著者
伊東 健 蝦名 真行
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.423-429, 2012-06-01 (Released:2013-06-01)
参考文献数
25

抗酸化剤応答配列は親電子性物質による生体防御タンパク質の誘導を担う遺伝子制御配列である.転写因子Nrf2がこの配列に結合して親電子性物質応答を仲介することが発見されてからおよそ15年が経過するが,今やNrf2は細胞の酸化ストレス応答を担う主要な転写因子として認識されるに至り,これを標的にした治療薬開発も臨床試験の段階にまできている.ここでは,最近のトピックスも含めNrf2/Keap1応答経路について概説する.
著者
奥山 治美
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.28, no.3, pp.175-181, 1990-03-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
6
被引用文献数
1 1 5
著者
田村 隆幸
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, pp.668-670, 2010-10-01 (Released:2011-10-03)
参考文献数
8
被引用文献数
1
著者
崔 宰熏 河岸 洋和
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.299-301, 2011-05-01 (Released:2012-04-27)
参考文献数
13
被引用文献数
1
著者
山本 祐司
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.650-656, 2016-08-20 (Released:2017-07-20)
参考文献数
33

糖尿病患者数は増加の一途をたどっており,Ketogenic diet(KD)はその独自性や特殊性から薬剤治療と異なる治療食としての効果が期待されている.また,癲癇やがんへの効果も報告されつつあるが,KDの生体にどのように作用し,影響を与えるかについての生化学的・分子生物学的な報告が少ないことと相まって,KDの使用には疑問が残らざるをえないのが現状といえる.また,KDが生体に及ぼす影響についても多くが事象論にとどまっているが現状である.本稿では,KDの作用メカニズムとして近年の報告を紹介し,その有効性をエビデンスに基づいて示したい.
著者
越阪部 奈緒美
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.10, pp.726-731, 2016-09-20 (Released:2017-09-20)
参考文献数
12

近年植物性食品に含まれるポリフェノール類は,食品の機能性研究の大きなターゲットの一つとなっている.ポリフェノール類を豊富に含む食品の摂取は,心血管系疾患のリスクの低減につながるが,そのメカニズムについてはいまだ不明な点が多い.その理由としては,ほとんどのポリフェノール類の生物利用性が極めて低いことにある.われわれは最近,ポリフェノール類が摂取直後から循環系・代謝系に変化を与えること,またその変化がアドレナリン受容体阻害剤で消失することを見いだした.これらのことは,ポリフェノール類が消化吸収を経ずに,交感神経を刺激することを示している.本稿では,ポリフェノールの作用メカニズム解明に対する最近のアプローチについて解説する.
著者
井上 徹志
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.326-332, 2001-05-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
19
被引用文献数
1