著者
武田 英明
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.588-593, 2016-06-15

リンクト・オープン・データ(LOD)とは,セマンティックウェブ分野で開発・標準化がなされてきた技術によるウェブ上のデータを公開・利用する方式あるいは公開されたデータセットである.本稿ではまずはLODの発展の経緯を述べる.次にLODの基本的な仕組みを説明し,LODの4つの原則を紹介する.さらに,オープンデータの五つ星を含むオープンデータとの関係について述べる.その上で,技術の標準化の動向と適用分野ごとの動向について述べる.LODの適用分野としては,クロスドメイン関係,図書館・博物館関係,バイオサイエンス関係,地理情報関係,政府・地方自治体関係と共通語彙基盤を取り上げて説明する.
著者
富田 達夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, 2016-06-15
著者
筧 捷彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.670-672, 2006-06-15

第68回全国大会の2日目の午後に開かれたシンポジウム「日本学術会議と「情報学」の新展開」について報告する.2005年に日本学術会議の第20期の会員が決まったが,全学問領域にわたる210名の会員の中に15名の「情報学」の研究者が選ばれた.それだけ「情報学」の広がりが認知されたといえる.これを期に日本学術会議会員を招いて,日本学術会議が何を目指すのか,その中で「情報学」にどんな展開が期待されるのかを語っていただいた.
著者
萩谷 昌己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.195-195, 2015-01-15

情報学分野の参照基準については,2014年7月号の「情報処理」で報告したが,本稿では,その記事に対する反応も含めて,参照基準策定の現状と問題点,今後の方向性などについて述べる.
著者
後藤 英一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, 1975-01-15
著者
高橋 秀俊
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.13, no.7, 1972-07-15
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, 2016-05-15
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.566-568, 2016-05-15
著者
加藤 由花
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.564-564, 2016-05-15
著者
原 久太郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.556-559, 2016-05-15

日本で1969年から行われている情報処理技術者試験は,2000年以降アジアに展開されているが,そのアジア展開の経緯,現状,課題等をまとめる.情報処理技術者試験のアジアへの展開はASEAN+日本・中国・韓国の経済大臣会合を契機として始まった.日本のアプローチは,当時すでに国内にITに関する国家試験が存在していた国々に対するものと,当時国家試験が存在しておらず,日本が創設を支援した国々に対するものの2つに大別される.後者の国々では,各々問題作成にも取り組み始めたが,その後,協力して共通の試験問題を作る体制を構築し,2006年以降アジア共通統一試験(ITPEC試験)として実施されている.最後にITPEC試験をとりまく状況や課題をまとめる.
著者
渡辺 博芳
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.555-555, 2016-05-15

能動的学習への転換と情報教育の充実は若い世代のため,将来の我が国のために重要な「教育改革」である.これらを進めることは「大人の責任」と言えよう.
著者
旭 寛治
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.550-553, 2016-05-15

現存する情報処理技術関連の貴重な史料に対して,その保存の努力を称えるとともに末永く後世に伝えることを目的として,情報処理学会歴史特別委員会によって設けられた制度.第1回の2008年度は国立科学博物館で,翌年からは全国大会の場で認定式を行い,情報処理技術遺産には認定証の盾を,また分散コンピュータ博物館には認定書とプレートを,それぞれ関係者に贈呈している.
著者
竹林 洋一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.554-554, 2016-05-15
著者
水本 武志
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.538-540, 2016-05-15
著者
濱崎 雅弘 後藤 真孝
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.532-534, 2016-05-15

本稿では,音楽とWebが融合した研究を紹介し,Web時代の音楽の姿を考察する.音楽を聴く手段としてWeb上の音楽配信・共有サービス等が広く利用されている.音楽について調べたり誰かと語り合ったりする際にも,Webが用いられる.Webにとっても音楽は重要なコンテンツの1つであり,音楽情報処理研究とWeb研究の双方にとって「音楽とWeb」は魅力的で新しい研究テーマの宝庫となっている.そうした新しい研究の成果が結実することで,音楽とWebの融合が今後一層進み,さらに新たな音楽体験が切り拓かれることが期待できる.
著者
伊藤 貴之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.529-531, 2016-05-15