著者
福島 昌宏 石川 眞 沼田 一幸 神 智之
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

最新核データを用いて、ステンレス反射体付き炉心及び天然ウランブランケット付き炉心に対する高速炉ベンチマーク計算を実施し、反射体効果に関する分析を実施した。
著者
沢田 康次 岡部 洋一 佐藤 俊輔 石川 眞澄 矢野 雅文 津田 一郎
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1996

本研究は平成10年度発足の重点領域研究「脳型計算論と脳型計算システムの設計」準備の調査、企画のための研究である。総括班予定者による会議を3回(仙台1回、東京1回、大阪1回)と班員全員の研究会を1回(仙台)行った。会議においては脳化学の工学的手法とその組織づくりを討論すると共に前年度提出(平成9年度発足希望)の重点領域の申請がヒアリングまで審査に進んだが、採択まで至らなかった理由について徹底的に検討、平成10年発足の申請書にその内容を反映させた。その内容は以下の通りである。1)「脳を知る研究」と「脳を創る研究」を混在させないで本重点領域研究においては工学的観点から後者を強調する。即ち、工学的研究である「脳を創る」研究は脳の機能を参考にするが脳と一致する必要はない。逆に工学的研究においては目的を明確にする必要があり、脳型計算機は入力と出力を明確にし、叉その計算機の性能達成目標を明記すること。2)人工知能との関連と区分けを明確にする、。即ち、人工知能はプログラムによってトップダウン的に記号処理するが、脳型計算機はプログラムを用いることなくミクロな神経細胞の活動をベースにその柔軟性と超並列動作によって所望の機能を実現する。3)本研究を現時点で推進する必要性と本研究におけるプレイクスルーを明確にする。即ち、イメージング技術の発達による脳のアーキテクチャの解明が大きく進んだこと、脳計算論のために非線形力学が急速な進歩を見ていること、及び超微細電子技術と集積化技術が進歩し計算機実装の可能性が増大したことが挙げられる。
著者
石川 眞佐江
出版者
東京藝術大学
巻号頁・発行日
2014-03-25

平成25年度
著者
横山 賢治 石川 眞 巽 雅洋 兵頭 秀昭
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005年春の年会
巻号頁・発行日
pp.149, 2005 (Released:2005-05-24)

サイクル機構の提案する次世代解析システムが持つべきシステム構成(制御層と計算層の2階層からなるシステム構成と汎用スクリプト言語の採用)に基づき、高速炉の燃焼核特性データを炉心設計に効率的に反映するために必要となる新燃焼感度解析システムPSAGEP(Python-wrapped SAGEP-burn code system for Power reactor)の開発に着手した。開発方法として3種類の方法、(a)スクラッチ開発法、(b)カプセル化法、 (c)インクリメンタル法を考え、ここでは短期間で実働システムを構築することを目標にカプセル化法を採用した。新規開発する制御層とカプセル化モジュールの実装にはオブジェクト指向スクリプト言語Pythonを用い、複合部品の再部品化にはPythonの機能を使う。この方針では内部的に従来の構造が残るものの、ユーザは整理された新制御層のみを利用すればよくなり、既存システムの問題点を解決できる。
著者
藤村 喜久郎 徳高 平蔵 石川 眞澄
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.119, no.7, pp.875-882, 1999-07-01 (Released:2008-12-19)
参考文献数
12
被引用文献数
1

Angeniol et al. applied Kohonen's Self-Organizing Maps (SOM) to solve the traveling salesman problem (TSP) and showed to have a practically enough solution obtained for a short time in comparison to a method depending on a conventional neural network in 1988. We confirmed already that a calculation time is shortened further about TSP of 500 cities, by introducing a momentum effect to the renewal coefficient of original method (Angeniol's, method; SOM-TSP). Here, we report that we evaluated a performance of our improved method about TSP of more large 1000, 2000, 10000 cities.
著者
斉藤 和己 石川 眞澄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.465, pp.13-18, 2003-11-14
被引用文献数
1

本稿では,単語頻度ベクトルで表現される文章と,自己組織化するニューロン参照ベクトル間の距離として,通常のユークリッド自乗誤差,多項分布に基づく対数ゆう度,およびコサイン類似度のそれぞれを用いる自己組織化マップ(SOM)について考える.これら距離定義を用いたSOMを統計モデルの観点で定式化するとともに,それらの学習アルゴリズムを導出する.3種のベンヂマーク文書データを用いた評価実験では,定式化した各SOMモデルにおける分類性能や自己組織化マップを比較する.