著者
横田 恭平
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.278-283, 2019

<p> 本研究の目的は,2016年の阿蘇山噴火時に噴出した火山灰の影響を濃度と負荷量より確認する.火山灰により,河川水のAlなどの濃度が上昇したが,その影響は2ヵ月以内であった.負荷量については,噴火から5日後には影響を確認できなかった.影響の期間に差異が生じた理由は,河川の流量の違いによるものであった.火山灰の影響度は,F<sup>-</sup>で0.3%と低いが,流量が少ない時期の影響度は5.3%となり,水質基準を超過した可能性があった.</p>
著者
藤長 愛一郎 大脇 遼 諸澤 正樹 渡邊 信吾 松下 稔
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.172-179, 2014-03-20 (Released:2014-04-01)
参考文献数
18

2009年に世界中で流行した新型インフルエンザA(H1N1)を対象に,発病する可能性のある感受性者S,保菌者E,発病者I,免疫保持者RへといたるSEIRSモデルを作成した.そして,特定の学校内など局所的,地域的な傾向を予測できる方法として,発病者と接触し感染する人の行動を確率的に捉えてシミュレーションする「動的解析」を行った.この解析結果を微分方程式の数値解と比較し,動的解析の有効性を確認後,現実社会への応用として,学級・学年閉鎖の効果を検討した.
著者
吉田 龍夫
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.3, no.12, pp.818-825, 1974-12-18 (Released:2010-03-18)
著者
津口 裕茂
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.180-184, 2019-07-20 (Released:2020-09-20)
被引用文献数
3 2
著者
島津 康男
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.35, no.9, pp.687, 2006-09-20 (Released:2010-03-18)
著者
堀田 宣之
出版者
Society of Environmental Conservation Engineering
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.277-282, 2006-04-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
36
著者
白石 皓二
出版者
Society of Environmental Conservation Engineering
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.427-431, 2004-06-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
4
被引用文献数
2 1
著者
渡辺 吉郎
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.356-363, 1979-03-18 (Released:2010-03-18)

2 0 0 0 OA 嗅覚の生理学

著者
高木 貞敬
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.2, no.5, pp.304-309, 1973-05-18 (Released:2010-03-18)
著者
遊磨 正秀 小野田 幸生 太田 真人
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.142-149, 2021-05-20 (Released:2021-05-28)
参考文献数
21
被引用文献数
3 1

琵琶湖流入河川においては瀬切れが頻発している.その一つである安曇川の下流部に伏流時水位をも計測できる低水位対応型水位計を設置し,2005-2008年に記録した河川水位から瀬切れの発生状況を把握した.安曇川下流部においては5月から12月まで様々な時期に瀬切れが生じていた.瀬切れ時の河川水位と降水量,農業用水取水,琵琶湖水位との関係を検討した結果,農業用水の取水や琵琶湖の低水位が関与していることが示唆された.琵琶湖と流入河川を回遊する魚類等の保全のためにも,低水位環境をモニタリングができる水位計ならびに流量監視カメラの設置が必要であることに加え,農繁期・農閑期および治水期・非治水期の各季節における河川・琵琶湖における水管理の再検討が必要である.
著者
野内 勇
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.28, no.7, pp.450-453, 1999-07-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
18
著者
岩橋 尊嗣
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.98-106, 1997-02-28 (Released:2010-03-18)
参考文献数
22
著者
G. Leonardos D. Kendall N. Barnard 辻 妙子 西田 耕之助
出版者
Society of Environmental Conservation Engineering
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.3, no.8, pp.579-585, 1974-08-18 (Released:2010-03-18)
参考文献数
4
被引用文献数
5 19

化学工業から発生している臭気を評価するために, 標準化した手順で主要な物質53種を用いて, それぞれのニオイ閾値を測定した.これまでから得られている閾値の値は, 測定法の多様性を反映して著しいバラツキを示しており, これには臭気物質の純度, 測定値の取り扱い, 嗅知覚の定義, 被験者, 他物質の影響, 判定の表現様式などの要因が大きな影響をもつと見られるが, 本実験では, これらの原因にもとつくバラツキを最小にした.バックグランド空気で希釈した臭気物質を満した室内に, よく訓練したオーダーパネルを入れて判定させ, すべてこの観測者がその臭いを認知できた最初の濃度を閾値と定義した.ガスクロマトグラフ法による分取や, 異なった製造過程のものを用いた閾値の測定から各物質の化学的純度の影響をも調べた.各成分の閾値の濃度値は六桁の範囲に及んでおり, トリメチルアミンは最も低く (0.0002/ppm v/v) , 塩化メチレンは214ppm以上となっている.53種のうち, イオウ化合物はppbのオーダーと概して低い閾値を示し, イオウ化合物以外のものについては化学構造や化学作用から, そのニオイ閾値の予測は可能性がきわめて低い.

2 0 0 0 OA 硫酸塩還元菌

著者
松井 三郎 立脇 征弘
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.229-244, 1989-04-30 (Released:2010-03-18)
参考文献数
59
被引用文献数
2 2