著者
荻田 伍
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.12, pp.38-42, 2007-01

2006年3月アサヒ飲料の社長から急きょ、アサヒビールの社長に就任。全国の現場を回ってきた。だが、2006年上半期、ビール系飲料のシェアで5年ぶりに首位の座をキリンビールに奪われた。「シェアはお客様の支持の結果、真しに受け止めて対策を練る」「年間首位は死守したい」と語った。
著者
榊巻 亮
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.104-107, 2015-02

「さっきの会議はどうでしたか? 分かりづらいところはありませんでしたか?」と素直に聞いてもいいだろう。「いいタイミングで助け舟を出していただき、ありがとうございました」でもいい。 そして話のなかで、会議中には遠慮して言えなかったことや分か…
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.23, no.12, pp.38-43, 2015-01

「MD情報分析システム」と「顧客商品分析システム」の開発を手掛けたのが日本テラデータ。三越伊勢丹は当時最高速といわれたデータベース製品「Teradata Database」をいち早く採用。分析のピークタイムである月曜の朝には8000人を超える社員からのアクセスが殺到…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.38-40, 2009-06

マーケティングでは「購買履歴や属性から顧客の嗜好を推測し、最良の商品・サービスを提案すると買ってもらいやすい」とよく言われる。しかし行動経済学の観点から見れば、必ずしも正しくはない。「現実の消費者は、置かれた状況によって判断を変える。Aが好きな人でも、選択肢の示し方によってはBを選ぶことがあり得る」(明治大学の友野典男教授)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.10-13, 2009-06

カタログ通販大手の千趣会は2008年12月期、消費が冷え込む中で1%の増収を確保し、売上高は1582億円になった。しかし、紙代の高騰などでカタログ費用も上昇。営業利益は前期比で半減し、24億円にとどまっている。千趣会は2009年を経営の転換点と位置付け、インターネット通販に大きくシフトする次世代戦略を打ち出した。
著者
尾崎 健一
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.12, pp.86-88, 2013-01

「経営学の父」と呼ばれるピーター・F・ドラッカーは、マネジメントの概念を確立した。70年以上も社会に影響を与え続け、最近では『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)が話題になるなど、今なおその影響力は衰えていない。
著者
平下 治
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.8, no.6, pp.212-217, 1999-07

地図上に多様なデータをビジュアルに表現し、直感的な分析を可能にするGIS(Geographic Information System:地理情報システム)は、今や一般用語として通用するまでになった。 GISはもともと、都市計画や土木分野、あるいは水道や電気、ガスなど地下埋設物の管理といった官公庁での活用が主で、システム構築費も1億円を超えるものがほとんどだった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.11, pp.66-71, 2011-12

2輪車大手のヤマハ発動機は、2008年秋のリーマン・ショックを受け、2009年12月期に2000億円を超える当期純損失を計上した。そこで採算割れしていた国内生産で大規模な構造改革を断行。中核となったのが「理論値生産」と呼ばれる手法である。従来の半分の生産台数でも利益を出せる体制をほぼ確立し、業績は2010年12月期に黒字転換した。
著者
鈴木 義伯
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.9, pp.16-19, 2006-10

東京証券取引所は今年2月、外部からCIO(最高情報責任者)として鈴木義伯よしのり氏(57歳)を招いた。昨年11月から今年1月にかけて、東証は情報システムを原因とした取引停止や誤発注問題に揺れた。鈴木氏は、システム運営体制を立て直しながら、世界の取引所と競争するために約300億円を投じて次世代システムを構築する重責を担う。鈴木氏に方針を聞いた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.10, no.12, pp.213-215, 2002-01

企業情報システムのもろさが、国家安全の危機にまで発展する可能性が出てきた。米国がアフガニスタンへの空爆を開始した後、ジョン・アシュクロフト司法長官は、米国企業数千社のCIO(情報戦略統括役員)や技術部門の責任者、システム管理者に対して、「最高レベルのセキュリティ厳戒態勢」を適用するように警告を発した。
著者
尾上 広和
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.8-12, 2016-06

尾上 日本と海外で市場を分けますと、まず国内は金融機関がちょうど、紙幣処理機の更新のタイミングに差し掛かっています。2004年、20年ぶりに紙幣が刷新された際に、多くの金融機関が紙幣識別ユニットを入れ替えました。あれから10年以上がたち、2014年ごろから…
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.12, no.10, pp.175-177, 2003-11

とんだ1週間だった。金融業向け情報サービス会社、ラディアンス社の情報セキュリティ担当役員ロイド・ヘシオン氏もそう痛感している1人だ。ヘシオン氏は8月15日、インフォメーションウィーク誌の電話取材に対して「ひどい48時間だった」と述べ、「後でかけ直す」と電話を早々と切った。 混乱は8月11日の月曜日、MSブラスターの出現で始まった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, pp.53-55, 2012-07

「スティーブ・ジョブズの英語プレゼン」が大はやり。しかし、自己表現を学べる経営者は他にもいる。まず日産自動車のカルロス・ゴーン社長。フランス語が母国語なだけに、英語では表現が明快。米スターバックス・コーヒーのハワード・シュルツ会長兼社長兼CEOは接客業だけに言葉遣いが優しい。
著者
青山 幸恭
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.24, no.5, pp.8-12, 2015-06

綜合警備保障(ALSOK)が機械警備で培ったITやセンサー技術で攻勢に出る。タフスマホを4000台導入し、新しい「隊員指令システム」も稼働させたばかりだ。セブン銀行のATM管理で鍛えた警備輸送も金融機関から引き合いが増える。
著者
多田 正行
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.13, no.12, pp.84-87, 2005-01

ただ まさゆき氏:1947年生まれ。ロッテリア、チーズブロー・ポンズ・ジャパン・リミティッド、日本タッパウェアなどでシステム企画に携わった後、93年に独立。現在「eCRM塾」主宰。著書に「売れるしくみづくり」(ダイヤモンド社)、「コールセンター・マネジメント入門」(悠々社)、「コトラーのマーケティング戦略」(PHP研究所)など。
著者
小倉 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.86-88, 2012-02

ナゼナゼ社の営業部にて。自席でこの1年を振り返っていたリョウさんが、頭に浮かんだ疑問をミツオさんに投げた。「いつもやっているなぜなぜ分析のことなんだけど、ミツオさんはなぜの繰り返しをどこで止めればいいか、判断に迷ったことはないか?」。実はミツオさんも日頃から、リョウさんと同じことを感じていた。 「そうですね。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.10, no.8, pp.188-191, 2001-09

朝7時。都内に住む学生・A君の携帯電話が鳴った。「おはようございます。フルキャスト××支店の○○です。今日8時からの浦安でのお仕事、よろしくお願いします」。 詳細な仕事の内容や場所、持参する備品などについては前日の夜に携帯メールで通知されている。7時30分、今度はA君が携帯のボタンを押す。「今から家を出ますので、よろしくお願いします」。
著者
池田 弘一
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.11, no.7, pp.24-27, 2002-08

●——今年1月の社長就任時に「元気の出る会社にしたい」と話されていましたが、具体的にはどのような会社を目指しているのですか。池田——なかなか具体的に言えないので、元気という言葉でごまかしている部分もあるんですよ(笑)。要は、元気であるということは、お互いの言っていることがよく通じ合っている、コミュニケーションが良い組織だと考えています。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.36-39, 2011-05

「家は壊れたが私は大丈夫だ。落ち着いたらまた会おう」。テレビカメラを通じて、離れて住む家族にメッセージを送る70代の男性。肉親と離れ離れで避難所生活を送りながら「僕らも頑張るから一緒に頑張りましょう」と呼びかける中学生。東日本巨大地震の被災者たちのメッセージは、「伝える」ことの力を日本中に改めて知らしめた。
著者
小倉 仁志
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジー (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, pp.110-112, 2012-07

前回からの続き。ナゼナゼ社の工場にて。「ちょっといいですか」。昨日海外から帰国したばかりの大山事業部長が岸辺製造部長に声をかける。予期せぬ事業部長の工場訪問に驚く岸辺部長。 「昨日インドからお帰りでしたよね。お疲れ様でした。帰国早々の工場訪問ですか。今日はまた何でしょうか」「私の留守中に色々あったようですね。