著者
船引 恭平 中村 昌之 釣谷 雅明
出版者
合成樹脂工業協会
雑誌
熱硬化性樹脂 (ISSN:03884384)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.220-235, 1981-12-10 (Released:2012-08-20)
参考文献数
24
被引用文献数
5

有機化合物を熱処理することにより生成する炭素化物の構造は, 主としてX線回折の手法によりいろいろと研究されて来た。また, 電子顕微鏡技術の発展により, これら炭素化物の微細構造を直接かつ正確に観察することができるようになって炭素化の研究に大いに役立っている。最近フェノール樹脂が炭素化材料として種々の用途で用いられるようになってきたため, 炭素化挙動についての関心が高まりつつある。そこで, こゝではまず有機化合物の炭素化・黒鉛化について総括的に触れた後, ついでフェノール樹脂の熱処理に伴って観察される炭素化・黒鉛化の挙動についてまとめてみた。また, 炭素化物の収縮率や強度などの物理特性や, フェノール樹脂の平均分子量やヘキサミン量などが残炭率に及ぼす影響についても論じてみた。さらには, いろいろの測定条件下での発生するガスの種類や量などにも触れ, それぞれについて実験結果や文献を紹介して説明する。
著者
鳥飼 誠之 小澤 通裕 鐘ヶ江 直道 谷 雅明 班目 春樹 宮越 直樹
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会和文論文誌 (ISSN:13472879)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.347-359, 2010 (Released:2012-02-08)
参考文献数
12
被引用文献数
1 2

On March 30, 2007, Japan's electric utilities reported the results of a complete review of their power-generating units to the Nuclear and Industrial Safety Agency of the Ministry of Economy, Trade, and Industry (METI). The Ethics Committee of the Atomic Energy Society of Japan (AESJ) then recommended an assessment method to analyze the seriousness of the problems from multiple perspectives in order to support the public's understanding of the reported problems. Accordingly, the Ethics Committee conducted the assessment. The assessment considered each reported problem associated with nuclear power-generating units and the preventive measures completed between June 2007 and September 2008 (corrective measures continued beyond that period). The results were presented at the autumn conferences of AESJ in 2007 and 2008, and are discussed in this report.
著者
渡邉 敬浩 笠間 菊子 和久井 千世子 渋谷 雅明 松木 容彦 穐山 浩 米谷 民雄
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 = Journal of the Food Hygienics Society of Japan (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.44, no.6, pp.281-288, 2003-12-25
被引用文献数
10 12

遺伝子組換え(GM)食品定性検査方法を用いて得られる測定結果の信頼性確保には,精度管理が不可欠である.そこで当該検査方法を対象とした外部精度管理方法を検討することを目的とし試験を実施した.共通未知試料を同一時期に分析するよう14検査機関に依頼し,回収した報告を基に詳細な解析を行った.その結果,検査環境の保全が不十分であることが原因と考えられる擬陽性判定が認められた.また,NewLeaf PlusおよびNewLeaf Yを対象とした検査方法においては,増幅効率の差異や検出にかかわる諸条件が要因となり,擬陰性判定が下される可能性があることが示唆された.全体としてはおおむね解析結果が予想された結果に一致したこと,また対象検査法において結果に影響を与える要因について示唆することができたことから,本研究で用いられた試験方法が外部精度管理方法として適当であると考えられた.
著者
大野 茂男 平井 秀一 鈴木 厚 秋本 和憲 山下 暁朗 廣瀬 智威 中谷 雅明 佐々木 和教
出版者
横浜市立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010

上皮細胞を初めとする様々な細胞の極性制御の要として働いている普遍的な細胞極性シグナル経路、PAR-aPKC 系の新規構成員として ASPP2 を発見し、細胞極性の制御と細胞死の制御の間の関係を示唆した。PAR-aPKC 系の新たな制御機構として、aPKC 結合タンパク質 KIBRA が aPKCのキナーゼ活性を基質と競合的に抑制し Lgl とは異なる機構で aPKC を通じたアピカル膜ドメイン形成のプロセスを特異的に抑制することを見いだした。