からのソーシャル・サポートがある人のバーンアウト得点は低かった。女性教師の場合は, 生徒からの反抗の多い教師と, 同僚に助けてもらうことに抵抗のある人のバーンアウト得点は深刻であった。この結果から, 教師へのサポートをどのように供給したらよいかについて, 考察された。
著者
田村 修治
出版者
東海大学
雑誌
東海大学紀要. 体育学部 (ISSN:03892026)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.71-78, 1998

This is a study to compareof their coaching methods for technique, tactics and physi-cal fitness with handball environment in Korean and Japanese junior highschool and high-school students. Situation of both handball surroundings in Korea and Japan, there are more registeredteams in Japan than Korea. And threre are many games hold in Japan all the year round, butthe other hand there are some games hold in Korea in certain times of the year. Also Japanese take a serious view of concentrated training only for the games. Howev-er, Koreateams are more concentrating on daily basis training, which doesn't have tobe forthe games. There are some methods for coaching technique in Japan, but it isn't so easy to spre ad this method to all over Japan. Because there are big number of teama and coaches who has their own idea of coaching handball. I believe there isn't big differences of methods for basic physical fitness both in Korea and Japan. I also think that National team coaching method is influenced on these young handball players in Korea and Japan.
著者
時松 孝次 田村 修次 鈴木 比呂子
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

戸建て住宅の液状化被害予測・対策・修復技術の向上について検討し、(1)直接基礎建物の被害は、建物階数、接地圧、アスペクト比、地盤沈下量が大きいほど、また表層の非液状化層厚が薄いほど、大きくなること、(2)摩擦杭基礎の沈下挙動は、建物・地盤条件により、抜け上がり、共下がり、めり込み沈下に分類できること、支持杭の被害無被害に杭頭固定度、杭の変形性能と耐力が大きな影響を与えること、(3)液状化対策としてドレーンパイプを基礎外周に設置することが有効であること、(4)鉛直荷重と転倒モーメントに関する安全率により直接基礎の被害をある程度推定できることを示した。
著者
時松 孝次 田村 修次 木村 祥裕 鈴木 比呂子 内田 明彦
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

近年の地震では、近接した同一条件地盤にある建物間で、杭が損傷し上屋は無事であった事例、逆に、杭は無事で上屋が損傷した事例が認められた。このことは、地盤と構造物の相互作用を理解して構造物設計に反映することで、上屋の応答を低減するとともに基礎被害を防止する可能性を示している。そこで、本研究では、地盤と構造物との非線形動的相互作用の理解を深め、その効果を積極的に利用して、上屋応答と基礎応力の低減を図る基礎構造の可能性を検討し、併せて基礎の合理的設計法、限界状態設計法確立に資する試料を整備するために、遠心載荷振動実験、大型振動台実験、数値解析に基づく検討より、次のことを示している。1)土圧、側面摩擦、構造物慣性力の作用の組み合わせは地盤変位と基礎変位の関係、地盤固有周期と構造物固有周期の関係、液状化層厚により整理できること、(2)群杭の地盤反力は非液状化地盤では前面杭で大きくなるが、液状化地盤では隅杭で大きくなり、その結果、杭頭の水平荷重分担は非液状化地盤では前面杭、液状化地盤では隅杭で大きくなる傾向があること、(3)局部座屈と全体座屈の連成挙動の可能性は杭の細長比、地盤の剛性、固定度などにより整理でき、鋼管杭の座屈荷重は、提案する一般化細長比を用いることで鋼構造設計規準の座屈曲線に対応し、現行の圧縮材の規定を準用できること、(4)地盤・杭-構造物系の応答は、入力動の卓越周期、地盤の固有周期、構造物の固有周期の関係、液状化発生の有無、基礎根入れの有無によって変化し、その結果、杭応力の増大に影響を及ぼす基礎根入れ部の土圧、構造物慣性力、地盤変位の作用の組み合わせも異なることを示している。