著者
染谷 征良
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.25, no.11, pp.82-85, 2016-12

選択肢①は、最悪の事態を想定して直ちに接待を取りやめ、接待相手にも真摯に事情を説明し、現場任せにせずに会社に戻ることを決断しており、意思決定者としての模範的な対応に見えます。しかし緊急度や深刻度など事実関係が明らかにならない状況で、今行っ…
著者
染谷 征良
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.82-85, 2017-06

今回の事例は、メールをきっかけにしたウイルス感染という多くの企業が直面する事態をベースにしています。ウイルス感染の原因は多種多様で、これが唯一の原因というケースはあまりないかもしれません。 しかし、感染の回数が多いもの、少ないもの、被害の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.54-59, 2002-03

スルガ銀行が急速に変身を遂げている。どこにでもある「普通の地方銀行」から、個人客に的を絞り込んだ「リテールバンク」へ——。外からは見えにくいが、その中身はこの数年でガラリと変わった。 スルガ銀行というと、地理的に横浜銀行と静岡銀行という2大地銀に挟まれて、顧客基盤が薄い地銀中位行といったイメージが一般的。
著者
柴田 昌治
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.22, no.11, pp.98-101, 2013-12

ヤマトホールディングス(ヤマトHD)という会社は不思議な魅力を持つ会社である。ヤマト運輸が宅急便を始める前はどこにでもあるごく普通の運送会社だったわけだから、仕事の進め方は基本的に上意下達が当たり前である。指示命令は、今もしっかりと貫徹され…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.48-50, 2006-08

マネジメントの仕組み作りだけで、失敗を生かす組織を作り上げて維持することはできるのだろうか。答えはノーだ。 例えば、三洋化成工業のチャレンジ契約制度をまねしてみても、もし経営トップがうっかり「失敗報告はもう聞きたくない」という表情を見せてしまえば、やはり失敗する確率のある挑戦はしないほうが無難だと社員は考えてしまう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.11, pp.168-171, 2004-12

「店舗をオープンした2001年5月〜12月までの売り上げは合計150万円しかなかった。ところが、この9月は月間売上高が約2000万円。ここまでやってこれました」 楽天市場の人気ワイン店「トスカニーワインハウス」の吉田一平・店舗運営責任者はうれしそうに笑う。田舎の普通の酒屋が、全国の顧客を相手にイタリアのワインと食材のある食卓を提案して大ブレーク。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.9, no.7, pp.100-106, 2000-08

「僕のメインバンクはソニー銀行。口座を持っていれば、インターネットでソニー製品を買う時に支払いが楽なんだ」。「私はイトーヨーカ堂銀行よ。セブン─イレブンにあるATM(現金自動預け払い機)を24時間、手数料なしで使えるのが便利」—。 あと1年も経たないうちに、こんな会話が若者たちの間でごく普通に交わされるようになるだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.7, pp.44-47, 2012-08

東京メトロ表参道駅のエキナカ。朝10時にセレクトショップ「ユナイテッドアローズ エチカ表参道店」が開店する。33ほどのコンビニエンスストアのような広さの店内には、傘からアクセサリー、ワンピース、革靴などが所狭しと並ぶ。 新井真悠店長によると、1日1700人ほどが来店。主に20〜30代の女性が多いという。休日は待ち合わせまでの時間調整に立ち寄る顧客が増える。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.196-199, 2000-05

「oneユs(ワンズ)」というインテリア雑貨店をご存知だろうか。淡い色調のクッションやカーテン、色鮮やかで楽しげな雑貨や小物、そしてイスやベッドなどの家具—。シンプルながら、センスのよい商品を品ぞろえすることで、若い女性の人気を集めている。
著者
榎本 朋彦
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.18-21, 2014-03

榎本 興味を持って見始めたのは、ここ2〜3年ですね。まだオムニチャネルという言葉が日本に入ってきていない時代から注目していました。特にメーシーズの動きは10年くらい見続けています。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.78-81, 2003-05

「今回の税制のおかげで、今年度は法人税を2億円削減できる見込み」(アサヒビールの掛貝幸男財務部副部長兼主計課長)、「5億円前後の情報化投資を計画しているので、数千万円の減税になる。非常にありがたい」(北辰商事の石川智彦システム部長)——。 昨年12月、与党3党が発表した2003年度税制改正大綱において、情報化に熱心な企業を対象にした減税制度が組み込まれた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.16, no.7, pp.207-209, 2007-08

「手法を風化させないためには、トップが旗を振って次々と刺激を与えていく必要がある」と川村社長は語る。MP達成キャンペーンで横綱賞と関脇賞を獲得した現場の取り組みからも分かるように、アメーバ経営手法をすべての現場が徹底的に活用する状態に導くには、キャンペーン以外にも様々な全社的な仕掛けが欠かせない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.11, pp.47-49, 2011-12

情報を巧みに活用して現場の改善につなげ、逆境を跳ね返した企業8社の事例を追ってきた。各社の改善活動は、様々な企業の現場に応用できるはずだ。 もっとも、いざ自社に導入しようとした際に、不安を感じる現場リーダーもいるかもしれない。
著者
小倉 仁志
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.76-78, 2014-05

「いっ、痛っ!」。肩を押さえるカズオさん。自動ドアを通り抜けようとしたところ、開きかけたドアに肩をぶつけてしまったのだ。たまたま通路の向かい側を歩いていた同期のミカさんが、心配してカズオさんに駆け寄り、「そそっかしいわね。
著者
柴田 昌治
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.82-85, 2016-04

給料をもらっているわけだから、ちゃんと仕事をしなくてはならないことは、皆よく分かっている。会社が大きくなればなるほど、待遇が良くなり、会社の安定感も増していく。しかしそのうちに、自分ひとりの力ではどうにもならない無数の壁に囲まれて仕事をし…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.5, pp.29-31, 2011-06

コンビニエンスストア大手のミニストップは東日本大震災で約30店舗が営業不能、うち2店を津波で消失する被害に遭った。代表取締役社長の阿部信行は震災後、被災地を2度訪れ、現地の社員や加盟店オーナーの声に耳を傾けた。グループ企業や競合他社に協力を仰いで必要な商品を供給、早期の営業再開を支えた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.6, pp.38-41, 2011-07

東日本大震災から1カ月半後の2011年4月末、津波で消失した2店、福島第一原子力発電所から30km圏内にある3店を除き、ミニストップは全店で営業を再開した。発生直後から社員や加盟店オーナーに向け、「地域で真っ先に店を開けよう」とメッセージを発してきた代表取締役社長の阿部信行は、改めて「我々の店を復興のシンボルにしよう」と檄を飛ばしている。
著者
松井 忠三
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.23, no.7, pp.8-12, 2014-08

これには無印良品ブランドの「浸透度」が影響していました。私たちはライフスタイルを提案する企業です。茶道をベースに簡素を旨とする商品を開発し、全ての商品と店舗で統合した世界観を形成しています。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.11, pp.57-59, 2006-12

2002年夏、カシオ計算機は欧州各地の販売責任者20人を集めた説明会で翌年発売する電子ピアノ「プリヴィア」の概要を説明した。普通なら「売るぞ」と盛り上がるところだが、会場は静まり返ってしまった。価格も重量も従来の半分の商品を主力製品として出すと宣言したのだが、総スカンを食らってしまったのだ。 無理もなかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.7, no.12, pp.276-280, 1999-01

このところ,米国では大口のアウトソーシング契約が急増している。大企業は組織や業界の変化に対処する方法として,社外の情報技術サービス業者に救いの手を求めているのだ。 98年9月だけでも,バンク・ワンとボーイングが相次いで数十億ドル規模の契約を結んだ。以前はこのような大企業がアウトソーシングを次々と導入することはなかった。