著者
新井 誠
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.91, no.1, pp.285-309, 2018-01

はじめに一 参議院議員選挙区選挙における合区の問題点二 両院制の類型, 議会上院の代表性, 投票価値の平等三 参議院議員選挙の制度構想 : 最高裁との対話の中で四 衆参の権限関係との連関を踏まえた参議院構想おわりに大沢秀介教授退職記念号
著者
内山 正熊
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.52, no.12, pp.33-57, 1979-12

研究ノート
著者
川﨑 政司
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.87, no.2, pp.283-335, 2014-02

はじめに一 憲法四一条の位置付け等 1 憲法の規範構造と四一条の位置付け・性格 2 「唯一の立法機関」の原意 3 法の多元化・多様化と四一条二 「唯一の立法機関」をめぐる学説の状況と検討 1 「唯一の立法機関」をめぐる学説の状況の概観 2 若干の検討三 「唯一の立法機関」が問題となった事例等を通じての検討 1 個別的法律 2 規範性の薄い法律 3 委任立法 4 国の行政組織 5 法律制定後の内閣による訂正 6 法律による国の事務の限定と条例による法律の上書き 7 国民投票・国民発案の導入まとめにかえて小林節教授退職記念号
著者
有末 賢
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, pp.19-40, 2016-02

1 はじめに2 集合的記憶と戦争の記憶3 記憶の共有性と継承性4 死者の共有と記憶の共有5 記憶と想起のためのメディア6 個人の記憶の忘却性と非忘却性7 球体としての記憶の三次元空間の動き8 おわりに関根政美教授退職記念号
著者
奥 健太郎
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.47-81, 2014-01

一 はじめに二 自由党時代の政府提出法案と政調会三 自民党結党と事前審査のルール化四 自民党結党直後の事前審査 : 一九五六~一九五八年五 事前審査制の定着と赤城書簡 : 一九五九~一九六六年六 おわりに論説
著者
内藤 恵
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.12, pp.173-210, 2009-12

一 序論二 セクシュアル・ハラスメント事案における使用者の義務1 使用者の不法行為としての構成2 使用者の債務不履行としての構成三 職場のいじめ・嫌がらせ事案における使用者の義務1 職場「いじめ」の私法上の分類2 いじめ事案に見る使用者の職場環境配慮義務四 結語
著者
島岡 まな
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.68, no.3, pp.p61-123, 1995-03

論説一 はじめに二 フランス刑法における文書偽造罪理論とわが国への輸入過程 (一) 一八一〇年刑法典における文書偽造罪規定 I 公文書又は公正証書偽造罪 II 私文書、商業書類又は銀行書類偽造罪 III その他の特殊な文書偽造罪 (二) フランス文書偽造罪理論とわが国への輸入過程 I 文書 II 真性の改変 III 損害 IV 故意 V 偽造文書行使罪三 一九九二年新刑法典における文書偽造罪 (一) 私文書及び私的記録物偽造罪、同行使罪 (二) 行政文書偽造、同行使及び所持罪 (三) 公文書及び公的記録物偽造罪、同行使罪 (四) 偽造関連犯罪 (五) 証明書偽造罪及び関連犯罪四 おわりに
著者
岡原 正幸
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.83, no.2, pp.255-288, 2010-02

一 はじめに : 感情社会学の原点へ二 大森荘蔵の感情論(一) 感情と「心の内」(二) 「即ち」あるいは「共変」 : 生理学と「感情」(三) 風情と感情三 廣松渉の「表情」論(一) 表情の抜本的再考(二) 各種論説の批判的吟味(三) 共感・共振性四 おわりに : 感情を揺さぶる
著者
池田 緑
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, pp.317-341, 2016-02

一 本稿の目的二 ポジショナリティとカテゴリー三 ポジショナリティ論の「領域」四 ポジショナリティと集団の責任(政治的責任)五 ポジショナリティとアイデンティティ六 ポジショナリティ・ポリティクスに向けて関根政美教授退職記念号
著者
寺崎 修
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.229-251, 1978-05

中村菊男先生追悼論文集一, 太平洋戦争末期におけるソ連の対日参戦問題二, 米英「ソ」三頭会談, 英国総選挙及「ソ」ノ対日作戦準備進捗ニ伴フ情勢観察三, 本文書成立の事情四, 本文書内容の検討五, むすび
著者
笠原 毅彦 民事訴訟法研究会
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.64, no.7, pp.153-163, 1991-07

判例研究本文の一部漢字表記: 一、公判未定出記録中の、逮捕状請求の疎明資料として添付された司法警察職員作成の捜査報告書、供述録取書が、被逮捕者との間で民訴法三一二条三号の法律関係文書に該当するか(積極)
著者
並木 和夫
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.62, no.12, pp.205-223, 1989-12

田口精一教授 平良教授 退職記念号序論一, コモン・ローにおける内部者取引規制の発展 (1) Strong v. Rapide 事件 (2) Hotchkiss v. Fischer 事件二, 証券取引法規制一〇b : 五の下における判例の発展 (1) Cady, Roberts & Company 事件 (2) Texas Gulf Sulphur Co. 事件 (3) Chiarella v. United States 事件 (4) SEC v. Dirks 事件
著者
石渡 哲
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.p80-113, 1988-06

研究ノート一 はじめに二 ZPO五二八条三項の問題点三 ZPO五二八条三項の合憲性 (一) 平等条項(GG三条一項)との関係 (二) 審問請求権(GG一〇三条一項)との関係 (三) 権利保護請求権・法治国家の原理(Anspruch auf Rechtsschutz, Rechtsstaatsprinzip : GG二〇条三項)との関係 (四) 司法行為請求権(Jutizgewährungsanspruch GG一四条・二条)との関係 (五) 法律の規定の合憲・違憲性とその解釈四 第一審における失権の回避策 (一) 試験的提出および許容を条件とする提出 (二) 控訴への逃避 (三) 欠席への逃避 (四) 反訴等への逃避五 控訴審における再提出と新提出の取扱いの同一化を試みる解釈論 (一) 失権の可能性の拡大による同一化 (二) 失権の可能性の縮小による同一化六 その他の問題点七 まとめと私見 (一) ZPO五二八条三項の解釈上の問題に関する私見 (二) 更新権制限に関する立法政策論
著者
オステン フィリップ 横濱 和弥
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 = Journal of law, politics and sociology (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.90, no.2, pp.51-59, 2017-02

資料[訳者まえがき]第二五章 集団殺害犯罪, 人道に対する犯罪, 戦争犯罪集団殺害犯罪人道に対する犯罪人に対する戦争犯罪所有権及びその他の権利に対する戦争犯罪国際的活動に対する戦争犯罪並びに特殊標章及び国籍標章の不適正な使用禁止された戦闘方法の使用による戦争犯罪禁止された戦闘手段の使用による戦争犯罪上官としての責任監督義務の違反犯罪の通報の懈怠指揮又はその他の命令に基づく行為侵略犯罪
著者
杉田 貴洋
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.82, no.12, pp.275-292, 2009-12

一 問題意識の提示二 新株予約権制度創設から会社法制定前1 学説2 検討三 会社法制定後1 現行制度の概要2 無効事由ある新株予約権発行と新株予約権行使の効果3 行使条件違反の新株予約権行使の効果4 発行可能株式総数超過の場合四 結語
著者
大石 裕
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.84, no.6, pp.107-126, 2011-06

十時嚴周先生追悼論文集論説一 はじめに―「小泉政治」と世論二 意見の集合体としての世論(1) 支配的世論と複数の世論(2) 意見の表明三 世論と世論調査の問題点(1) 世論と輿論(2) 世論調査批判と再批判(3) メディア政治︑世論︑世論調査四 結び
著者
細谷 雄一
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.83, no.3, pp.167-193, 2010-03

はじめに一 ケナンの戦略思想の形成(一) モスクワからワシントンへ(二) 「最終兵器 (The Absolute Weapon)」二 「現代戦略の形成者(Makers of Modern Strategy)」(一) マキアヴェッリ(二) ジョミニ(三) クラウゼヴィッツ(四) スミス、ハミルトン、リスト(五) エンゲルスとマルクスおわりに
著者
太田 達也
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.70, no.9, pp.85-122, 1997-09

資料はじめに受刑者の平均収容人員新受刑者女子受刑者死刑確定者社会化教育少年未決拘禁者再入者率仮出獄・釈放前帰休レミッション端正施設における事故保護観察対象者矯正施設の数矯正施設の収容定員と収容状況矯正施設における設備矯正施設の職員おわりに
著者
増田 弘
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.37-62, 1999-05

論説一、はじめに二、日本再軍備構想の始動段階……一九四八年 1、ロイヤルの日本再軍備構想 2、ケナンとNSC一三 3、マッカーサーの抵抗三、日本再軍備構想の修正段階……一九四九年 1、JCSの介入とNSC四四 2、国務省の介入とNSC四九 3、再軍備計画をめぐる国務省と国防省・JCS間の対立 --(七二巻四号)四、日本再軍備構想の実施段階……一九五〇年 1、平和条約をめぐる国務省と国防省・JCS間の対立 2、ダレスの介入と調停 3、朝鮮戦争勃発と日本再軍備の開始五、 おわりに --(以上本号)