著者
花岡 和則
出版者
学会出版センタ-
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.17, no.9, pp.p603-605, 1979-09

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著者
林 恭三
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.12, pp.817-820, 1973-12-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
10
著者
渡辺 大輔
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.10, pp.723-729, 2012-10-01 (Released:2013-10-01)
参考文献数
22
被引用文献数
1

清酒は,世界の醸造酒の中で最もアルコール度数の高い飲料の一つであり,長年育まれてきた高い醸造技術によりその製造が可能となった.特に,清酒中のエタノールやさまざまな香味成分を生産する「清酒酵母」については,先人たちがより旨い清酒をより効率的に造るために多くの試行錯誤を繰り返した結果,現在のような優れた醸造特性を有する菌株群にたどり着いたのだろうと推測される.では,この清酒酵母を清酒酵母たらしめる原因とは一体何であろうか? 近年行われた清酒酵母のゲノム解析およびトランスクリプトーム解析の結果を活用することにより,清酒酵母の特長を生み出すメカニズムが遺伝子レベルで徐々に明らかになってきたので,現在までに得られた知見について紹介する.
著者
岸本 徹
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.659-664, 2018-09-20 (Released:2019-09-20)
参考文献数
17
被引用文献数
2

“香り”は食品や飲料のおいしさを決定づける大きな要素である.そのためビールの香りに関する多くの研究が進められ,さまざまな特徴に寄与する香気成分が明らかにされてきた.これまでビールの香りの研究においては,その特徴への「寄与度が高い」香気成分に着目されてきた.一方で,ビール中で大多数を占める寄与度が小さい香気成分群の役割については,ほとんど考察されてこなかった.本解説では,ビール香味への香気成分の寄与について,これまでの報告から紹介するとともに,一方で,寄与度が小さい大多数の香気成分群の寄与について,筆者らが得た知見をもとに紹介する.