著者
杉本 武
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文芸言語研究 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
no.37, pp.1-12, 2000

日本語の受動文には、次のa.のような、「所有者受動文」などと呼ばれる受動文のタイプが存在する。 (1) a. 太郎は暴漢に頭を殴られた。 b. 暴漢が太郎の頭を殴った。 (2) a. 太郎は先生に息子をほめられた。 b. 先生が太郎の息子をほめた。 これらの受動文は、見かけ上、b.のような文の目的語を修飾する名詞句が主語になっている。 ...
著者
林 史典
出版者
筑波大学
雑誌
文藝言語研究. 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.165-183, 1983
著者
冨樫 純一
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
no.48, pp.77-93, 2005

感動詞「ええ」には、イントネーションの異なりによる3種の機能が認められる。 (1)ええ、そうですね。 (2)ええ? そうなんですか? (3)ええ-、なんでしたかねぇ。 (1)は下降調イントネーションで、肯定や承諾を示す。(2)は上昇調イントネーションで、いわゆる問い返しを表す疑問の表現である。 ...
著者
城生 佰太郎
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文藝言語研究 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
no.36, pp.35-49, 1999

小稿は、城生佰太郎(1999)に続く連載形式をとる研究ノートである。本稿との関連を明らかにするために、以下に前回までの目次を揚げておく。 1.アルタイ諸語概説 1.1定義と呼称 1.2文献資料 1.2.1モンゴル語 (1)契丹文学文献 (2)蒙古文学文献 (3)パスパ字文献 (4)アラビア字文献 (5)漢字文献 (6)トド文字文献 ...
著者
城生 佰太郎
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文芸言語研究 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
no.37, pp.67-85, 2000

小稿は、城生伯太郎(1999-a)、同(1999-b)に続く連載形式をとる研究ノートの3回目である。本稿との関連を明らかにするために、以下に前回までの目次を揚げておく。 1.アルタイ諸語概説 1.1.定義と呼称 1.2.文献資料 1.2.1.モンゴル語 ...