著者
花輪 剛久
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.12, pp.1146_1-1146_1, 2016 (Released:2016-12-01)

今夏,筆者は夏季休暇を利用してアメリカのミネソタ州に1週間滞在した.多くの方々から「なぜミネソタなの?」とたずねられたが,ミネソタは筆者が留学のため家族とともに2005年から2006年にかけて過ごした場所であり,日本語補習校を訪問すること,留学先のボスに最近の研究状況について報告すること,妻が在籍したラボが新築移転したのでそれを見学しに行くこと,そしてアメリカ国内で開設した銀行口座を閉じることなどを目的とした旅行であった.
著者
上杉 志成
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.45, no.11, pp.1147-1150, 2009
参考文献数
3
著者
斉藤 毅
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.69-69, 2014 (Released:2016-02-01)
参考文献数
4

オレキシン(ヒポクレチン)は,摂食調節や睡眠・覚醒の制御など重要な生理機能を誘導する神経ペプチドであり,AとBの2種が知られている.オレキシンの発見以来,国内外の多くの製薬企業がオレキシン受容体拮抗薬の開発に乗り出し,最近では不眠症治療薬としてスボレキサントが米国食品医薬品局へ承認申請されたことでも記憶に新しい.オレキシン受容体拮抗薬は,睡眠へ直接的に誘導できることから画期的な新薬として期待されている.一方,オレキシン受容体には1型(OXR-1)と2型(OXR-2)が存在し,選択的拮抗薬とデュアル拮抗薬のどちらを開発すればよいかという明確な知見はない.これまでに臨床試験に辿り着いた拮抗薬はいずれもデュアル拮抗薬であり,スボレキサントを除いては,すべて開発から撤退されている.そこで本稿では,今後のオレキシン受容体拮抗薬開発に影響を与えると考えられる,Steinerらによって見いだされた1型受容体に対する選択的拮抗薬の開発とその薬理作用について紹介する.
著者
髙屋 宏朗
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.248-249, 2016

私が海上自衛隊を志願した理由は、ペルシャ湾掃海派遣の実績や海外訓練も豊富にある海上自衛隊であれば海外派遣や国際緊急援助活動に参加できるチャンスが多くあると考えたためである。今回、本誌に投稿の機会を頂いたので、海上自衛隊の紹介、入隊後の海上自衛官としての初級教育および今まで17年勤務した中で得られた貴重な経験を紹介する。
著者
大沢 仲昭 菊谷 豊彦 庄司 順三
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.17, no.12, pp.1139-1144, 1981-12-01

55年度医薬品総生産額は3兆4,821億円といわれ, 国民の健康は十分過ぎる程保障されている.しかるに, 一方で, 生薬はじめ漢方治療が脚光を浴び, ジャーナリストが漢方ブームと呼ぶ現状を, どのように理解したらよいのだろうか.臨床の第一線で活躍される両先生に大いに語っていただき, 生薬関係者にも数々の問題を提起していただいた.流石に論客, 予定時間内に提供された興味ある話題が, 編集上, 著しく割愛されたことは残念この上もないことである.
著者
竹内 洋文
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.362-363, 1990-04-01