- 著者
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合志 清一
和泉 吉則
苗村 昌秀
福田 淳
岩館 祐一
山北 淳
山口 孝一
二宮 佑一
- 出版者
- 一般社団法人映像情報メディア学会
- 雑誌
- テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
- 巻号頁・発行日
- vol.48, no.12, pp.1573-1584, 1994-12-20
- 被引用文献数
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3
現在, 1日10時間の実用化試験放送が行われているハイビジョンは, その開発から7年が経過している.ハイビジョンの画質は, その審議過程からも明らかなように充分なレベルにある.しかし, 高画質化は時代の趨勢とともに, 常に求められる要求である.我々は, 現在までに動領域の解像度を向上させる手法について検討を進めてきた.今回, これらの検討結果を踏まえ, 静止領域の解像度を向上, 折り返しの低減等も考慮して, 高画質化エンコーダおよび高画質化デコーダを試作した.この新信号処理方式は, 現行処理方式と比較して画質が向上するだけでなく, 現行受信機とも良好な互換性を保っている.