著者
浅田 博 福田 淳
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.147-152, 2001-12-05 (Released:2011-01-31)
参考文献数
26
被引用文献数
2 2
著者
福田 淳一
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.92-97, 2009-03-10

本論文の目的はモンテカルロ・シュレーションを実務で使ってもらうようにすることである.はじめにモンテカルロ・シミュレーションについて"Riskology"を用いて解説する.次に,「データ白書2007」でのプロジェクト実績データを用いてモンテカルロ・シミュレーションの有効性を検証する.「データ白書」の要員スキルや仕様変更発生具合,プロジェクト実績評価(工期,工数,品質)等のデータをRiskologyでのシミュレーション結果と比較する.筆者の検証によるとシミュレーション結果とプロジェクト実績の工期等は同じような確率分布に従うことがわかった.これはプロジェクト・マネジメントの分野においてもモンテカルロ・シミュレーションが有効であることを示すものである.
著者
合志 清一 和泉 吉則 苗村 昌秀 福田 淳 岩館 祐一 山北 淳 山口 孝一 二宮 佑一
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.48, no.12, pp.1573-1584, 1994-12-20
被引用文献数
3

現在, 1日10時間の実用化試験放送が行われているハイビジョンは, その開発から7年が経過している.ハイビジョンの画質は, その審議過程からも明らかなように充分なレベルにある.しかし, 高画質化は時代の趨勢とともに, 常に求められる要求である.我々は, 現在までに動領域の解像度を向上させる手法について検討を進めてきた.今回, これらの検討結果を踏まえ, 静止領域の解像度を向上, 折り返しの低減等も考慮して, 高画質化エンコーダおよび高画質化デコーダを試作した.この新信号処理方式は, 現行処理方式と比較して画質が向上するだけでなく, 現行受信機とも良好な互換性を保っている.
著者
福田 淳子 Junko FUKUDA
出版者
光葉会
雑誌
学苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
no.904, pp.52-67, 2016-02

The novel The Master of Go was published in 1952 after 10 years' preparation by Yasunari Kawabata. In this novel he focuses on Shusai, a master of go, twenty-first in the Honninbo succession, who died in 1940. In 1938 the Tokyo Nichinichi Shimbun(now The Mainichi)and the Osaka Mainichi Shimbun sponsored the last Honninbo championship match and Kawabata was invited to report on the fourteen sessions in sixty-four serial installments. After Shusai' s death he was moved to write the novel, and based it on these reports. This paper looks at Kawabata' s writings, the history of old iemoto succession system, the dramatic defeat and the death of the old champion, the wartime popularity of the game, strategic actions by the media, and concludes that the novel symbolizes Shusai' s death as emblematic of a dying culture and the change from pre-modern to modern Japan.
著者
福田 淳一 小野 雄二
出版者
社団法人 日本船舶海洋工学会
雑誌
西部造船会々報 (ISSN:0389911X)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.53-61, 1964

The authors tried on to substitute the average sea states by the assumed fully-developed wave spectra following a formula of the Neumann-type: [r(ω,χ)]^2=C_1/ω^6exp(-C_2/ω^2)cos^2χ:0≦ω≦∞ -π/2≦χ≦π/2 The coefficient C_1 and C_2 can be calculated as follows: [numerical formula] H^^〜_<1/3>: average wave height in the average sea states T^^&esim;: average wave period in the average sea states H^^〜_<1/3> and T^^&esim; can be defined respectively as a function of wind velocity based upon the average value of observations. Then, the significant wave height and the average wave period of the assumed wave spectra coincides respectively with the each of the average sea states. A sample of the application of the substitutional wave spectra for the average sea states were presented; The relative vertical bow motions with respect to the water surface of a bulk-carrier in ballast conditions were estimated in the average sea states of North Atlantic, and the critical fore drought with respect to the bow emergence was investigated. The derived results were rather reasonable.
著者
福田 淳
出版者
大日本山林会
雑誌
山林 (ISSN:04872150)
巻号頁・発行日
no.1548, pp.28-36, 2013-05
著者
福田 淳
出版者
一般財団法人 林業経済研究所
雑誌
林業経済 (ISSN:03888614)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.1-16, 2005
被引用文献数
1

欧州諸国では、違法伐採木材を政府調達又は国際貿易から排除する規制措置が実施・検討されている。英国では、2000年に環境大臣が、全ての中央政府機関に合法かつ持続可能な木材の調達に向けた取組を義務付ける声明を発出してから、「アドバイス・ノート」の策定や「CPET」の設置などの具体的な取組を進めてきた。英国のほか、デンマーク、フランス、ドイツ、オランダにおいても、木材に関する調達政策の取組が実施・検討されている。一方、EUでは、木材生産国との自主的な二国間協定に基づき、協定締結国からの木材輸入に合法性証明書の添付を義務付ける「FLEGT証明制度」の検討が進められている。政策導入の影響としては、英国による調達政策の場合、調達される木材を認証木材にシフトさせるような影響を与えること、EUによる貿易政策の場合、第三国経由の迂回輸入や対象外品目への加工による規制の回避を誘発することが考えられる。
著者
森際 克子 福田 淳 山下 勝幸
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.115, no.4, pp.185-192, 2000 (Released:2007-01-30)
参考文献数
48
被引用文献数
11 13

中枢神経系における傷害,虚血に際して,免疫細胞であるミクログリアやグリア細胞が活性化され,サイトカインを分泌して侵入物の撲滅と組織修復を図る.この免疫細胞が,プリン受容体のイオンチャネル型P2XおよびGタンパク共役型P2Yを発現し,傷害された細胞から放出されるATPに応答して,その機能を変化させることが明らかとなって来た.単離培養されたラット網膜ミクログリアでは,非刺激下で,Gタンパク共役型P2U(P2Y2,P2Y4)とイオンチャネル型P22Z(P2X7)が同等に発現しているのに対して,LPS刺激下では,P2Z優位となり,そのCa2+応答が増大する.一方,虚血(低酸素1%濃度)下で活性化されたミクログリアはP2UとP2Zの両受容体の感受性が共に高く,また,P2Uの応答が優位である.この低酸素濃度下では代謝型P2Uの活性化を介してミクログリアの増殖が誘導され,P2Uによる細胞内Ca2+動態と容量性流入がこの増殖機構に関与していると考えられる.さらに,LPS刺激と低酸素の両活性化においてTNF-αとIL-1βの分泌が見られ,その分泌がP2ZのアゴニストBzATPにより亢進し,アンタゴニストoATPにより抑制されることから,P2Z(P2X7)受容体がサイトカイン分泌機構に関与していると考えられる.P2Z(P2X7)はまた同時に増殖を阻止し,アポトーシスを誘導する.このP2Z(P2X7)受容体は,マクロファージ,単球,線維芽細胞のいずれにもあり,サイトカインのみならずプラスミノゲンの分泌にも関与する.TNF-αの転写,遊離にはMAPキナーゼのp44/42およびp38が関与することが示唆されており,P2Z(P2X7)の活性化はCa2+依存性に,NFAT,NF-κをも活性化させて,増殖のシグナル経路を阻止し,アポトーシス誘導経路とp44/42とp38を介する分泌経路を駆動する可能性がある.
著者
福田 淳二
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:挑戦的萌芽研究2010-2011
著者
洞口 治夫 松島 茂 福田 淳児 近能 善範 行本 勢基 松本 敦則 天野 倫文
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

本研究プロジェクトは、日本におけるイノベーション促進政策とクラスター形成政策の実態に焦点をあてた。実証研究の結果、知識マネジメントの方法がイノベーションの起点となっていることが明らかになった。また、政策担当者、産学官連携の実務家とのシンポジウムにおける対話を通じて、日本におけるイノベーション促進政策のあり方をまとめた。