出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.7, no.10, pp.54-59, 1998-11

消費不況の真っただ中にもかかわらず,ここ4年間で年商を約3倍に伸ばし続ける店頭公開企業がある。全国に84店の美容室チェーンを展開する田谷だ。 徹底した顧客情報の活用で固定客をつかむと同時に,美容師ごとに業績の責任を負わせる目標管理制度などの独自の仕組みでチェーン化を実現。20万店がひしめく美容院業界で,快進撃を続けている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.12, no.12, pp.98-101, 2004-01

三菱商事の業績が好調だ。2003年4〜6月の第1四半期連結決算は、売上高が3兆5618億円で前年同期比17.9%増。営業利益は305億1100万円で同44.4%増を達成した。2004年3月期の通期では、売上高14兆3000億円、営業利益1200億円と、それぞれ前期比7.28%、同19.2%の増加を見込んでいる。 同社の快進撃は、独自の連結経営管理手法が功を奏した結果だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, pp.68-74, 1999-09

「ベルギー」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。一般にはチョコレートや小便小僧、最近ならダイオキシン騒動といったところか。首都ブリュッセルにはEU(欧州連合)の本部や、コソボ紛争で脚光を浴びたNATO(北大西洋条約機構)の本部があることを知る人も多いだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.74-79, 1999-02

「花火大会の会場に近い食品スーパーでは何が売れるのか?」。この問題の答えを見つけるには,POS(販売時点情報管理)データを見て,当日の単品別の売れ行きを分析すればよいと考えるのが普通だろう。 ところが,POSデータを調べてみると,ある店舗ではおにぎりやサンドイッチが売れたのに対して,別の店舗では弁当が多く売れたことがわかった。
著者
小林 栄三
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.8, pp.26-30, 2004-09

●小林さんは、CIO出身であり、入社以来、情報事業関連の営業を手掛けてきました。だから、ITに極めて強いといわれています。丹羽(宇一郎現会長)さんの後を受けて、伊藤忠をどんな会社にしていかれますか。小林 丹羽が社長としてやってきた6年間というのは、バブル崩壊の後遺症に対して対処してきました。
著者
山鳥 忠司 森田 広一
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.9, pp.216-219, 2004-10

この7月の酷暑は、身体にこたえるものでしたが、皆様はどのようにやり過ごされたでしょうか。海や山へ行く、プールに行く、あるいはどこも暑いのでエアコンの効いた会社で仕事をする、はたまた、家でごろごろと過ごす——。いろいろな対処法があることと思います。 それぞれの案には一長一短がありますが、意識せずとも優先順序を付けて、どれか1つを選んでいるのが現実です。
著者
山鳥 忠司 森田 広一
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.8, pp.210-213, 2004-09

7月11日に参議院議員選挙が実施されました。読者の方々も投票所に足を運ばれたたことと思います。ところで、皆様は、どのようにして候補者を選択したのでしょうか。 当然、最終的にはご自身で決めたわけですが、決定に至るまでにどのような経緯を踏んだのでしょうか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.174-177, 2006-08

農機を製造するクボタが、1998年からSCM(サプライチェーン・マネジメント)改革に取り組んでいる。農家戸数の減少が続くなど市場環境の変化に対応するためだ。そのために取り組んだのが、在庫を多く抱えて顧客の要望に対応する見込み製造からの脱却だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.14, no.10, pp.88-91, 2005-11

クレディセゾンは、期日に入金されない延滞客への督促電話を毎月、平均24万件かけていた。だが、一口に延滞客といっても、引き落とし口座にうっかり入金し忘れているだけの会員もいれば、経済的な理由で入金が遅れているなど、様々な事情がある。従来は、顧客の状況に基づいて電話の優先順位を判断するための仕組みがなかった。
著者
鈴木 大樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.196-199, 2006-08

新卒社員のうち3割の人が、入社してから3年未満で辞めてしまう時代になりました。コストをかけてじっくりと選抜し、採用した人材です。できる限り長く会社にいてほしいというのが企業側の思いでしょう。ただし若者たちは「思っていたのと違う」「将来性が見えない」などの理由で、いとも簡単に辞めてしまうように見えます。
著者
松尾 美枝
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.238-241, 2007-02

11月21日に企業会計審議会内部統制部会の公開草案が公表された。より詳細な実務上の指針(実施基準)が出たことで、日本でも内部統制の構築を具体的に進める指針案が出たことになる。 今回は、既に内部統制報告書が初年度・2年目と2回提出されている米国で公表された内部統制の欠陥例を解説する。
著者
多田 正行
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.88-91, 2005-02

ただ まさゆき氏:1947年生まれ。ロッテリア、チーズブロー・ポンズ・ジャパン・リミティッド、日本タッパウェアなどでシステム企画に携わった後、93年に独立。現在「eCRM塾」主宰。著書に「売れるしくみづくり」(ダイヤモンド社)、「コールセンター・マネジメント入門」(悠々社)、「コトラーのマーケティング戦略」(PHP研究所)など。
著者
多田 正行
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.11, pp.84-87, 2004-12

ただ まさゆき氏:1947年生まれ。ロッテリア、チーズブロー・ポンズ・ジャパン・リミティッド、日本タッパウェアなどでシステム企画に携わった後、93年に独立。現在「eCRM塾」主宰。著書に「売れるしくみづくり」(ダイヤモンド社)、「コールセンター・マネジメント入門」(悠々社)、「コトラーのマーケティング戦略」(PHP研究所)など。
著者
小林 暢子
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.131-139, 2006-03

企業の法令違反を社員が社内外に通報しても、それを理由に解雇や左遷などの措置を受けない——2006年4月に施行される「公益通報者保護法」は内部通報を促進し、企業に巣食う「膿うみ」を浄化する目的を持つ。この法律に対応し、内部通報の窓口整備から事実調査、再発防止までのシステムを整備することが迫られている。
著者
西垣 智裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.12, pp.200-203, 2007-01

米国では2002年に企業改革法(サーベンス・オクスレー法、SOX法)が制定され、適用3年目に入っている。我が国でも2006年6月7日に金融商品取引法が可決成立し、いわゆる「日本版SOX法」が2008年4月1日以降に開始する事業年度から適用される予定だ。
著者
亀田 高志
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.7, pp.88-91, 2011-08

近年、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントに関する研修や情報提供が企業の管理職に対して盛んに行われるようになっている。一方で、パワハラが自殺やメンタルヘルス不調の原因だとする労災申請や裁判例も出ている。 ハラスメントはどんな職場でも起こり得る。その最中にはなかなか対応がなされず、メンタルヘルス不調や自殺のような深刻な事態になる。
著者
鈴木 洋
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.19, no.7, pp.100-103, 2010-08

今回は海外子会社(製造業の現地工場)の経営層の視点からIFRS(国際財務報告基準、または国際会計基準)適用プロジェクトに対する悩みどころとその落としどころを整理する。中堅企業クラスの子会社を想定しお読みいただきたい。主体的な調査・検討に着手 私は製造業の海外現地法人(グループ子会社)である部品製造子会社で経理、経営企画、人事の統括取締役を務めている。
著者
河野 雄貴
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.19, no.11, pp.92-95, 2010-12

今回は、グループ内に複数事業を持つ大手製造業の経営企画部Y部長の視点から、IFRS(国際財務報告基準または国際会計基準)適用の影響を検討する。IFRSを適用すれば、株主など外部のステークホルダーにとっては透明性が増すといわれているが、経営管理という内部視点から見ると、管理レベルの低下を招きかねない面もある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.18, no.10, pp.43-45, 2009-11

消費者に従来のマーケティングが通用しにくくなった今、商品を売るために、時には逆転の発想が必要となる。最近のヒット商品や話題の商品を多数検証したところ、4タイプの「逆転発想」を浮き彫りにすることができた。商品特性を否定する、使われない時間を攻める、短所を強みに変える、高額商品こそネットで売る─である。