著者
野村 真理
出版者
一橋大学一橋学会
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.97, no.6, pp.887-893, 1987-06-01

金沢大学人間社会研究域経済学経営学系
著者
大津留 厚 柴 理子 桐生 裕子 野村 真理 家田 修 篠原 琢 佐藤 雪野 馬場 優 柴 宜弘 辻河 典子 森下 嘉之 飯尾 唯紀 村上 亮 ボシティアン ベルタラニチュ 米岡 大輔
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2017-04-01

1939年9月4日、アメリカ合衆国の週刊誌『タイム』はその前の週の9月1日にドイツ軍がポーランドに侵攻したのを受けて、「第二次世界大戦が始まった」と報じた。この時、「その前の戦争」が第一次世界大戦の名を与えられることになったと言える。その意味での第一次世界大戦が始まるきっかけになったのは、ハプスブルク家を君主とする諸領邦が最終的に名乗ったオーストリア=ハンガリーが、隣国セルビアに対して、ハプスブルク君主の継承者の暗殺の責を問うて宣戦を布告したことにあった。そしてその戦争を終えるための講和会議が開かれた時、すでにこの国は講和会議に代表される存在であることを止めていた。したがってこの戦争はこの国にとっては「最後の戦争」に他ならなかった。1914年からあるいはその前から始まった、ヨーロッパを主な戦場とする戦争を何と呼ぶのか、これがそれから100年経ったときに問われている。そして呼び方の問題はその戦争の継続した期間の捉え方と関係し、またその後の世界の把握の方法とも関係している。本科研ではセルビア共和国の代表的な現代史研究者ミラン・リストヴィッチ教授を招き、また研究代表者がウィーンで開催された1918年の持つ意味を再考するシンポジウムに参加して国際的な研究動向を踏まえながら、分担者がそれぞれ研究を進めてきた。その成果は2019年5月に静岡大学で開催される西洋史学会の小シンポジウムで発表されることになる。そこでは研究代表者が趣旨説明を行い、「国境の画定」、「制度的連続性と断絶」、「アイデンティティの変容」それぞれの班から報告が行われる。
著者
野村 真理
出版者
一橋大学一橋学会
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.100, no.2, pp.247-262, 1988-08-01

金沢大学人間社会研究域経済学経営学系
著者
野村 真理
出版者
御茶の水書房
雑誌
地域統合と人的移動: ヨーロッパと東アジアの歴史・現状・展望 (金沢大学重点研究)
巻号頁・発行日
no.野村真理, 弁納才一[編], pp.143-176, 2006-03-15

地域統合と人的移動 : ヨーロッパと東アジアの歴史・現状・展望 (金沢大学重点研究)の一部, 第1部 ヨーロッパ 第6章
著者
上田 泰之 浦辺 幸夫 山中 悠紀 宮里 幸 野村 真嗣
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.323-328, 2009 (Released:2009-07-24)
参考文献数
25
被引用文献数
2 1

〔目的〕本研究は,上肢挙上運動時にさまざまな負荷を与えた際の肩甲骨および体幹の運動を分析することにより,どの程度の負荷量が肩甲骨上方回旋,後傾運動および体幹伸展運動を増大させるかを明らかにすることを目的とした。〔対象〕対象は肩関節に疼痛の訴えがない健常成人男性15名とした。〔方法〕無負荷,2 kg,4 kg,6 kgを上肢に負荷した状態での上肢挙上動作を,デジタルビデオカメラにて撮影し,肩甲骨上方回旋角度,肩甲骨後傾角度,胸椎伸展角度,腰椎伸展角度,骨盤前傾角度を算出した。〔結果〕肩甲骨上方回旋角度は上肢挙上角度150°以降で6 kgの負荷が無負荷より有意に大きかった。胸椎伸展角度は上肢挙上角度60°,90°で4 kg,6 kgの負荷が無負荷より有意に大きく,上肢挙上角度120°以降では2 kg,4 kg,6 kgの負荷が無負荷より有意に大きかった。〔結語〕負荷を与えた上肢挙上動作では,肩甲骨上方回旋に加え,胸椎伸展運動も大きくなっていた。
著者
花田 毅一 香川 邦雄 横山 靖子 野村 真一
出版者
日本熱帯農業学会
雑誌
熱帯農業
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.276-283, 1990

浮稲の生育中, 深水によって主茎の葉鞘が水没すると, その葉鞘の葉腋にある分げつ芽の生長が抑制される.深水下の葉鞘水没による分げつ芽の生長抑制の機構を探る目的で三つの実験を行った.第1実験及び第2実験では, 葉齢5又は6以降, それぞれ第4葉又は第5葉の葉鞘を先端まで水没させる深水処理を行った深水対照区と, 同じ深水条件下で第4葉葉鞘と第5葉葉鞘間の間隙 (第4節分げつ芽が生長する空間) 又は第5葉葉鞘と第6葉葉鞘間の間隙 (第5節分げつ芽が生長する空間) の分げつ芽の先端付近の位置に注射針を用いて通気を行った (図1参照) .その結果深水対照区では伸長中の葉身及び葉鞘の伸長が促進され, 葉鞘が水没した葉の葉腋の分げつ芽は生長が強く抑制されたが, 葉鞘間の間隙に通気した区では, 葉身, 葉鞘の生長が抑制されるとともに, 通気を受けた分げつ芽及びその1節下位にある分げつ芽の生長が著しく促進された.特に1節下位の分げつ芽の生長促進が著しく, 浅水対照区に優る生長を示した.<BR>第3実験では, 浅水下で葉齢6の時期に第5葉葉鞘中肋部の基部を切開し, 小窓をあけて第5節分げつ芽 (平均長1.4mm) を水中に露出させた区, 及び同様に水中に露出させた分げつ芽に, 下方に設置したパイプの小孔を通じて通気した区を設けて, 分げつ芽の生長を観察した (図2参照) .対照として無処理の浅水対照区と深水対照区 (第5葉葉鞘水没) を設けた.その結果浅水状態でも水中に露出させられた生長初期の分げつ芽は, 生長を著しく抑制されほとんど生長を停止した.水中に露出した分げつ芽に通気をすると, その分げつ芽の生長が僅かながら有意に促進され, また1節上位の分げつ芽の生長が著しく促進されて, 浅水区に優る生長をした.<BR>これらの実験結果から, 主茎葉鞘内で生長中の若い分げつ芽の生長には空気恐らく酸素の供給が必要であること, 葉鞘先端まで水没するとその葉鞘の内側の間隙と外気間の通気が妨げられ, 酸素の不足もしくはエチレンの蓄積が起こり, それによって分げつ芽の生長が抑制されるものと推測した.しかし, エチレンの関与については, この実験内容からは言及することができない.今後の研究課題である.
著者
野村 真樹
出版者
京都大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究の目的は、多くの計測時間で得られた単一細胞遺伝子発現データを用いて、細胞の状態遷移と力学構造の関係を調べる事である。本研究ではアルゴリズムの開発とそれを用いた単一細胞RNAseqデータの解析を行った。・アルゴリズムの開発本研究で取り扱う単一細胞遺伝子発現データは細胞を破壊して計測するため、同一細胞の時系列変化を追うことが出来ない。その為、データ点の近さ関係を定義してデータ点をつなぐことで擬似的な時間変化を可視化するプログラムの開発を行った。擬似的な時間に並べたサンプルを用いて遺伝子発現量の相関関係の変化を追うプログラムの開発を行った。本研究遂行中に単一細胞RNAseqで計測した遺伝子発現量は細胞周期の影響を強く受けている可能性が示唆された。そこで、遺伝子間の発現量の関係性を調べるために計算トポロジーを用いた非線形解析手法を提案しプログラムの開発を行った。・単一細胞RNAseqデータへの適用iPS細胞から心筋細胞へ分化させた細胞サンプルから、単一細胞RNAseqを用いて遺伝子の発現量を計測した。データの解析には本研究で開発したプログラムを用いた。解析の結果、同一の分化誘導日でも分化誘導効率に起因すると考えられる細胞の不均一性が認められた。また、全サンプルを少数サンプルに分割した後、おのおのに対してWGCNAと呼ばれている階層的クラスタリングを適用して強く相関している遺伝子モジュールを同定した。Jaccard Indexを用いて遺伝子モジュールの近さを判定し、遺伝子モジュールネットワークを構築した。その結果、細胞の分化に伴う遺伝子発現モジュールの動的な変化が観察された。
著者
青柳 富誌生 野村 真樹
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.70, no.3, pp.444-445, 1998

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。

1 0 0 0 OA 優生学と倫理

著者
野村 真理
出版者
金沢大学
巻号頁・発行日
2006-12