著者
長尾 真
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能 (ISSN:21882266)
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, pp.259, 1987-09-01 (Released:2020-09-29)
著者
長尾 真
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.1-8, 1991

今日,情報は社会のすみずみにまで行きわたるようになり,人それぞれによりそれぞれの仕方で活用されるとともに,また種々の影響を社会と個人に与えるようになってきた.従って,情報・情報技術の社会における実態とその影響をよく観察し,情報と人間との相互作用,相互関連性について考えることが必要である.即ち情報社会というものに対する生態学的研究が今日必要とされていると言える.本稿では,これを「情報社会の生態学」と名づけ,その試みを示す.情報の代表的な表現媒体は言語であるが,音や図形・画像,さらには動作などによっても行なわれている.かっては,印刷物に固定された情報以外はすべてその場で消滅してしまうものであったが,電子技術・計算機技術によって,各種の情報が記憶され,処理され,種々の形に変換されて利用されるようになってきた.情報爆発という言葉が示すように,情報表現技術によって膨大な情報が利用できるようになってきているが,それに従って,1人の人間にとって必要な情報の割合が極端に小さくなり,真に有効な情報の取得が困難となってきている.ここでは,社会と情報,個人と情報との関係として検討すべき課題を列挙し,情報の有効性と危険性について考える.
著者
長尾真
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.1983, no.66(1983-NL-042), pp.1-3, 1984-03-16
著者
長尾 真
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. FACE, 情報通信倫理
巻号頁・発行日
vol.95, no.261, pp.55-65, 1995-09-25

自然科学の発展は目覚しい。それは古典力学から量子論へといった質的転換をとげ、今日では科学技術という1つの概念さえ出来上がった感がある。こういった科学の発展を哲学的、歴史学的に考える学問として科学哲学がある。本稿はこれまでの科学哲学の考え方を批判し、新しい科学哲学的立場を明かにするとともに、科学は価値中立であるが工学はそうでないこと、工学は人間を中心として価値概念を伴った設計という立場から科学技術を駆使するものであって、工学の方が科学技術よりはるかに困難であるが崇高な倫理的課題を伴ったものであることを明かにする。
著者
長尾 真
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.1056-1059, 2011-08-15
著者
森 信介 土屋 雅稔 山地 治 長尾 真
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.48, pp.93-99, 1998-05-28

本論文では、確率的モデルによる仮名漢字変換を提案する。これは、従来の規則とその重みに基づく仮名漢字変換と異なり、入力に対応する最も確率の高い仮名漢字混じり文を出力とする。この方法の有効性を確かめるため、片仮名列と仮名漢字混じり文を有するコーバスを用いた変換実験を行ない、変換精度を測定した。変換精度は、第一変換候補と正解の最長共通部分列の文字数に基づく再現率と適合率である。この結果、我々の提案する手法による再現率は95.07%であり、適合率は93.94%であった。これは、市販の仮名漢字変換器の一つであるWnn6の同じテストコーパスに対する再現率(91.12%)と適合率(91.17%)を有意に上回っており、確率的モデルによる仮名漢字変換の有効性を示す結果となった。In this paper, we present a kanji-kanji converter by a stochastic model. Given an input this method returns the most probable kana-kanji character sequence. For its evaluation, we converted kana sequences of a corpus containing kana-kanji sequences. The criterion we used is the ratio of the length of longest common subsequece. The recall and precision of our method are 95.07% and 93.94% respectively. This result is much better than that of Wnn6 (recall: 91.12%; precision: 91.17%).
著者
長尾 真
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.8, pp.616-622, 2015-11-01 (Released:2015-11-01)
参考文献数
1

情報には種々の形態がある。話し言葉と書き言葉による表現のほかに,図や絵画,写真や動画像,それらの種々の組み合わせなどによって情報が表現され,伝えられ,理解される。しかしできるだけ正確に情報表現の内容や意味するところを理解させるためには,言語,特に書き言葉によらざるをえない。そういった意味で,言語は情報表現のコアとなる存在である。ただこれをコンピューターで扱うためには多くの困難を伴う。それがどのようなものか,どこまで解決してきているか,これからの課題と言語技術の応用としての言語産業の将来について展望する。
著者
長尾真
雑誌
研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.12, pp.1-12, 2012-11-15
著者
長尾 真弓 廣政 幸生 井上 賢哉
出版者
日本フードシステム学会
雑誌
フードシステム研究 (ISSN:13410296)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.219-224, 2023 (Released:2023-03-23)
参考文献数
13
被引用文献数
1

The purpose of this study was to clarify the actual status of game meat consumption and consumption intentions in urban restaurants, and to examine measures to increase consumption. The implications of the analysis are as follows. 1.Game meat served at casual restaurants tend to be a low evaluation. Cooking techniques and menu development will be important. 2. Potential consumers are consumers with a strong desire to explore food and a strong sense of meat-loving, but at present, concerns about sanitation are having a negative impact on the expansion of consumption. Therefore, providing information from restaurants to consumers about safety between is important.
著者
長尾 真
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.1043-1044, 2017-10-15

2 0 0 0 OA ご挨拶

著者
長尾 真
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, pp.234-235, 2018-06-15 (Released:2018-07-17)
著者
森 信介 土屋 雅稔 山地 治 長尾 真
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.48(1998-NL-125), pp.93-99, 1998-05-28

本論文では、確率的モデルによる仮名漢字変換を提案する。これは、従来の規則とその重みに基づく仮名漢字変換と異なり、入力に対応する最も確率の高い仮名漢字混じり文を出力とする。この方法の有効性を確かめるため、片仮名列と仮名漢字混じり文を有するコーバスを用いた変換実験を行ない、変換精度を測定した。変換精度は、第一変換候補と正解の最長共通部分列の文字数に基づく再現率と適合率である。この結果、我々の提案する手法による再現率は95.07%であり、適合率は93.94%であった。これは、市販の仮名漢字変換器の一つであるWnn6の同じテストコーパスに対する再現率(91.12%)と適合率(91.17%)を有意に上回っており、確率的モデルによる仮名漢字変換の有効性を示す結果となった。